2020年10月27日
分かっているのは知っている(動画つき)
動画「言われる効果」をアップしました
https://youtu.be/g__hRqpRuQ4
先生に習うのと自分でやるのとは違う、ってことのひとつに、
『自分でもこうしなきゃいけないって分かっているのになかなかできないんだよなぁ、ってやつができるようになるかならないか』だ。
ここをこうしなくちゃ、ってことは分かっている。でもどうもできない。
そして先生に指摘される。
先生もね、実は生徒がそれ分かってるってことは知ってるんだ〜だけどやっぱりあえて指摘する。
言われた方はちょっとイラッとするかもしれない。
子どもが宿題やりなさいよって言われた時に、今やろうと思ってたのにーってのと同じ感じ。
言われなくても分かってんだよ〜!って心が叫ぶ。
でもね、これって効果あるんだ。
だからいちいち言われた方がいい。
自分でそうだと思っていたのと、先生が口に出して指摘するのとは威力が違う。
先生に言われるとなぜかできやすくなる。
意識する集中度が増すのだ。
こんな経験はないだろうか?
意識には上って来てなくて、なんとなくな感覚だったのが、口に出して言ったとたん、自分の気持ちの中心が見えること。あ、私いやがってたんだとか、あ、私しんどかったんだとか。
テレビであることを見て不思議〜って思ったんだけど、
椅子に腰掛けて足をピンと上げて腿の筋肉を鍛えるってのをやっていて、インストラクターさんが、「この時ももの部分を指先でトントントンと刺激してあげると、筋肉が意識して、らくになります。」

なんと、ももの筋肉が、「私なのね⁈」って気づくなんて。
ももの筋肉を鍛えるためにやってるって自分で分かっているのに、トントントンでやっと気付くんだよ、筋肉は。
だから先生からの指摘はこのトントントンなの。 続きを読む
https://youtu.be/g__hRqpRuQ4
先生に習うのと自分でやるのとは違う、ってことのひとつに、
『自分でもこうしなきゃいけないって分かっているのになかなかできないんだよなぁ、ってやつができるようになるかならないか』だ。
ここをこうしなくちゃ、ってことは分かっている。でもどうもできない。
そして先生に指摘される。
先生もね、実は生徒がそれ分かってるってことは知ってるんだ〜だけどやっぱりあえて指摘する。
言われた方はちょっとイラッとするかもしれない。
子どもが宿題やりなさいよって言われた時に、今やろうと思ってたのにーってのと同じ感じ。
言われなくても分かってんだよ〜!って心が叫ぶ。
でもね、これって効果あるんだ。
だからいちいち言われた方がいい。
自分でそうだと思っていたのと、先生が口に出して指摘するのとは威力が違う。
先生に言われるとなぜかできやすくなる。
意識する集中度が増すのだ。
こんな経験はないだろうか?
意識には上って来てなくて、なんとなくな感覚だったのが、口に出して言ったとたん、自分の気持ちの中心が見えること。あ、私いやがってたんだとか、あ、私しんどかったんだとか。
テレビであることを見て不思議〜って思ったんだけど、
椅子に腰掛けて足をピンと上げて腿の筋肉を鍛えるってのをやっていて、インストラクターさんが、「この時ももの部分を指先でトントントンと刺激してあげると、筋肉が意識して、らくになります。」

なんと、ももの筋肉が、「私なのね⁈」って気づくなんて。
ももの筋肉を鍛えるためにやってるって自分で分かっているのに、トントントンでやっと気付くんだよ、筋肉は。
だから先生からの指摘はこのトントントンなの。 続きを読む
2020年10月21日
ある時急にできる?(動画つき)
動画「いつまでたっても上手くならない感」をアップしました
https://youtu.be/Ci-qF8eM6i4
先週から上あごに何かできものができていて、飲み食いするときはもちろん普段でも痛い感じでした。のども、右側のリンパの辺りが痛かったのです。ずっと同じように痛かったのに、昨日突然痛みを感じなくなりました。だんだん痛まなくなったのではなく突然です。治るって、結構突然治るもんなんだなぁと思いました。
私は中国語を話せますが、勉強の過程で、今まで聞き取れなかったような会話が突然聞き取れるようになったり、口から言葉がポロポロ出てきたりするようになる時があります。
わりと物事の上達って、坂道ではなく階段式なのかもしれません。
だんだんではなく、段を一段上がるようにポコっと上がる。
今のステージから次のステージに上がるのは、突然ポコっと上がるものなのかもしれない。
それまでは自分の内部で少しずつ何かが積み上がっているが、自分では自覚できないものなのだ。
それは、不透明な容器に水を満タン入れようとして、入れている時は全くどのくらい入っているのかわからない。水が溢れ出たのを見て初めて満タンになったことを知るようだ。
二胡の練習も、同じことが言えるような気がする。
そんな経験は無いだろうか?今までできなかったことが突然できるようになってまぐれかと思いきや、そこからはずっとできるようになったってこと。
練習成果とは、なかなか見えないが、突然現れるのだ。
継続してがんばる気が増しませんか?
