2017年02月20日
余分な力ってどうやって抜くの?
余分な力が入ってしまう。
肩
顔
右手の弓を操る手
左手の親指 などなど。
はじめのうち、しかたないとも言える。
自転車を練習し始めの頃、ハンドルをガチガチに握って練習する。
しかたない。
練習を重ねて、できるようになってくれば、慣れれば、自然と力が抜けていく。
で、そんなこと言ったら今回の
「余分な力ってどうやって抜くの?」
の答えを期待してる人にとって、スカな内容になってしまう。
余分な力を抜こうと努力しても、たぶんダメだ。
なぜなら、多くの場合、その余分な力は、他の悪さのひずみだからだ。
例えば左手の親指、力が入ってしまうのは、構え方が悪いせい。
だから、構え方を直さないで親指のことばかり気をつけても力は抜けない。
ほかのところについても、同じように、
その場所の力を抜こうとする前に、ほかのことをチェックして直せば、自然と力が抜けてくれる。
そう、あなたの力を抜きたい所から、いったん違う所に目を向けてみよう。
続きを読む
肩
顔
右手の弓を操る手
左手の親指 などなど。
はじめのうち、しかたないとも言える。
自転車を練習し始めの頃、ハンドルをガチガチに握って練習する。
しかたない。
練習を重ねて、できるようになってくれば、慣れれば、自然と力が抜けていく。
で、そんなこと言ったら今回の
「余分な力ってどうやって抜くの?」
の答えを期待してる人にとって、スカな内容になってしまう。
余分な力を抜こうと努力しても、たぶんダメだ。
なぜなら、多くの場合、その余分な力は、他の悪さのひずみだからだ。
例えば左手の親指、力が入ってしまうのは、構え方が悪いせい。
だから、構え方を直さないで親指のことばかり気をつけても力は抜けない。
ほかのところについても、同じように、
その場所の力を抜こうとする前に、ほかのことをチェックして直せば、自然と力が抜けてくれる。
そう、あなたの力を抜きたい所から、いったん違う所に目を向けてみよう。
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2017年02月18日
どれが本当なのか?
私は今までに3人の先生に師事している。
それぞれやり方が違う。
私が二胡の先生を始めた頃はまだ1人めの先生の頃。
2人めの先生についた時悩んだ。
あまりにも正反対だ。
どの方法で教えたらいいのだろうか?
そして、3人めの先生についた。
そして分かった。
守破離というのを聞いたことがある。
意味を調べてみると
守
最初の段階では、指導者の話を守る。
できるだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、指導者の価値観を自分のものにしていく。
すべてを習得できたと感じるまでは、指導者の指導の通りの行動する。
破
次の段階で、指導者の話しを守るだけではなく、破る行為をしてみる。
自分独自に工夫して、指導者の話になかった方法を試してみる。
離
最後の段階では、指導者のもとから離れて、自分自身で学んだ内容をさらに発展させる。
私の3人の先生はちょうどその守破離に当てはまる。
それぞれの先生はそれぞれのいい所がある。A先生のやり方だと学びやすいがこの曲での音質はB先生のやり方がいいとか。
ラーメンの例があったので載せておくと、
例(ラーメン作り)
守:ラーメンをレシピ通りに作ることができる。
破:ラーメン(守の段階で作ることができるようになったラーメン)のスープや麺、具材等をよりおいしくアレンジすることができる。レシピもより作りやすいようにアレンジすることができる。
離:ラーメン店を開業し、オリジナルのラーメンを作ることができる。あるいは、ラーメンから進化した新たな料理を作ることができる。
私は料理が苦手だ。
原因が分かった。
レシピも見てない。いわゆる我流だ。
そう、まずは守。
先生の言う通りにしよう。
ただ要注意!先生がハチャメチャだったりする場合がある。でもハチャメチャな先生かどうかは分からないと思う。
しかし、分かる方法がある。
以下のような心が騒いだら危険信号。
・先生の言う事に猜疑心が止まらない。
・なんかやりにくさを感じる。
・説明が分かりにくい、理論的でない。
・なんだかわからないけど不安感を覚える
そうでないなら
とにかく守!
