2024年07月25日
基本って必ず守らなきゃダメ?(動画つき)
動画はこちら
https://youtu.be/sjTJAyfMJnU
基本が大事
当たり前だよね
でも二胡の構えとか指の運び方だとか、そんなに守らないといけないの?
そう、音楽は目に見えないから、結局は曲としてリズム正しく音程正しく音色良く弾けてれば、格好なんて、まぁどうでもいいっちゃいい。
じゃなんでそんなに基本を守らなきゃいけないの?
ま、まず基本を守らなきゃ、その正しい音程、速やかな指動き(つまりリズム)が出来づらいよねって事。
じゃ別にちゃんと出来ると言うなら、基本はどうでもいい?いいっちゃいいけど。
ここで次の弊害、
上達しにくい、って事
入門や初級のレベルはそれでいけても、中級、上級と進むのが難しくなっていく。
いいえ、それも結構弾けてる、という事もあるかもしれない。
あるいは、別にそんな難しいレベルのを弾けなくていいって思ってるかもしれない。
だったら弾けてるんだから、もう基本って事にこだわらなくていいんじゃね?
じゃあ、これはどう思うでしょうか?
例えば、包丁で食材を切る時、
普通は猫の手で食材を押さえて切るのが基本だけど、そうしないとしたら…
そう、別に結果的に食材が切れて食べられればいいんだから、いいっちゃいい。
でも、危ないよね、って話。怪我するよって話。
二胡の基本も別に守らなくても、
曲として成り立っていたら、弾けてる事にはなる。
でも、
肩こりがしたり、手や指が痛くなったりという様な事が起こるよ、いいかい?
こう言われると、あ、やっぱり弾けてるだけではダメで、後々辛い思いをする結果になるな、って思ったでしょ。
今、肩こり、手や指の痛みって話で心当たりがある方、
自分は基本が守れているか、再点検してみて。
そう、やっぱり基本は大事。
曲が弾けるようになる事より、基本が守れた弾き方が出来る事に練習を割くべき。
料理が苦手な奥さんが、旦那さんに、さっき話したような危ない包丁さばきで、いくらカレーが作れるようになっただの肉じゃがが作れるようになっただの言われても、旦那さんにしてみれば、いやいやその前に包丁をちゃんと使えるようになってよ、会社で仕事してても家で奥さん怪我してないか心配、って感じ。
先生から見れば、ふるさとが弾けるようになっただの、田園春色が弾けるようになっただの、どうでもいい。
それより基本に気を配って練習してよ、練習のしどころ間違ってるよ、
って思ってる。
補足として:
先生によってやり方が違う、って思うかもしれない。
でも、どれも正しいんだよね。
正しい方法はいくつかあるって事。
でも基本が守れてない方法っていうのは、そのどれにも当てはまらない、
それじゃ怪我するよっていうやり方なの。 続きを読む
https://youtu.be/sjTJAyfMJnU
基本が大事
当たり前だよね
でも二胡の構えとか指の運び方だとか、そんなに守らないといけないの?
そう、音楽は目に見えないから、結局は曲としてリズム正しく音程正しく音色良く弾けてれば、格好なんて、まぁどうでもいいっちゃいい。
じゃなんでそんなに基本を守らなきゃいけないの?
ま、まず基本を守らなきゃ、その正しい音程、速やかな指動き(つまりリズム)が出来づらいよねって事。
じゃ別にちゃんと出来ると言うなら、基本はどうでもいい?いいっちゃいいけど。
ここで次の弊害、
上達しにくい、って事
入門や初級のレベルはそれでいけても、中級、上級と進むのが難しくなっていく。
いいえ、それも結構弾けてる、という事もあるかもしれない。
あるいは、別にそんな難しいレベルのを弾けなくていいって思ってるかもしれない。
だったら弾けてるんだから、もう基本って事にこだわらなくていいんじゃね?
じゃあ、これはどう思うでしょうか?
例えば、包丁で食材を切る時、
普通は猫の手で食材を押さえて切るのが基本だけど、そうしないとしたら…
そう、別に結果的に食材が切れて食べられればいいんだから、いいっちゃいい。
でも、危ないよね、って話。怪我するよって話。
二胡の基本も別に守らなくても、
曲として成り立っていたら、弾けてる事にはなる。
でも、
肩こりがしたり、手や指が痛くなったりという様な事が起こるよ、いいかい?
