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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2024年04月25日

おやすみ二胡 マルコとジーナのテーマをアップしました

スタジオジブリの紅の豚より
マルコとジーナのテーマをアップしました
音源はこちら
https://youtu.be/qZ2Lx2gZPFo

前回私が小学生の頃少女バレーボールに所属していたことを話しました。

それで、当たり前な事って、教えてもらわないと、知らないし、
自分でわかるようになるには多くの経験や観察が必要。
多く経験や観察しても、分からないままなんて可能性もある。

何のことかと言うと、
私がバレーボールをしていた時、
レシーブする球はセッターに向けてパスしなければいけないという事を知りませんでした。

サーブが飛んできて、それを受けて前列真ん中にいるセッターにパスし、セッターがトスを上げてアタックを打つ、そんな流れにするんだとは、知りませんでした。

そう、あえて習った事がない。
「当たり前」なんでしょう。

でも、バレーボールのルールもやり方も、やっているうちに何となく知るって感じ。
誰もちゃんと教えてくれはしませんでした。

すっごく当たり前の事って、敢えて教えてもらえない、というか、教えるのを忘れる。

二胡も同じなのでしょう。

二胡といえば、古めかしい様な、悲しいような、しっとりな、癒しの音色が魅力的。

だから、いい音色になるように弾く…
な〜んて教えてもらわなきゃ知らないって話。

二胡を習いたいのは音色に惹かれて、
とは限らない。
特に耳タイプの人はメロディ奏でるのが好き。
自分で知ってる曲を楽器で弾ける楽しさ、を重視で二胡弾いてる。

だから、音程やリズムには気が行っても、音色は気に留めず、というか、気に留めなきゃいけないと知らなかったりする、なんて事もなきにしもあらず。

当たり前の事、
説明していこう!

え?現代っ子ぽい?
言われなきゃ分からない
言われなきゃしないみたいな
常識だろって

そう、その常識も誰かに教えてもらわなきゃ知り得ようがない。

当たり前の事、常識、
口に出して教えてね。

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Posted by 由紀子 at 12:01ひとりごと

2024年04月11日

感覚で取るな(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/1GDZz4pmAr0

二胡というのはギターのようにフレット(音程が分かる横棒の線)もないし、ピアノのように一つずつはっきりした位置がある訳でもない。

ポジションチェンジが必要な時、結果的に、「なんとなくこの辺」という感覚になる。

この、「なんとなくこの辺」を何度も練習して的確に捉えられるようにするのだが、

それにしても、あまりにも「なんとなくこの辺」な飛び方をしてはいないだろうか?

その頭の中のメロディになるには、と、音を聞きつつ手を適当に動かしている人が多い。

これではダメ!

感覚で音に飛んではいけない。
頭の中のメロディを追いかけて飛んではいけない。

しっかりロジカルに考えなければいけない。

ロジカルとは、計算してということ。

例えば、今弾いているポジションの小指の位置へ一指が行くように目指すんだな、とか。

二指がハーモニクスの位置にいくように移動だな、とか。

[ちなみにハーモニクスの位置は、前提のロジカルとして、千斤と駒の1/2ないし1/4の位置だという計算はあるものの、
一指でも二指でも三指でも四指でもサッと一発で飛んでいけるように、熟練されていなければいけない。
いちいち開放弦から数えたり、何回も音を出して探さなければいけないようでは、ダメ!]

ちゃんと計算して、ロジカルに位置取りをして、
そしてその計算を頭に置いて飛ぶ、というか冷静に移動することを、何回も繰り返して、
そして最終的に「なんとなくこの辺」が身に付くのです。

この計算と繰り返しなしでは、
永遠に毎回ハズれる「この辺」になるのです。

音だけで「この辺」に飛ぶのではなく、
ロジカルに冷静に移動、ですよ。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 15:50二胡上達

2024年04月04日

おやすみ二胡 弓橋泛月をアップしました

音源はこちら
https://youtu.be/xBLCv5GI-4Y
弓橋泛月
弓橋というのは太鼓橋のこと、泛月は朧月のことです。
中国の公園には池があり、池の周りには緑のしだれ柳が揺れている。
池の中に亭(あずまや)があり、薄暗い夕ぐれに太鼓橋に朧月。
風情がある景色が浮かんできます。

話は変わり
以前聖書を学んだ時、人の記憶というか何かを身につけようとする時はザルのようで、水を入れてもすぐ抜けていくものだ、抜けていかないようにするには、ザルごと水に浸ければ良い、という内容のものが記憶に残っています。

二胡も、先生をしていると、水の中に浸かっている状態で、いやでも二胡を弾く機会が多いし、教えてると同時に、自分も学びを得ています。

私がジムに行って、ご意見の貼り紙(利用者がジムに書くお便り的なやつですね)を見た時、ジムのスタッフが筋トレマシーンを使用していて使えない時がある、とあった。

体を鍛えることが好きな人がジムで働く、いいことだ、適職。
でも、ザルを水に浸けられないなんて(自分が筋トレできないなんて)、ジムで働く良さが…半減というか何というか、
なんか虚しさを感じた。

なんかやるせない
やらせてあげてほしい
でも、そりゃお客さまのためのマシーン、たとえ空いていても、使ってはいけないよなぁ

ザルを水に浸ける為にその職、その活動を選んで、水に浸けられないなんて、
あー自分ごとのように残念に感じる私だった、
って話。  
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Posted by 由紀子 at 09:12ひとりごと

2024年03月28日

ビブラートが揺れないのは(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/-cn9myXn4eM

ビブラートの波が小さい
なんだかちゃんとできてない感じ
という方

ビブラートは 《脱力》&《力を使う》 を
うまく操らなくてはいけないものです
そしてそれがとても難しい

ビブラートの波が小さいのは
ズバリ
指の腹が使えてないから。

指の腹を使うことなく、指先だけで波を作ろうとしている。

ビブラートをつけるには
指先↔︎指の腹 と弦を押さえている場所を
指先をコロコロ転がすように変えなくてはいけない
だから回転ビブラートなんて言う

指先は弦をさすらない(滑らない)ように
弦をつかんで捉えておかなければいけないので、ここは使力の必要があります。

しかしながら、指先で弦を捉えておこうとすると、指全体そして手全体まで使力して固まってしまいがち。

手や指は固まった状態で腕又は手首を振るので、
結果、指先しか使えず、指の腹が使えない。
そして硬い波の少ないビブラートになる。

さてその指の腹を使うには
さっき言った脱力と使力の良い具合ができないといけないが。

指先は弦を捉え、指の関節は脱力、
手首は動かす力は必要だが、手の甲は脱力

この脱力と使力については、
ビブラートシリーズをもう一度見て
特に ビブラートを味わう を見てください

とにかく今回は
指の腹、もっと使えよ
ってことです。  
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Posted by 由紀子 at 08:09二胡上達

2024年03月21日

おやすみ二胡 陽関三畳をアップしました

音源はこちら
https://youtu.be/FsR_6gDSwaU

陽関三畳は

本当に心知り得た、支えとなる友
そんな友だちとの別れの曲です

3月、日本では別れの季節
学生も卒業で別れ
社会人も移動など
別れの多い季節ですね

皆さんには
そんな心の支えにしている友がいますか?  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 13:09ひとりごと