自分で他の人を指導できるレベルになるまでは守レベル。
それを超したら破で他の風を受けることはオススメ
離は、守そして破をしたら勝手になるので。そうなったらいろんな先生のやり方を見て、称賛と批判が可能だ。 続きを読む
それぞれやり方が違う。
私が二胡の先生を始めた頃はまだ1人めの先生の頃。
2人めの先生についた時悩んだ。
あまりにも正反対だ。
どの方法で教えたらいいのだろうか?
そして、3人めの先生についた。
そして分かった。
守破離というのを聞いたことがある。
意味を調べてみると
守
最初の段階では、指導者の話を守る。
できるだけ多くの話を聞き、指導者の行動を見習って、指導者の価値観を自分のものにしていく。
すべてを習得できたと感じるまでは、指導者の指導の通りの行動する。
破
次の段階で、指導者の話しを守るだけではなく、破る行為をしてみる。
自分独自に工夫して、指導者の話になかった方法を試してみる。
離
最後の段階では、指導者のもとから離れて、自分自身で学んだ内容をさらに発展させる。
私の3人の先生はちょうどその守破離に当てはまる。
それぞれの先生はそれぞれのいい所がある。A先生のやり方だと学びやすいがこの曲での音質はB先生のやり方がいいとか。
ラーメンの例があったので載せておくと、
例(ラーメン作り)
守:ラーメンをレシピ通りに作ることができる。
破:ラーメン(守の段階で作ることができるようになったラーメン)のスープや麺、具材等をよりおいしくアレンジすることができる。レシピもより作りやすいようにアレンジすることができる。
離:ラーメン店を開業し、オリジナルのラーメンを作ることができる。あるいは、ラーメンから進化した新たな料理を作ることができる。
私は料理が苦手だ。
原因が分かった。
レシピも見てない。いわゆる我流だ。
そう、まずは守。
先生の言う通りにしよう。
ただ要注意!先生がハチャメチャだったりする場合がある。でもハチャメチャな先生かどうかは分からないと思う。
しかし、分かる方法がある。
以下のような心が騒いだら危険信号。
・先生の言う事に猜疑心が止まらない。
・なんかやりにくさを感じる。
・説明が分かりにくい、理論的でない。
・なんだかわからないけど不安感を覚える
そうでないなら
とにかく守!
自分で他の人を指導できるレベルになるまでは守レベル。
それを超したら破で他の風を受けることはオススメ
離は、守そして破をしたら勝手になるので。そうなったらいろんな先生のやり方を見て、称賛と批判が可能だ。 続きを読む
2017年02月11日
冬の二胡
今年は大雪が何度も降りますね。
昨日は北よりの所だったんで念のためレッスンをお休みにしました。このまま降り続けたら…と思ったんだけどそうでもなかった。今日も大雪、うちの前は20㎝ぐらいか。今日は山科。こっぽりの雪をもくもくどけて出かけました。駅前に来ただけで半分くらいになってる。やはり山すそだからか…屋根から落ちた雪も車にどっかり、50㎝に盛られた雪を乗せて出発しました。わざと。家で落としたら家の前が大量の雪で帰って来た時入れなくなるからね。シシシ( ◠‿◠ )道道でポトポト落としてやる。
冬は二胡も冷え〜ています。
次の日レッスンだと、車の中に二胡などを置きっぱにすることもあるのですが、それは季節の良い時だけ。
夏や冬には置きっぱはしません。チュンチュンになったりキンキンになったりはかわいそうですからね。
冬に気をつけたいのは、寒い部屋から急に暖かい部屋に二胡をハダカで連れてくることはやめましょうね。
つゆがつきます。二胡はびっくりします。
二胡は木や皮や毛があって、暑さ寒さ湿気に変化します。
ゆるやか〜に慣らしてあげるようにしましょうね。
それから、気温の変化でチューニングは刻々と変わります。
しょっちゅうチューニングを確認しましょう。
チューニングが狂った状態で弾いて、変な音感や手の位置が身に付かないように。
雪には気をつけてお過ごしくださいね。
雪どけで腰をいわした方もいらっしゃる。
足元にも気をつけて、無理な動きをされないように。