こう言われると、あ、やっぱり弾けてるだけではダメで、後々辛い思いをする結果になるな、って思ったでしょ。
今、肩こり、手や指の痛みって話で心当たりがある方、
自分は基本が守れているか、再点検してみて。
そう、やっぱり基本は大事。
曲が弾けるようになる事より、基本が守れた弾き方が出来る事に練習を割くべき。
料理が苦手な奥さんが、旦那さんに、さっき話したような危ない包丁さばきで、いくらカレーが作れるようになっただの肉じゃがが作れるようになっただの言われても、旦那さんにしてみれば、いやいやその前に包丁をちゃんと使えるようになってよ、会社で仕事してても家で奥さん怪我してないか心配、って感じ。
先生から見れば、ふるさとが弾けるようになっただの、田園春色が弾けるようになっただの、どうでもいい。
それより基本に気を配って練習してよ、練習のしどころ間違ってるよ、
って思ってる。
補足として:
先生によってやり方が違う、って思うかもしれない。
でも、どれも正しいんだよね。
正しい方法はいくつかあるって事。
でも基本が守れてない方法っていうのは、そのどれにも当てはまらない、
それじゃ怪我するよっていうやり方なの。 続きを読む
2024年07月18日
おやすみ二胡 聴媽媽講那過去的事情をアップしました
音源はこちら
https://youtu.be/BNe9xrLMUiE
中国人のダンナ
まだ日本に来たばかりの頃
料理をする時、絹ごし豆腐をまな板にのせて切り、
「これ取れへん、グチャグチャになる」
と言って困っていました。
豆腐は手にのせて切るねん、と言うと
手が切れるよ、と言って心配してました。
中国の豆腐は木綿豆腐のように硬く、まな板の上で切るんです。
今は充填豆腐が出て、柔らかい物がありますが、充填豆腐は容器にぴったりへばりついているので、スプーンですくって使いますね。
中国人は豆腐を手の上で切ることはないでしょう。 続きを読む
https://youtu.be/BNe9xrLMUiE
中国人のダンナ
まだ日本に来たばかりの頃
料理をする時、絹ごし豆腐をまな板にのせて切り、
「これ取れへん、グチャグチャになる」
と言って困っていました。
豆腐は手にのせて切るねん、と言うと
手が切れるよ、と言って心配してました。
中国の豆腐は木綿豆腐のように硬く、まな板の上で切るんです。
今は充填豆腐が出て、柔らかい物がありますが、充填豆腐は容器にぴったりへばりついているので、スプーンですくって使いますね。
中国人は豆腐を手の上で切ることはないでしょう。 続きを読む
2024年07月11日
耳タイプはちゃんと○を使え(動画つき)
動画はこちら
https://youtu.be/FIWdqdb3yEU
二胡をやる人は、というか音楽をやる人は、
というか、
ま、だから音楽が二胡が好きになると言えるのですが、
"耳タイプ"の人がほとんどです。
耳タイプというのは、
前記事でタイプ別というのを書いたことがあるのですが、
ブログはこちら
https://niko.shiga-saku.net/e1496618.html
YouTubeはこちら
https://youtu.be/tCyy11fIh0U
耳を主な判断基準として使う人です。
耳タイプの良い所(今回の関連の中で)は
音感が良いこと。
メロディを覚えやすいので、暗譜が出来ること。
反対に耳タイプの悪い所は
音感、メロディで演奏しようとするので、
位置の計算、体の感覚を覚えるのができてないこと。
耳タイプの人は
出だしの音を取る時(第一ポジション以外の竿の途中位置の時ですね)、
そしてポジションチェンジの時
音を聞いて、ここかな?って判断します。
これは必要な事です、
が、
音だけで取ってる。
これが良くない。
音以外に何があるかと言うと、
目と体感覚です。
それを全然使わないでいるのは、良くない。
目
ちゃんと目を使って見なくちゃ。
いつも見るわけではないけれども、必要な時、例えばポジションチェンジの感覚をつかむまでとか、遠い位置への跳躍とか。
耳タイプの人の特徴として
音を取る時、目が空中を見てる
二胡を見てない
見ることがない
音外れてても
ひたすら目を空に向けて耳だよりで取ろうとする。
