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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2016年03月30日

全員違うのだ

ポジションチェンジが汗ばんでできないということはないですか?
先生は「持ち方が悪い」とか「やり方が悪い」とか言うかもしれません。

二胡が膝でクリクル回転しませんか?
先生は「持ち方が悪い」とか「構えが違う」とか言うかもしれません。

三指を保留して四指とか、二指を保留して四指とか、保留できない指ありませんか?
先生は「手の形が違う」とか言うかもしれません。

私は以前、のどがゼーゼーして少し呼吸が苦しかったので、病院に行きました。(話がとびますよ、ついてきてね)
先生は「じゃ風邪薬を出しておきますね」と言いました。風邪薬を飲みました。
治らないので違う病院に行きました。
先生は「じゃ風邪薬を出しておきますね」と言いました。風邪薬を飲みました。
治らないので、また違う病院に行きました。
私は実はこの症状の原因を分かっていました。
猫アレルギーです。
次の病院ではもう、こう言いました。猫アレルギーだと思います、と。
先生は「とりあえず風邪の薬を出しておきますね」
そして治らないので、薬を飲み終わったらもう一度同じ病院に行きました。するとそこではじめて猫アレルギー方面の検査をしたり薬を出してもらいました。
私はそれで分かりました。初めはこの症状には風邪をうたがい、それで改善されなければ違うことをうたがう。マニュアルのように。
初めにうたがわれる原因をクリアしないと先に進めない。

さて、そうすると先生の
「手の形」だの「構え方」だの「やり方」だのは、とりあえずうたがうべき要素。(話は二胡に戻ってまっせ、ついてきてね)

しかし、それに終始するべきではないと思う。
手にパウダーをはたくなど邪道だ、二胡の下にゴムを敷くなど邪道だ、などと延々風邪治療するのは違うと思える。

十人十色というように、手の形、関節の動き方、手の柔らかさなどなど、一人一人違う。

何とか方法を考えたり、道具を駆使したり、定番のやり方をあきらめたりして、処方を変えたり考えたりするべきだと思える。

もちろん基本は大事だし、基本型で出来ることを目指すべきだ。(基本型で出来る手ならもちろん風邪薬飲み続けるべき)

でも、風邪じゃないねん、風邪薬は効かへんねん、薬変えるっていうのはありでしょ。
と思えてきた。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 01:14ひとりごと

2016年03月21日

老人会で演奏しました


2016年3月18日
日野の内池西長寿会にて演奏しました。
一緒に歌って、楽しんでくださいました。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 12:45Comments(0)活動記録

2016年03月19日

弓足りん人のための練習法

弓足りん ~_~; っていう時ある?あるでしょう?

普段の4拍のばすとかならできるけど、ここは足らんようになるって所あるでしょう?
今回はそういう弓足りんのための練習法を紹介します。

普通に長弓で4拍続かんとかはそれ以前の話なので、それについては今回は割愛します。

まず、弓足りんのは、そもそも弓の速度がコントロールできてないということです。弓の速度がコントロールできてないというのは、速く弾くべきでないのに速く弾いちゃってる部分があるということです。
で、なぜ弓の速度コントロールがきかなくなるかというと、左手の方に気を取られるからです。

例えば、ポジションチェンジ、装飾音、滑音、四指の伸指などです。

これらに気を取られて、というか、つられてというか、ビューと弓を使っちゃう。んで、足んねぇ〜ってなる。

では練習法を紹介しましょう。

まず、そのビューと弓を使っちゃう場所を特定しましょう。
2音、装飾音の場合は1音に絞ってください。

そしてその2音は弓のどの部分で、どれだけ弓を使うべきか考えてください。
例えば、弓先10㎝だけで弾き終わるべきとか、弓の真ん中1/4で弾くべきとか。

例えば、G調外弦2356と引き弓で弾く時、(3→5はポジションチェンジする場合)問題の場所は3→5です。ポジションチェンジにつられて弓をビューと使っちゃって6は足りない状態。(強弱などの話は置いといて)この4音を単純に均等に割ると、1音は1/4弓を使う計算。ということは3→5は弓元1/4の場所から弓先1/4の間で弾かなければいけない。
この場合の練習は、この3→5の部分だけ練習する。弓元1/4の場所に弓を置いてから3→5と引いて、弓先1/4以上が残っているように練習する。それができたら、2356とやってみる。
初めから何回も2356をひたすら練習するのは効率が悪くて時間の無駄が多い。