続きを読む
https://youtu.be/Ci-qF8eM6i4
先週から上あごに何かできものができていて、飲み食いするときはもちろん普段でも痛い感じでした。のども、右側のリンパの辺りが痛かったのです。ずっと同じように痛かったのに、昨日突然痛みを感じなくなりました。だんだん痛まなくなったのではなく突然です。治るって、結構突然治るもんなんだなぁと思いました。
私は中国語を話せますが、勉強の過程で、今まで聞き取れなかったような会話が突然聞き取れるようになったり、口から言葉がポロポロ出てきたりするようになる時があります。
わりと物事の上達って、坂道ではなく階段式なのかもしれません。
だんだんではなく、段を一段上がるようにポコっと上がる。
今のステージから次のステージに上がるのは、突然ポコっと上がるものなのかもしれない。
それまでは自分の内部で少しずつ何かが積み上がっているが、自分では自覚できないものなのだ。
それは、不透明な容器に水を満タン入れようとして、入れている時は全くどのくらい入っているのかわからない。水が溢れ出たのを見て初めて満タンになったことを知るようだ。
二胡の練習も、同じことが言えるような気がする。
そんな経験は無いだろうか?今までできなかったことが突然できるようになってまぐれかと思いきや、そこからはずっとできるようになったってこと。
練習成果とは、なかなか見えないが、突然現れるのだ。
継続してがんばる気が増しませんか?
続きを読む
2020年10月08日
2020年10月04日
意識する(動画つき)
動画はこちら
https://youtu.be/pO33Zx8Bgb8
先日生徒さんがこんな質問をしました。
生徒「私はもう何年も二胡をやってきたのに、このこと(指摘されたこと)は直るんでしょうか?」
私「ずっと意識さえすれば直ります。」
生徒「でも今までやってきた分、直るまでに長くかかるでしょう?」
私「そのとおりですね、それに意識し続けるって本当に難しいです」
私は突然違う話をし出しました。
「私ある日、普段は肩凝りはないんですが、肩が凝って整体に行ったんです。整体に行ったことがありますか?痛っいんですよ〜。で、先生がこう言いました。人は誰でも体が歪んでいるんです、肩だけが痛いんじゃなくて、体全体の歪みを直さないと、肩だけ施術しても意味ないんです。今日はサービスでちゃんとやってあげますよ。ということで、30分のところ結果1時間やってくださいました。私としては痛いっ、ぐぇ〜もういいーって、1時間ひたすら耐えました。
最後に先生が注意事項を言いました。
カバンを同じ方で持ったり、玄関で靴履く時同じ方から履いたり、玄関上がる時同じ足から上がったり、ドアノブを同じ方の手で持って開けしめしていると思うんですよ、それをいつもと違う方でやるように意識するだけで、体の歪みが取れていきますからね、そうしてください。
私はそれから意識して違う足で登り降りなどしましたが、わずか2〜3日でめんどくさって、やめちゃいました。もうこの意識するめんどくささと体が歪んでいることの影響を天秤にかけると、めんどくささが勝ちました。だってそんなに日常生活に困る状況じゃない程度だから。」
ずっと長期に渡って意識し続けるってことは、非常に難しいことです。
二胡だって同じです。悪いと言われているくせを直さなければいけないとは知っているけど、曲は弾けるし楽しめるから、ほんの少し意識してみた後は、やっぱり意識することをやめちゃう。
なんか私がはじめからきちんと指摘せずに放っておいたと思われるかもしれないですが、そういうわけでもないんです。
たぶんレッスンでは何度か同じ指摘を受けてるはず。
でもメロディーに気をとられてしまう、前から書いてる“メロディー症候群”で曲習得に向けて練習している。
先生としても、気持ち的には同じ曲をやり続けて、そのクセ直すまでやりたい。しかし、皆さん、クセ直るまで、1年2年下手したら3年と、クセがカッチリ直るまでおんなじ曲やられたら、せっかくの楽しみのための趣味が、達成感の得られない苦痛の趣味になるでしょ?