結果、ぜんぜんそんな所じゃないよって位置をゆらゆら音探しをしている。
だってポジション計算なしで音感だけで取るから。
まずちゃんと何ポジかはっきり計算しないといけない
そして手の構え位置はどこにあるべきか分かってないといけない。
耳タイプの人はそういうこと考えないで、頭に浮かんでいるメロディを追ってその音が出る所を探すという作業をする
非常に理性的でなくロジカルでない。
ちゃんと何ポジか、何音分移動か
分かった上で押さえにいかないといけない。
体感覚というのは、
腕の角度、高さ、体の形、体の感覚を主体に音を取ること。
でも、体感覚だけという人はいません、
目や耳を使いつつ体感覚も多く使う
目、耳、体感覚はバランス良く使えているなら理想的。
耳タイプの人はこのバランスが耳に傾きすぎ。
体感覚を使うと、虎口(親指の又部分)の滑り感触でどれぐらい移動するか覚えたり、
腕の形や位置感覚ですぐにハーモニクス位置を捉えられたり、
一ポジに戻る時も体の構え感覚でサッとちゃんと戻れる、
とかいう事ができる。
さっき言ったように、耳タイプの人は、
とにかく耳しか使わない。
いきなりニポジやF調みたいな中途位置は正確に押さえられない、
跳躍ができない、
いちいち滑音をつけて音を探しながらでないとポジション移動が不安定、
グループ演奏など自分の音が聞こえにくい環境だと弾きづらい、
などなど弊害たっぷり。
それを直すには、
ちゃんと目で二胡を見る、
体の感覚に目を向けて覚える、
ってことをしましょうね。 続きを読む
https://youtu.be/FIWdqdb3yEU
二胡をやる人は、というか音楽をやる人は、
というか、
ま、だから音楽が二胡が好きになると言えるのですが、
"耳タイプ"の人がほとんどです。
耳タイプというのは、
前記事でタイプ別というのを書いたことがあるのですが、
ブログはこちら
https://niko.shiga-saku.net/e1496618.html
YouTubeはこちら
https://youtu.be/tCyy11fIh0U
耳を主な判断基準として使う人です。
耳タイプの良い所(今回の関連の中で)は
音感が良いこと。
メロディを覚えやすいので、暗譜が出来ること。
反対に耳タイプの悪い所は
音感、メロディで演奏しようとするので、
位置の計算、体の感覚を覚えるのができてないこと。
耳タイプの人は
出だしの音を取る時(第一ポジション以外の竿の途中位置の時ですね)、
そしてポジションチェンジの時
音を聞いて、ここかな?って判断します。
これは必要な事です、
が、
音だけで取ってる。
これが良くない。
音以外に何があるかと言うと、
目と体感覚です。
それを全然使わないでいるのは、良くない。
目
ちゃんと目を使って見なくちゃ。
いつも見るわけではないけれども、必要な時、例えばポジションチェンジの感覚をつかむまでとか、遠い位置への跳躍とか。
耳タイプの人の特徴として
音を取る時、目が空中を見てる
二胡を見てない
見ることがない
音外れてても
ひたすら目を空に向けて耳だよりで取ろうとする。
結果、ぜんぜんそんな所じゃないよって位置をゆらゆら音探しをしている。
だってポジション計算なしで音感だけで取るから。
まずちゃんと何ポジかはっきり計算しないといけない
そして手の構え位置はどこにあるべきか分かってないといけない。
耳タイプの人はそういうこと考えないで、頭に浮かんでいるメロディを追ってその音が出る所を探すという作業をする
非常に理性的でなくロジカルでない。
ちゃんと何ポジか、何音分移動か
分かった上で押さえにいかないといけない。
体感覚というのは、
腕の角度、高さ、体の形、体の感覚を主体に音を取ること。
でも、体感覚だけという人はいません、
目や耳を使いつつ体感覚も多く使う
目、耳、体感覚はバランス良く使えているなら理想的。
耳タイプの人はこのバランスが耳に傾きすぎ。
体感覚を使うと、虎口(親指の又部分)の滑り感触でどれぐらい移動するか覚えたり、
腕の形や位置感覚ですぐにハーモニクス位置を捉えられたり、
一ポジに戻る時も体の構え感覚でサッとちゃんと戻れる、
とかいう事ができる。
