プロフィール
由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人

2014年06月22日

メトロノームを使う

メトロノームはありますか?

メトロノームを持っていない人が割といる。
メトロノームがない人は絶対に買ってください。

メトロノームを持っている人、
メトロノームを使ってますか?

あれが鳴るとかえってリズムが取れなくなるとか、
どうせ合わせられないから、
とかいって使ってないんじゃないですか?

音楽の三大要素
メロディ・リズム・音色 だそうで、
その中のひとつであるリズムは、当たり前だし知っていると思うけれども、もう一度声を大にして言います、重〜要〜です!

そして、正しくリズムを刻む訓練の必須アイテムはメトロノームです。

大工さんが尺を使わずに目分量で家を建てるようなもの。
大工さんが尺の使い方が分からないとしたら、恐ろしくないですか?

音楽をやってる者が、メトロノームを使えないのはダメでしょう。

開放弦練習曲から、メトロノームに合わせてリズムを取る訓練をしましょう。

メトロノームを使いましょう!  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 12:07Comments(0)二胡上達

2014年06月15日

目標

みなさんは、目標を持って二胡をやっていますか?

人に聞かせられるようになりたい、
ボランティアに行きたい、
先生になりたい、
きれいに楽器を奏でられるようになりたい…

私が初めて二胡を始めた日、
先生に、どんな目標で二胡を始めましたか?と聞かれました。
私は答えることができませんでした。
先生は、目標を持った方がいいと言いました。
しかし、その後も目標はありませんでした。

今、その時に戻ったとしても目標は答えられませんね。

目標って、ある方がいいのかな?

目標があったのに、中途でやめていった生徒さんも結構います。

今の私にも目標という遠い所はない。

あるのは、目前の課題に取り組むこと。
弓をブレずに弾くとか、
ここの音を正確に出すとか、
すごく小さなこと。

遠い目標がある方ががんばれる人と、
遠い目標にたどり着くのがなかなかで逆にモチベーションが下がる人といるだろう。

今スランプに落ちてる人、
二胡が楽しくなくなってる人、
練習がおっくうな人、
なんかは、

きっと、曲単位で自分の二胡上達具合を測っている。
今習っている曲を上がることがいいことだと、結果を出せたと思っている。

もっと小さなことで達成感を感じれば、二胡はいつも楽しい。

一曲を仕上げることに必死にならず、
ここの滑音が奏でられた、
この音がきれいに鳴った、
ここのポジションチェンジが成功した、
なんていう一つ一つの動作、音を喜べば二胡を楽しめるし、
その方が上達すると私は思う。


  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 20:03Comments(1)励まし

2014年06月02日

楽しいと苦しい

ボランティア活動をしている生徒さんが、こんな質問をした。
「私は、音がずれているならしっかり指摘して直したり、質の良い演奏を、どこまでも追求して練習するべきだと思うんですが、楽しくやるのが一番大切で、あまり厳しく要求される練習は苦痛を感じるという人もいるんです。先生はどちらがいいとかいう考えをお持ちですか?」

さて、皆さんはどう思いますか?

もちろん、質の良い演奏を目指すことは必要、でもダメ出しばかりは苦しくなる、楽しいのがボランティア活動の鉄則。

一言で済ますなら、どっちも大切。

きっと、そのはざまで揺れてるぐらいがちょうどいいのかも。
みんなと活動するのは楽しい、でも質の良い演奏のために、今の自分より上のことができるようになるために、自分に少しだけムチ打って練習しなければいけない。っていう程度がちょうどいい。


楽しく、を大切にして、
誰も何も言わない。
グループの中には、音のズレを感じることが出来る人がいる、リズムのズレを感じることが出来る人がいる、でも、言わない。或いは、直るまで言い続けることをしない。

こんな感じで続けていくうち、どんどんぬるま湯状態で、質があがることはないだろう。

逆に、毎回厳密なダメ出しの声があがる。音に対して、またはリズムに対して鈍い人は、もうどう違うのかさえ感じられない。自分には合わせられそうにもないという自信喪失感や劣等感を感じる。

こういう人がやめていく可能性があるだろう。

仲間にやめてほしくないし劣等感も感じてほしくない、でも質向上はしっかり目指したい。

単純に言えば、価値観の違い。

楽しいを優先させて仲間感を味わうか、
質向上を優先させて演奏感を味わうか。

だから、そのグループの大半の価値観、考えに合わせるか、グループをやめるかだろう。

或いは、やめていく人がいても仕方ない。

私の考えは、
質向上は永遠に目指すべきで、この人は、音のズレを感じたなら毎回言うべきだと思う。

楽しい派は、楽しいを優先というのを名目に、ぬるいのが好きで、自分に甘いという本質を隠していると思う。

イヤミたらしく指摘する人もいるのだが、このタイプの言うことには中身がない。足引っ張らないでねとか、ちゃんと練習してねとか。本人の劣等感隠しのためで、人を下げることによって自分を上げている。こういう人は適当に持ちあげてるふりをしてスルーしていい。

しかし、質向上のために指摘する人は必要だろう。
ダメ出しの声がないグループは、ゆるりと落ちていく一方だろう。  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 00:02Comments(6)ひとりごと