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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2017年04月29日

準備してる?

中国語でn(ん)の発音とng(ん)の発音を説明する時に、

nは口を開いたまま舌を上の歯の裏にくっつけて「ん」
ngは口を開いたまま舌を上の歯の裏にくっつけないで下に置いたまま「ん」

案内という時の「ん」がn
案外という時の「ん」がng

ですという。

あかさたなはまやらわ、で

舌を上の歯につけるのは
た、な、ら
この行の発音が後ろに来るときは自然とnになる

「簡単に」の「ん」 は全部n


唇や歯を閉じちゃうのはn.ngどちらでもないので、
さ、ま
は省いて

そのほかの行の発音が後ろに来るときは自然とngになる

「ハンガリーの田園」の「ん」は全てng

ということは、

私たちは、
無意識に、
次発音する音の準備を考えて、前の「ん」を発音しているということだ。

試してみてほしい

案内というつもりで「あん」と言って止まってみて。

舌が歯の裏にくっついているでしょ?

案外というつもりで「あん」と言って止まってみて。

今度は舌は歯の裏にくっついていないでしょ?


私たちは無意識に、次の発音の準備をしているのだ。


二胡で大切なのは

次の音の準備を全て整えてから音を出すこと


弦は内弦か外弦か
しっかり選んで弓を貼り付ける

指は離すのか置くのか
しっかり弦を踏んでから


それから音を出す


nやngの「ん」のように
前もって、
無意識にできるようになるのが理想だ


でも不思議だね〜
知らない間に何を発音するのかを
準備して発音してるんだね〜日本人

外国人の日本語が
何かしら外国人ぽいのは
こういう違いなのかな。


(そして、
素人の演奏が何かしら素人っぽいのは
こういう違いなのかな。)
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Posted by 由紀子 at 11:36ひとりごと

2017年04月26日

なぜ小指はとろっチ?

タイトルのとろっチ、これ、とろい、鈍くさいということでの小指の愛称(私がつけました)。かわいいな。

あなたの小指、つまり四指は、弾いてない時どこにいますか?
ぜんぜんお呼びじゃない的な位置にいませんか?

こんなふうに弦の後ろまで、くるりんと曲げてしまっていて、お呼びのある時にわざわざ伸ばしてからしか出動できない型。そしてお呼びが終わるとまたくるりんと退却。(くるりんタイプ)

薬指を押さえる時なりやすい。

或いは
こんなふうにツンとそっぽ向いちゃってて、お呼びがかかった時には来るのに時間食う型。そしてお呼びが終わると、すぐ来なくてはいけないと知りつつも、また遠くへツッパリます。(ツッパリタイプ)

くるりんタイプもツッパリタイプも、よくありません。
時間がかかる、手間がかかる。
つまりとろっチ。

こんな感じで出番待機していただきたい。


これらくるりんタイプもツッパリタイプも、原因があります。

原因は、
抱え込みと
指の独立性が足りない。

抱え込みについては
これまでずーと話してきたのでもういいでしょう


で、
指の独立性

これを高める訓練をしましょう。

特に
薬指と小指は仲良しで
困ります。

薬指にくっついて小指も動くし、

小指だけ動かしたくても薬指が行かせてくれない

指の独立性

これについてはまた紹介したいと思います。

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Posted by 由紀子 at 19:01二胡上達

2017年04月25日

抜苗助長

「抜苗助長」

中国の四文字熟語です。

日本語では
「助長抜苗」というようです。

こんなお話です。

 昔、宋の国にある男がいました。

田んぼの稲苗の生長が遅いことに大変気をもんでいました。

とうとうある日、男は田んぼに行き、苗の成長を助けようと全部の苗を少しずつ上に引き上げていきました。

疲れ果てて家に帰り、家族にこう言います:

 「今日はすっかりくたびれた。早く生長させてやろうと思って、苗を引き上げてきてやったよ!」

息子がそれを聞いて慌てて田んぼに行ってみると、そこに植えてあった稲苗はすっかり枯れてしまっていました。



この言葉の意味は、

 不要な助力をして、かえって損なうこと。功をあせって方法を誤るたとえ。



焦らない焦らない!

すぐには育たないもんだよ。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 12:32励まし

2017年04月24日

全ての悪の根源はこれだった?7

さてこのテーマ、今回が最後となるでしょうね。

いよいよ指です。

今までの事が出来てれば、自然と指もできてきます。
ということはですね、
指のことで悩んでいる人は、
ここまでの事が原因かもしれないってことです。


前記事「余分な力ってどうやって抜くの?」にもチラッとそんなことを書きましたが。

まあ、ここまでの時点で、すでに、
深く構える、ということは出来ちゃってます。

つまり、テーマの
全ての悪の根源、は解決しました。

で、分かりやすく、
さらに指について話していきましょうかね。

まず写真


この状態がいい

チェックしていきます。
・人差し指第二関節の真ん中に弦がある、の上に、弦が指の脇に触れているか触れそう。(赤い線)
・第三関節のお山が竿と弦の間に見えている。(青い線)(やや上から撮っています、平行に見ると山は千金に隠れて見えない状態です、手は千金より上に出ないでね)
・親指はガッツリ握らない。


ではみなさま。
深く抱っこして、二胡を身体の中に。
能ある鷹は爪を隠して。

私のブログ愛読者には、この意味通じますね。いつもご愛読ありがとうございます。^ ^
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タグ :構え二胡
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Posted by 由紀子 at 15:30二胡上達

2017年04月23日

むーにゃんくーにゃん?

昔ボランティアグループで老人ばかりのところで演奏した時、

「次の曲はムーヤンクーニャン(牧羊姑娘)です。」
と紹介されると、

ご老人達が
ムーヤンクーニャン?

?むーやんくーにゃん?

むーにゃんくーにゃん?


と口々に練習するのが

おもしろかったのを覚えている  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 18:24ひとりごと