あ〜出てくる時の雪どけで、自分が腰痛いわ(*_*)
続きを読む
昨日は北よりの所だったんで念のためレッスンをお休みにしました。このまま降り続けたら…と思ったんだけどそうでもなかった。今日も大雪、うちの前は20㎝ぐらいか。今日は山科。こっぽりの雪をもくもくどけて出かけました。駅前に来ただけで半分くらいになってる。やはり山すそだからか…屋根から落ちた雪も車にどっかり、50㎝に盛られた雪を乗せて出発しました。わざと。家で落としたら家の前が大量の雪で帰って来た時入れなくなるからね。シシシ( ◠‿◠ )道道でポトポト落としてやる。
冬は二胡も冷え〜ています。
次の日レッスンだと、車の中に二胡などを置きっぱにすることもあるのですが、それは季節の良い時だけ。
夏や冬には置きっぱはしません。チュンチュンになったりキンキンになったりはかわいそうですからね。
冬に気をつけたいのは、寒い部屋から急に暖かい部屋に二胡をハダカで連れてくることはやめましょうね。
つゆがつきます。二胡はびっくりします。
二胡は木や皮や毛があって、暑さ寒さ湿気に変化します。
ゆるやか〜に慣らしてあげるようにしましょうね。
それから、気温の変化でチューニングは刻々と変わります。
しょっちゅうチューニングを確認しましょう。
チューニングが狂った状態で弾いて、変な音感や手の位置が身に付かないように。
雪には気をつけてお過ごしくださいね。
雪どけで腰をいわした方もいらっしゃる。
足元にも気をつけて、無理な動きをされないように。
あ〜出てくる時の雪どけで、自分が腰痛いわ(*_*)
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2017年02月10日
弓の扱い注意点とは
弓の扱いで気をつけなければいけない事
・弓の毛を手で触らないこと
弓の毛に手の油が付きます。
手って、汗をかかない人でも、油分ってあるんです。
その油が毛に付くと、そこだけ松脂がはじかれて付かないということになります、ということは、そこだけ音が鳴らずに音が跳ぶということになります。
・松脂が不足している状態で弾かないこと
弓にはキューティクルのような細かい毛があるのです。その間に松脂がからんで、弦を引っ掛けて音が鳴っているのですが、松脂が不足している状態のカサカサで擦り続けると、力づくで音を出すことになり毛がダメージを負います。
・毛を引き抜くような取り方をしないこと
毛は切れたりたるんだりしますが、その時その毛を取り除きますよね。
毛をヤイッと引っ張ってとるのはダメです。もし、束ねてある所から抜けたら、束がゆるんで、行く末は全部ボソッと抜けることになります。
丁寧に根元でカットしましょう。
続きを読む
・弓の毛を手で触らないこと
弓の毛に手の油が付きます。
手って、汗をかかない人でも、油分ってあるんです。
その油が毛に付くと、そこだけ松脂がはじかれて付かないということになります、ということは、そこだけ音が鳴らずに音が跳ぶということになります。
・松脂が不足している状態で弾かないこと
弓にはキューティクルのような細かい毛があるのです。その間に松脂がからんで、弦を引っ掛けて音が鳴っているのですが、松脂が不足している状態のカサカサで擦り続けると、力づくで音を出すことになり毛がダメージを負います。
・毛を引き抜くような取り方をしないこと
毛は切れたりたるんだりしますが、その時その毛を取り除きますよね。
毛をヤイッと引っ張ってとるのはダメです。もし、束ねてある所から抜けたら、束がゆるんで、行く末は全部ボソッと抜けることになります。
丁寧に根元でカットしましょう。
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2017年02月09日
二胡を使わない長弓の練習法
長弓、ほかの楽器ではロングトーンというそうな。
ではさっそく、ひとつめをやってみよう。
どんどん読み進めないで、ぜひやってみながら読み進めてね。
例はパターン[1]と名付けますね。
パターン[1] ①1秒 ②4秒