だから、そういうわけにいかんのよ。違う曲に変えて、引き続き指摘するって流れになる。すると、メロディー症候群で、メロディー弾けるように練習して、肝心のクセは直す余裕なし、って感じ。
意識し続けるって、先生がいかに口すっぱく言い続けるかと、本人がいかに意識し続けるかってことの協力関係が必要。
言うとく。ひとつのことを正しく直すのってなまぬるくないよ!
でも、やれば直る! 続きを読む
https://youtu.be/pO33Zx8Bgb8
先日生徒さんがこんな質問をしました。
生徒「私はもう何年も二胡をやってきたのに、このこと(指摘されたこと)は直るんでしょうか?」
私「ずっと意識さえすれば直ります。」
生徒「でも今までやってきた分、直るまでに長くかかるでしょう?」
私「そのとおりですね、それに意識し続けるって本当に難しいです」
私は突然違う話をし出しました。
「私ある日、普段は肩凝りはないんですが、肩が凝って整体に行ったんです。整体に行ったことがありますか?痛っいんですよ〜。で、先生がこう言いました。人は誰でも体が歪んでいるんです、肩だけが痛いんじゃなくて、体全体の歪みを直さないと、肩だけ施術しても意味ないんです。今日はサービスでちゃんとやってあげますよ。ということで、30分のところ結果1時間やってくださいました。私としては痛いっ、ぐぇ〜もういいーって、1時間ひたすら耐えました。
最後に先生が注意事項を言いました。
カバンを同じ方で持ったり、玄関で靴履く時同じ方から履いたり、玄関上がる時同じ足から上がったり、ドアノブを同じ方の手で持って開けしめしていると思うんですよ、それをいつもと違う方でやるように意識するだけで、体の歪みが取れていきますからね、そうしてください。
私はそれから意識して違う足で登り降りなどしましたが、わずか2〜3日でめんどくさって、やめちゃいました。もうこの意識するめんどくささと体が歪んでいることの影響を天秤にかけると、めんどくささが勝ちました。だってそんなに日常生活に困る状況じゃない程度だから。」
ずっと長期に渡って意識し続けるってことは、非常に難しいことです。
二胡だって同じです。悪いと言われているくせを直さなければいけないとは知っているけど、曲は弾けるし楽しめるから、ほんの少し意識してみた後は、やっぱり意識することをやめちゃう。
なんか私がはじめからきちんと指摘せずに放っておいたと思われるかもしれないですが、そういうわけでもないんです。
たぶんレッスンでは何度か同じ指摘を受けてるはず。
でもメロディーに気をとられてしまう、前から書いてる“メロディー症候群”で曲習得に向けて練習している。
先生としても、気持ち的には同じ曲をやり続けて、そのクセ直すまでやりたい。しかし、皆さん、クセ直るまで、1年2年下手したら3年と、クセがカッチリ直るまでおんなじ曲やられたら、せっかくの楽しみのための趣味が、達成感の得られない苦痛の趣味になるでしょ?
だから、そういうわけにいかんのよ。違う曲に変えて、引き続き指摘するって流れになる。すると、メロディー症候群で、メロディー弾けるように練習して、肝心のクセは直す余裕なし、って感じ。
意識し続けるって、先生がいかに口すっぱく言い続けるかと、本人がいかに意識し続けるかってことの協力関係が必要。
言うとく。ひとつのことを正しく直すのってなまぬるくないよ!
でも、やれば直る! 続きを読む
2020年10月01日
動画「この記号どう弾くの?ハーモニクス」をアップしました
動画「この記号どう弾くの?ハーモニクス」をアップしました
https://youtu.be/47rUSNDZTqk

丸の方はハーモニクス
倍音とかフラジオレットとかも言いますし、
中国語では泛音(ファンイン)といいます。
ダイヤの方は人口ハーモニクス
人差し指でしっかり弦を押し、千斤の代わりの役目をし、
他の指、多くは小指で軽いタッチで四度や五度離れた位置を押さえハーモニクス音を作ります。 続きを読む
https://youtu.be/47rUSNDZTqk

丸の方はハーモニクス
倍音とかフラジオレットとかも言いますし、
中国語では泛音(ファンイン)といいます。
ダイヤの方は人口ハーモニクス
人差し指でしっかり弦を押し、千斤の代わりの役目をし、
他の指、多くは小指で軽いタッチで四度や五度離れた位置を押さえハーモニクス音を作ります。 続きを読む