2015年07月27日
楽器講師って◯労働
ピアノの先生がこんなことを言っていました。
「この仕事って、らくそうに思われるけど、3人くらい終わった時点でふらふらになってるんですけど。」
って。
やっぱりそうなんだ、って思いました。
他の先生も言ってらっしゃいました。「3人ぐらいでクタクタだ」って。
ずっと座りぱなしで、確かに軽労働。
でも、ずっと集中してます。これは弾いてる生徒さん以上に集中してます。
どこを弾いているか、楽譜を追いつつ、生徒の手を見つつ、直すべきところを探しつつ、更に自分も一緒に弾いたりもしている。そして、直すべきところについてどう説明したら分かりやすいか考え、
次は何をやるかどこを先に直すかを考え…って感じで、目と脳はフル活動。
更に時計にも気を配り、時間配分を考え、時間通りにレッスンを終わらせる。
これをピアノの先生は一人30分、二胡は1時間、3人ぐらいでずいぶんクタクタになります。
もちろん、医療のお仕事のように責任重大でもないし、外仕事のように重労働でもないですが、まあまあな労働です。
そして、不安定。生徒は増えることは少なく、やめるほうが多いですから。
楽器講師って、軽労働とはいえないのかもしれません。
だから何?っていうことはなく、ただのひとりごとです。
今まで、自分の体が弱いから疲れるんだと思っていたけど、その他の先生の話を聞いて、あ、やっぱりヘロヘロになるんだ、って思ったって話。
多い日は一日9〜10時間レッスンしてる私って、なかなか重労働がんばってるよ、って体力に自信のない自分を励ましてるってこと。
しかし、何と言っても、やはり自分の好きなことを仕事にできてることに、感謝してやまない。本当にありがたい。
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「この仕事って、らくそうに思われるけど、3人くらい終わった時点でふらふらになってるんですけど。」
って。
やっぱりそうなんだ、って思いました。
他の先生も言ってらっしゃいました。「3人ぐらいでクタクタだ」って。
ずっと座りぱなしで、確かに軽労働。
でも、ずっと集中してます。これは弾いてる生徒さん以上に集中してます。
どこを弾いているか、楽譜を追いつつ、生徒の手を見つつ、直すべきところを探しつつ、更に自分も一緒に弾いたりもしている。そして、直すべきところについてどう説明したら分かりやすいか考え、
次は何をやるかどこを先に直すかを考え…って感じで、目と脳はフル活動。
更に時計にも気を配り、時間配分を考え、時間通りにレッスンを終わらせる。
これをピアノの先生は一人30分、二胡は1時間、3人ぐらいでずいぶんクタクタになります。
もちろん、医療のお仕事のように責任重大でもないし、外仕事のように重労働でもないですが、まあまあな労働です。
そして、不安定。生徒は増えることは少なく、やめるほうが多いですから。
楽器講師って、軽労働とはいえないのかもしれません。
だから何?っていうことはなく、ただのひとりごとです。
今まで、自分の体が弱いから疲れるんだと思っていたけど、その他の先生の話を聞いて、あ、やっぱりヘロヘロになるんだ、って思ったって話。
多い日は一日9〜10時間レッスンしてる私って、なかなか重労働がんばってるよ、って体力に自信のない自分を励ましてるってこと。
しかし、何と言っても、やはり自分の好きなことを仕事にできてることに、感謝してやまない。本当にありがたい。
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2015年07月21日
聞いてる?
二胡の先生仲間数人から、こんなことを聞いたことがあります。
「生徒さんって、話聞いてないよね?」って。
私も同じことを思っていたので、やっぱりそういうことあるんだ、って思ったんです。
ま、数人の人なんだろうけど?
話をし始めているに弾くのをやめないとか、
話している最中なのに弾き始めてしまうとか、
先生が模範で弾いているときに自分もそれに合わせて弾いてしまうとか…
案の定聞いていないのでもう一回同じことを言わざるをえなくなる。
私は「聞いてくださいね」と言うようにした。これでずいぶんきちんと聞く状態が増えた。生徒さんとしては今聞くのか、弾いて見せるのかを迷っていたのだろう。
ちゃんと進歩する生徒さんには特徴がある。
その1つがこれだ。
先生が話し始めるときっちり手を止めて集中して聞いている。
つまり、これは進歩のコツといえるかもしれない。
だから、皆さんも気をつけてみよう。
先生が話しているときはしっかり手を止めて集中して聞く。先生が、ではもう一度ここからと言うまで勝手に弾かないでおこう。
追伸:弾いている最中にリズムを取ったり気をつけるところを前もって口を挟んだりすることがあるが、それはいわゆるガイドしているので、聞きながら弾きます。
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「生徒さんって、話聞いてないよね?」って。
私も同じことを思っていたので、やっぱりそういうことあるんだ、って思ったんです。
ま、数人の人なんだろうけど?
