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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2018年01月27日

いい音の二胡になるには

二胡屋さんで、こんな質問をしました。

「この二胡、なんていうか、カエルみたいな音。
音が出てないし、悪い。
前回買ったのもこんなで。」

「新しいから弾かないとダメなんですよ。」

「でもある生徒さん、もう2年ぐらい経つけどまだカエルだよ。」

「力が足りないからだよ。
もっと力を入れてしっかり弾かないと。新しいと皮が硬いから。」

ってことでした。

二胡は
大きな音で、強く弾く、いっぱい弾く、
これで良い音が鳴る二胡に育つんです。

この、育つことを「二胡が開く」と言います。

たくさんの振動を皮や木に与えてあげるようにするのです。

先生レベルの人に比べ、生徒たちは概して、
こすらない、動きが小さい(弓をいっぱい使わない)、力が弱い。

みなさん、
大きく動かして、結構こすって弾いてくださいね。

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Posted by 由紀子 at 12:41二胡関係

2018年01月24日

自転車と同じ

自転車に乗ることを教えられますか?
解説できますか?

どうやってとか、
どこにどんな力を入れてとか、
バランスはどうやってとるとか、
どのタイミングでどうするとか。


逆に、
それを細かく言われて、
そのように意識して自転車に乗るってのもまた難しいよな。


感覚


自分で乗ってつかんでいく。


二胡も似ているように思う。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 11:19ひとりごと

2018年01月17日

冬のチューニング

冬は二胡の温度が変わりやすいので、チューニングを何度もしなければいけない。

常に暖かい部屋に置いてあるならいいが、

冷たい二胡の時は音が低い。

しだいに暖まるにつれ、音は高く変化していく。

だから、何度もチューニングを確認しなければならない。


さてそのやり方で、

これは木軸の二胡に限られるが、

そして微調整のネジを付けていることが条件だが、


まず冷えた二胡の時は、
ネジを割と締めた状態にしてチューニングしておく、

そうすると、だんだん暖まって音が高くなったら、
ネジをゆるめていけばいい。

軸ごと動かしていては手間がかかるので、
微調整ネジだけでチョイチョイと手早く、何度もチューニングを合わせていくためのコツ。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 09:15二胡関係

2018年01月12日

「回」は回すではない

二胡の技術で、
「回弓」とか「回滑音」というのがあります。

この時の「回」の意味は回すではありません。

中国語で「回」は、帰す(る)・戻す(る)の意味。

回弓は弓を戻す
回滑音は元の位置に帰らせる滑音 の意味。

確かに動作は回しているみたいだけど、回すの意味ではないのだよ。


中国語で家に帰るは「回家」
帰って来るは「回来」

「回 」 が回すの意味だと、
「回家」家を回す


「回来」クルクル回って来る


なんて意味になっちゃう。

笑うだろ?  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 18:40二胡関係