もう一つ例を挙げてみよう。
D調
21--という初めの2の上にvvっていう装飾音(ちょっとうまく書けないけど分かるかな?むにゃむにゃってした記号)がついているのを引き弓で弾く場合。

232って速く弾いて1を3拍、2321--です。
この場合、この装飾音に気を取られて232だけで弓をビューっと使っちゃって1は3拍も続かない〜~_~;って、弓足りん現象が起こる。

この場合、問題となる場所はそう、232。
なので、練習法はやはり弓を4等分して、232を1/4だけで弾く練習をします。232は第一音めなので弓を弓元端っこに置いて、弓元1/4だけで232と弾く練習をします。なんなら1/4と言わずもっと短い距離で弾ければなお良い。この232が弓元10㎝ぐらいで弾けるようになってはじめて2321--と練習します。

さて、練習法はこんな感じです。
ポイントをもう一回言うと、ビューっといっちゃう場所を特定して、その音を弾くべき弓の場所と距離を割り出し、その部分だけ練習。です。

補足としてもう一つ。(ま、補足といえどかなり大事な要素だし、これが原因で弓足りん現象になっている場合が結構あるんですが)

そのフレーズの、前の弓で充分端っこに弓を持ってくるように弾いておくこと。

なが〜い引き弓が次にあるのに、ちゃんと弓元まで押し込んでおかないで弓中から引けば、弓が足りなくなるのはアホでも分かる。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 22:32二胡上達

2016年03月12日

知ってる曲

知っている曲は弾きたいし、弾けるのは楽しいですよね。
知っている曲の楽譜があったら、自分で取ってみたりして、弾くこともあると思います。

知っている曲はとても注意してほしい。
何を?
って話ですが。

ぐちゃぐちゃになってるんです。
なんじゃその手つき、今まで習ってきたこと全無視かい?!ってツッコミたくなることになってるんです。

音を知っているがゆえに、指がその音を探しに行く。その音出てるからそれで良い。
ーーいやいや、言い変えよう、指だけがその音を探しに行く。

手の形、ポジション、指間隔、全無視かいっ!

今まで習ってきた、手の形、一ポジション二ポジションだの、半音だの全音だの、このいっときにして全て飛ぶ、飛びまくりじゃ、あ、あ〜りませんか(チャーリー浜風)

だめです!
だめよだめよだめなのよ〜(しまのすけ)
ダメよ〜ダメダメ(日本エレキテル連合)
んーどちらもあんまり好きじゃないな。

音を追う前に、何ポジションかはっきりさせること。

二ポジションで一指がレだから二指がミ 半音で指をつけて三指のファ、と。
音だけ探してとりあえず三指でファらしき音を押さえるのはダメ。
なんだ!その一ポジとも二ポジとも言えぬ場所で適当にばらけた指間隔で押さえてる三指は!(体育会系のノリ)

ピアノの場合、親指がドを押さえても小指は順番にドレミファソと置いてソとは限らない。広げたり狭めたりする。一オクターブ広げたりも。
二胡は例外的な場合を除いて、基本順番に押さえる。一指がソなら二指はラ、三指はシ、四指はドだ。
一指がレなら三指はファ、逆に言えば三指がファなら一指はレに決まっている。

三指でファ弾いた後、ちびっと虎口(人差し指と親指の間のまたの所)を上下にずらして一指のレ探しに行くな。そこの位置のまま動く必要ないはずだ。そこで一指のレが違う音って事はその前の三指のファの行き方がいい加減ポジションだったからだ。もっ一回言う、いい加減ポジションだ。いい加減と言っても良くないぞ、悪い意味だぞ。いい加減ポジションはダメだ、しっかりポジションがいい。

ま、最終的に何が言いたいかっていうと、

音は指で探すんじゃない、ポジションで探すんだ!(踊る大捜査線 事件は会議室で起きてるんじゃない現場で起きてるんだ風)
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Posted by 由紀子 at 17:25二胡上達