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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2015年04月29日

ナイス発見!!二胡の滑り止め

二胡がくるくる動いて困る時、服で滑ったり動いたりする時、二胡の下に布やゴムを敷いている方がいると思います。

二胡の筒の下にくっついている台のことを琴托といいます。

琴托の下に貼り付けたり取ったりでき、痕跡が残らず、そして滑り止め効果抜群のシロモノを発見した方がいまして、しかも108円で手に入ると。
これはすばらしい発見、シェアさせてもらいましょう。

百円均一店にも売っているとのこと。その他ホームセンターに売ってそうですね。

車のダッシュボード(前の棚)などに、携帯電話などのものを置いておきたい場合、つるつると滑り動くのを防止するゴムのようなシートです。


これを琴托下に貼り付ける。



はがす時も粘着が付かず、ペロンとはがれるし、何度も貼りはがしができる。

服の繊維が付いてしまったら、水で洗えばきれいになり、復活するそうです。

まーぁ、画期的!

ぜひお試しあれ。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 16:01二胡関係

2015年04月25日

ボーリングと同じ

20代の頃、バイト先の仲間と遊びに行くことになった。ボーリングに行こうということで、みんなで遊んだ。私は小さい頃から運動オンチなもんで、この時のボーリングだって、横の溝にばかり落ちて、ちっともうまくいかない。みんなの中で最低の点数。
しばらく日がたち、またボーリングに行くことになった。またか、今度こそ少し倒してみんなの盛り上がりに参加したいと思っていた、が、また溝そうじをしてばかり。ちっともおもしろくない。

私は、これではおもしろくない、練習しよう、と、毎週休みの日はボーリングに行った。あまり練習の成果はでない。
ある日、手にグローブをしたプロっぽい人がいた。毎投ストライクかスペアだ。
私はその人の後ろのほうに行って、どう投げているのか見て、その人が投げる時に後ろで同じようにポーズをした。
なるほど、後ろへ振る時はブンと振っても、投げる時はただボールの重さで前に戻ってくるままに任せて、地面に一番近い時に置くだけだ、投げる時コントロールして投げるんじゃないんだ。

そして自分のレーンに戻って、やってみた。
ボールの重さで自然に振り子のように前に戻るのに任せて、そっと地面に置く。
うまくいった!
力を入れてコントロールしてまっすぐ投げようとしなくていいんだ。
重い玉の重力を利用するんだ。

そこから私のボーリングの腕は上がった。(ま、ましになったというほうがいいくらいだけどf^_^;)
溝そうじからは脱却した。

で、
二胡の弓も同じこと。
力でコントロールしようとしないで、重力に任せて、歩く時にぶらんぶらんと振り子のように動く時のように、自然に振れるのを利用して弾く感じがいい。  続きを読む
タグ :弾き方
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Posted by 由紀子 at 11:59二胡関係

2015年04月20日

10年待つの?

うちにはたくさんのマスコットがいる。

そのうちの一人、二階にいるパクちゃんが久しぶりにリビングに連れて来られ、こう言った
「僕も下(リビング)に来たい」
(リビングにいるとおやつやごはんが食べさせてもらえたり、話かけてもらえたりするのだ)

「そうだね、今年は配属変えがなかったから、みんな場所変わらなかったもんね。じゃ、必ず1年ごとに一人ずつリビングに入れ替わることにしようか。」

「そんなん、1年いた後、次まで十何年も待たんならんやん!それはいやや。
交代としても、毎日一人ずつ変わって十日に一回のほうがいい。」
と、こんな会話が交わされた。

これを人に置き換えるとどうだろう?大好きな人に会いたい。

選ぶならどちら?
孫に10年に1回10日間会えるのと、
1年に1回1日会えるのと。

毎年1日顔を見るのと、
毎週1時間見るのと、
毎日10分見るのと。

どちらがいい?

マスコットの気持ちがわかった?


…じゃ、二胡に置き換えてみよう。



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Posted by 由紀子 at 21:36ひとりごと

2015年04月15日

曲を、聞いて覚えるな

知らない曲を練習する時、模範などを聞いて、メロディーを覚えて、それを基盤に練習するというのはよくない。

確かに、知っている曲は弾きやすい。
聞いたことがある曲は取っ付きやすい。

でも、自分の能力を高めるため、というか、イメージで技術を身につけないため、やめたほうがいい。

イメージで技術を身につけるとは、前の記事に書いた、「メロディー弾くぞ症候群」のこと。

「曲として弾く」ことを最優先してしまい、
手の場所、形、指の動き、弓の動きなどを無視し、冷静さを失って弾くことだ。

それは技術を身につけるというより、ただの我流であり、上達は望めない。

もう一回言う、
冷静さを失って弾くことは上達しない。

逆に言えば、ひとつひとつ確認して意識して弾くことは上達する。

だから、時間はかかっても、自力で、リズムをとってみて、指使いを確認し、試行錯誤する。
それから、やっと模範などを聞いて確認するのだ。

よく、新しい曲に入ると、「どんな曲か一度弾いてみてください」
と言われることがあるが、私は絶対弾かない。

必ず一回、リズムはぐちゃぐちゃでも、ひとつずつ初見を取らせる。

模範を聞くなとは言ってない。
聞く時期は上達に影響するということだ。

曲を聞いて覚えるな、と書いたが、
それは初めの頃のこと。

手が冷静に操作できるようになったら、よい模範を何度も聴いて、表現をまねしたり、イメージトレーニングするのは有用だと思う。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 15:30二胡関係

2015年04月04日

脳と手の関係

よく手がまだ準備できていないのに音を出す人がいる。
左手が、薬指か中指か迷っているのに、もう音を出す。
右手は内弦か外弦か、引き弓か推し弓か、確定してないまま、意識しないまま音を出す。

ちょっと待ってぇや。

そんなことするんやったら練習にならんから。

人間の身体はすぐには動かない。

脳が認識して、各部位に指令を出して、指令が届いてからしか動かない。

だから、車は急に止まれないでおなじみのように、目が危険を認識して脳に伝えられ、脳が判断し、ブレーキを踏めという指令が出て、足が実際にブレーキを踏む、時間がかかる。

楽譜を見て二胡を練習する場合も同じように、
目が楽譜を見て、二指で外弦で推し弓と書いてあるのを認識する、それを脳に伝える、脳は判断し手に指令を出す、左手が中指を押さえ右手が外弦に弓毛を貼り付け、腕の筋肉が縮む用意をする、そして音を出す。

脳から手に指令が行き、動くまでに時間がかかるのだ。

その指令が届かないうちに、適当に引いたり推したりしてはいけないのだ。

ちょっと待ちぃーな!  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 13:17二胡関係