さっき言ったように、耳タイプの人は、
とにかく耳しか使わない。
いきなりニポジやF調みたいな中途位置は正確に押さえられない、
跳躍ができない、
いちいち滑音をつけて音を探しながらでないとポジション移動が不安定、
グループ演奏など自分の音が聞こえにくい環境だと弾きづらい、
などなど弊害たっぷり。
それを直すには、
ちゃんと目で二胡を見る、
体の感覚に目を向けて覚える、
ってことをしましょうね。 続きを読む
2024年07月09日
本番前にこれやろうぞ
メンタリストDaiGoさんの本を読んでいました。
いい事が書いてあったので、みんなにシェアしたいと、本を横に置きこれを急いで書いています。
本番前にするといい演奏ができるかも、な内容。
ワーキングメモリーという言葉を聞いたことがありますか? これは作業記憶とも呼ばれるもので作業や動作に必要な情報を一時的に記憶し処理する能力のことをいいます。
シカゴ大学の心理学者シアン・バイロック教授がおこなった面白い実験があります。実験では大学生の被験者20名に2回の数学のテストを受けてもらいました。1回目はなんの条件もなしにテストを実施します。そして、2回目のテスト前に「成績優秀者には賞金」「成績が悪ければ連帯責任(他者に迷惑をかける)」などのプレッシャーにつながる条件を設定。
そして、チームAの10人の学生にはテスト前に「試験に関する不安」を書き出してもらい、チームBの10人の学生は不安を書き出さずに両チームにテストを実施。その結果、1回目のテストと比較し、チームAは5%正答率が向上、一方のチームBは正答率が12%も低下したのです。
チームAは紙に書き出すことで不安を外に吐き出すことがワーキングメモリーをリセットすることにつながり、2回目のテストにも集中することができたのです。
バイロック教授も本番前に不安を書き出すことでパフォーマンスが大きく向上すると言っています。
という事は、
本番前に不安を全部書き出せば、
いい演奏ができると考えられますよね
やってみ。 続きを読む
いい事が書いてあったので、みんなにシェアしたいと、本を横に置きこれを急いで書いています。
本番前にするといい演奏ができるかも、な内容。
ワーキングメモリーという言葉を聞いたことがありますか? これは作業記憶とも呼ばれるもので作業や動作に必要な情報を一時的に記憶し処理する能力のことをいいます。
シカゴ大学の心理学者シアン・バイロック教授がおこなった面白い実験があります。実験では大学生の被験者20名に2回の数学のテストを受けてもらいました。1回目はなんの条件もなしにテストを実施します。そして、2回目のテスト前に「成績優秀者には賞金」「成績が悪ければ連帯責任(他者に迷惑をかける)」などのプレッシャーにつながる条件を設定。
そして、チームAの10人の学生にはテスト前に「試験に関する不安」を書き出してもらい、チームBの10人の学生は不安を書き出さずに両チームにテストを実施。その結果、1回目のテストと比較し、チームAは5%正答率が向上、一方のチームBは正答率が12%も低下したのです。
チームAは紙に書き出すことで不安を外に吐き出すことがワーキングメモリーをリセットすることにつながり、2回目のテストにも集中することができたのです。
バイロック教授も本番前に不安を書き出すことでパフォーマンスが大きく向上すると言っています。
という事は、
本番前に不安を全部書き出せば、
いい演奏ができると考えられますよね
やってみ。 続きを読む
2024年07月04日
おやすみ二胡 敦煌舞姿をアップしました
音源はこちら
https://youtu.be/3TzdTlMRgbg
レッスン室の床に

糸くずです
これ、何に見えます?

音楽教室のレッスン室
ということから
潜在的に音楽に関係する物に見えちゃいます
私はバイオリンが落ちてる!
と思いました
ト音記号に見えた方もいるかな?
https://youtu.be/3TzdTlMRgbg
レッスン室の床に

糸くずです
これ、何に見えます?

音楽教室のレッスン室
ということから
潜在的に音楽に関係する物に見えちゃいます
私はバイオリンが落ちてる!
と思いました
ト音記号に見えた方もいるかな?