話をし始めているに弾くのをやめないとか、
話している最中なのに弾き始めてしまうとか、
先生が模範で弾いているときに自分もそれに合わせて弾いてしまうとか…
案の定聞いていないのでもう一回同じことを言わざるをえなくなる。
私は「聞いてくださいね」と言うようにした。これでずいぶんきちんと聞く状態が増えた。生徒さんとしては今聞くのか、弾いて見せるのかを迷っていたのだろう。
ちゃんと進歩する生徒さんには特徴がある。
その1つがこれだ。
先生が話し始めるときっちり手を止めて集中して聞いている。
つまり、これは進歩のコツといえるかもしれない。
だから、皆さんも気をつけてみよう。
先生が話しているときはしっかり手を止めて集中して聞く。先生が、ではもう一度ここからと言うまで勝手に弾かないでおこう。
追伸:弾いている最中にリズムを取ったり気をつけるところを前もって口を挟んだりすることがあるが、それはいわゆるガイドしているので、聞きながら弾きます。
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2015年07月02日
発音を楽しんで
皆さんはなぜ二胡を始められましたか?
二弦で簡単そうだから?勧められたから?違うジャンルの楽器をやっていて、擦弦楽器をやってみたくなったから?しかし、多くの方が、音色に魅了されたから、ではないでしょうか?
これ、前にも書いたような気がするんですが、私も何書いたことがあるか記憶してないので、内容がダブっているかもですが、ま、同じことを何回も繰り返し聞くことは脳への浸透があるので書くことにします。(今後他の記事もね、ダブってても許してね)
よく本の中でこんな言葉を見たことがある。
「同じ内容の言葉を見たことがある、聞いたことがある、と思うことがあるだろうが、それを知っていることは重要ではない。それをやっているかを問いかけよ。それがその言葉を再度耳にした意味だ。」
えー、なんだか前置きが長くなりましたが。
皆さんが二胡を弾いている時、その音色を十分楽しめていないっていう、もったいなさを感じることが多いです。
あ、失礼ですが、それを出す技術が欠けているかもしれません。
でも私が言いたいのは、技術とかじゃなくて、「気持ち」です。
そこまで気を回す余裕がない?ええ、分かります。
でも長いめのリズムの時は余裕があるでしょ?あー、なるほど、リズムの拍子数えるので頭がいっぱい、やはり余裕がない?分かります。
しかし、私が言いたいのは、やはり「気持ち」です。
自分では変化が分からないかもしれませんが、「一音一音の音、音色をしっかり聞いて、ていねいに発音し、音色を楽しむように気をつけてみてください」って言うと、ちゃんといい音色に変化します。
ただ、音色を楽しむように弾こうと思うだけで、音色や雰囲気が変わるんです。リズムや指の動きなどにてんてこまいながら、味つけが入ります。
どうか、曲として弾く練習(正確なリズム、正確な音程)と同時に、音を楽しむことをしてください。
ゆうなら、曲として弾く練習(リズムや音程)は身体のやること、音色をよくする練習は心のやること。
身体のやることでいっぱいいっぱいかもしれませんが、ほんの少し心で音色を楽しむようにしてみてください。
味わってください。 続きを読む
二弦で簡単そうだから?勧められたから?違うジャンルの楽器をやっていて、擦弦楽器をやってみたくなったから?しかし、多くの方が、音色に魅了されたから、ではないでしょうか?
これ、前にも書いたような気がするんですが、私も何書いたことがあるか記憶してないので、内容がダブっているかもですが、ま、同じことを何回も繰り返し聞くことは脳への浸透があるので書くことにします。(今後他の記事もね、ダブってても許してね)
よく本の中でこんな言葉を見たことがある。
「同じ内容の言葉を見たことがある、聞いたことがある、と思うことがあるだろうが、それを知っていることは重要ではない。それをやっているかを問いかけよ。それがその言葉を再度耳にした意味だ。」
えー、なんだか前置きが長くなりましたが。
皆さんが二胡を弾いている時、その音色を十分楽しめていないっていう、もったいなさを感じることが多いです。
あ、失礼ですが、それを出す技術が欠けているかもしれません。
でも私が言いたいのは、技術とかじゃなくて、「気持ち」です。
そこまで気を回す余裕がない?ええ、分かります。
でも長いめのリズムの時は余裕があるでしょ?あー、なるほど、リズムの拍子数えるので頭がいっぱい、やはり余裕がない?分かります。
しかし、私が言いたいのは、やはり「気持ち」です。
自分では変化が分からないかもしれませんが、「一音一音の音、音色をしっかり聞いて、ていねいに発音し、音色を楽しむように気をつけてみてください」って言うと、ちゃんといい音色に変化します。
ただ、音色を楽しむように弾こうと思うだけで、音色や雰囲気が変わるんです。リズムや指の動きなどにてんてこまいながら、味つけが入ります。
どうか、曲として弾く練習(正確なリズム、正確な音程)と同時に、音を楽しむことをしてください。
ゆうなら、曲として弾く練習(リズムや音程)は身体のやること、音色をよくする練習は心のやること。
身体のやることでいっぱいいっぱいかもしれませんが、ほんの少し心で音色を楽しむようにしてみてください。
味わってください。 続きを読む