では、まずは練習A.呼吸から。
①、1秒で吸って、②、4秒で吐いてみて。それを繰り返します。
では、練習B.動作です。
①右手を前に出す ②右側の真横まで動かすという動作です。

①1秒で前に出して、②4秒かけて右に持ってきます。また①1秒でサッと前へ、②4秒かけて横へ、を繰り返します。
この動作の注意点
・必ずゆっくり均等に動かします。途中速くなったり遅くなったりしない。
・最後に場所まで来ていること、秒数が終わっても手がまだ来ていないのはダメ。
・逆に、手が早く場所に来てしまって、秒を余らせてはダメ。
さてここからいろんなバージョンをやりましょう。
練習A呼吸
練習B動き ですよ。
例をパターン[1]とすると、①1秒 ②4秒
ということなので、
練習A呼吸で①1秒 ②4秒、
そして練習B動きで①1秒 ②4秒、
とやるんですよ。
では、
パターン[2] ①4秒 ②1秒
パターン[3] ①1秒 ②8秒
パターン[4] ①8秒 ②1秒
パターン[5] ①4秒 ②4秒
パターン[6] ①8秒 ②8秒
をやってみてください。
(4&4や8&8のやつの呼吸は、合間にパッと吸い、ゆっくり吐きます。パッと吸って4吐くパッと吸って4吐くというように)
注意点は必ず守ってね。
この呼吸や動作がうまくいったら、今度は同じパターンで、実際弾いてみましょう。
まずは内弦。
次に外弦。
次はバリエーションを加えて内弦ドレミファソとやる、次は外弦ソラシドレとやる。
次は五声音階練習を使ってやる。など。
長弓がうまくなれば、きれいな音で二胡が弾けるようになる。
逆に言えば、長弓がうまくできないなら、二胡がきれいに弾ける見込みなしです。
ただ単に長ーく弾けてもダメなんですよ。
均一な音で、
弓元も弓先も使えていて、
リズムきっちりに計算が合うように弓を配分する。
どれが欠けてもいけません。
続きを読む
ではさっそく、ひとつめをやってみよう。
どんどん読み進めないで、ぜひやってみながら読み進めてね。
例はパターン[1]と名付けますね。
パターン[1] ①1秒 ②4秒
では、まずは練習A.呼吸から。
①、1秒で吸って、②、4秒で吐いてみて。それを繰り返します。
では、練習B.動作です。
①右手を前に出す ②右側の真横まで動かすという動作です。

①1秒で前に出して、②4秒かけて右に持ってきます。また①1秒でサッと前へ、②4秒かけて横へ、を繰り返します。
この動作の注意点
・必ずゆっくり均等に動かします。途中速くなったり遅くなったりしない。
・最後に場所まで来ていること、秒数が終わっても手がまだ来ていないのはダメ。
・逆に、手が早く場所に来てしまって、秒を余らせてはダメ。
さてここからいろんなバージョンをやりましょう。
練習A呼吸
練習B動き ですよ。
例をパターン[1]とすると、①1秒 ②4秒
ということなので、
練習A呼吸で①1秒 ②4秒、
そして練習B動きで①1秒 ②4秒、
とやるんですよ。
では、
パターン[2] ①4秒 ②1秒
パターン[3] ①1秒 ②8秒
パターン[4] ①8秒 ②1秒
パターン[5] ①4秒 ②4秒
パターン[6] ①8秒 ②8秒
をやってみてください。
(4&4や8&8のやつの呼吸は、合間にパッと吸い、ゆっくり吐きます。パッと吸って4吐くパッと吸って4吐くというように)
注意点は必ず守ってね。
この呼吸や動作がうまくいったら、今度は同じパターンで、実際弾いてみましょう。
まずは内弦。
次に外弦。
次はバリエーションを加えて内弦ドレミファソとやる、次は外弦ソラシドレとやる。
次は五声音階練習を使ってやる。など。
長弓がうまくなれば、きれいな音で二胡が弾けるようになる。
逆に言えば、長弓がうまくできないなら、二胡がきれいに弾ける見込みなしです。
ただ単に長ーく弾けてもダメなんですよ。
均一な音で、
弓元も弓先も使えていて、
リズムきっちりに計算が合うように弓を配分する。
どれが欠けてもいけません。
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