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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2025年04月17日

直せ、全てはこれが原因!(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/lxi3kS-H94Y

指が開かない
指と指の間が狭くて、音が低くなりがち
って人

そして指が開かないと
ポジション移動したあと音痴になる

とにかく、音痴な感じな演奏になっちゃうって人

は、指が開いていない可能性大

さてなぜ、指が開かないのか?

そもそもの考え方が悪い

二胡って棹を握って演奏するよね?
その握る、
握るって普通こうだよね



だから二胡を持つのもそうだと思っていませんか?


これがそもそもの間違い

たて笛のように持ってはダメです



では実験です
ネコの手のようにグーをして、指の間を思い切り開いてみてください

開かないでしょう?
例えば人差し指先と中指先の間は1㎝くらい開けばいいほう、

では今度は人差し指をまっすぐ立てて、中指を曲げてください。

人差し指先と中指先の間、めっちゃ距離あるでしょ?

そう、横開きはできないけど、縦開きは開くんです。

指は横持ちしないで、縦にずらしていくように、扇のように開くんです。
あ、そう、扇子を持つ手のように。


そして虎口の人差し指の脇腹を棹に当てるんです、手の平は下向きです。

もう一度言います
手の平は下向き、自分の体の方に向いていてはいけません

そして縦開きです

その持ち方をするために大切な基本があります

これができてないから横持ちになっちゃう

基本の構え方です

しっかり二胡を囲み込むようにすること。

そうしないと手が完全に二胡に届いてなくて、手の指からだけで棹を支えている、そのくせ弦を押さえようとするから、もう広げる余裕などなくなるのだ。

弦を押さえる指先は面積を小さく押さえ、カエルちゃんのようにぺったん押さえしてはいけないという話を他の回でしましたが、
それもこの原因による。

いろんな弊害を生むこの悪い構え
他の回で特化して話した事もあります

https://niko.shiga-saku.net/e1648653.html

基本の構えをちゃんとして、手は棹を握る形に持たないで、指は縦に開く、

です。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 15:30二胡上達

2025年02月12日

ビブラートこの○○でやりやすく(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/kq6gKAXbHWE

ビブラートがかけにくい手つき

まずその典型的なのは、
手の構えが浅い場合です

手の構えが浅いと、
指の関節を曲げる余裕がない
二胡が落ちないように親指が棹を握っている


という事が起こり、ビブラートがかからない

それでは、割と普通の正しい構えだとどうなのか?

もちろんビブラートはかかる
しかし、まだかけにくいと感じるのでは?

ではどうするか?

めちゃ奥で棹を支えるのです

普通に弾いている時はこんな感じで、
棹を支えている位置は
この辺でしょう

棹を支える位置は黒印あたり


それを、ビブラートかける時は
手の重心を下へ持っていき
棹をより奥の方で支える
この辺

棹を支える位置は赤印のあたり


そう、もはや人差し指側でなく、親指側というイメージ

ここまで手の平を囲んで前に出し、指に余裕を与える

一指はこの形はやりにくいが、
二指〜四指は指を曲げる余裕のある
なんだか指が自由
なんなら手離し感さえある
これでビブラートがかかりやすい

この形こわい、二胡が落ちそう
という人は、
普段から二胡を親指で握っているぞ

それではビブラートはかからない

肘を前に突き出し
囲み込んで二胡を支えるよう
基本から見直そうね  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 11:00二胡上達

2025年01月23日

ビブラート練習はこれ絶対(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/0VNZqTev_-Q

ビブラートの練習方法は以前に順を追って説明しています
ぜひ見てみてください。
動画とブログのアドレス書いておきますね。

ビブラート特訓
1 https://youtu.be/-2OUl784iBE
2 https://youtu.be/N9hhQnQWp3s
3 https://youtu.be/0lQ1O2ru0Y0
  ブログ https://niko.shiga-saku.net/e1370675.html
4 https://youtu.be/GfGcYly5H6s
  ブログ https://niko.shiga-saku.net/e1370684.html
5 https://youtu.be/nUmLh-DeMis
  ブログ  1 https://niko.shiga-saku.net/e1370736.html
        2 https://niko.shiga-saku.net/e1371038.html
6 https://youtu.be/OIV1LwWB_rE
  ブログ https://niko.shiga-saku.net/e1371061.html
7 https://youtu.be/EjgMrmsME1M
  ブログ https://niko.shiga-saku.net/e1373573.html
8 https://youtu.be/gFZ9Y3ugRds
9 https://youtu.be/yOtsDIQ22mU

で、多くの方が、
それじゃ身につかないんだよね、ってやり方します

私とレッスンしててもなんです、これが

どうしても我慢できない
のか

ビブラートのイメージ
がそうさせるのか

もちろんレッスン中なら注意するんですが、
ところが、なんと
そのようにしない

やはり我慢できない
イメージでやっちゃう

何かと言うと

私がこうやってください、っていうのは
すんごくスロー再生
ゆーっくりな動き

指や手の感覚を味わって
めちゃくちゃゆっくり動かしてください、
って言ってるのに、
速い!

なんかゆーっくりだと、まあ出来てるからって、少し速めちゃう
そう、確かにそれでもゆっくりっちゃゆっくりなので、それでやっちゃう

それじゃダメ!

あらためて説明すると、
手や指の動きを、確認するように、そして言い聞かせるように、

ものすごいスロー再生して、動きを味わう

そのゆっくりさは、ビブラート1往復を6秒くらいかけるほど

到底音としてビブラートなんて感じません
というか、右手は弾きません

ひたすら左手指に精神集中します

たとえ割と上手にできて、もう少し速められそうと思っても、速めてはいけません!

なぜなら、この練習の目的は
ま、もちろんビブラートがうまくできるようになる練習なんですが、ビブラートがうまくできるようになる練習ではないんです

何言うてんの?ですよね

目的です

これをやる目的は
ビブラートの動きというものを、こういう事したいのよ、と
脳に言い聞かせる過程
脳から手指に指令を伝えさせる神経を作る過程

だからゆっくり落ち着いて冷静に
まるで小さな子に言い聞かせるように
言い聞かせるのが目的なのです
わかります?この解説

だから、
本当のビブラートに近づかせようという考えは捨ててほしいのです

そんなゆっくりの動き、いざほんとにビブラートの速さにしたらできなくなるんじゃ?と思いますよね?

いいえ
この作業を3回以上経験すると
普通のビブラートの時にそれこそ脳が勝手に指令を出して、いつの間にかできるようになってます

でもでも、皆さん我慢できない

もっ回言います
少しでも速めたり
時間が短かったり(2〜3回の動きでもう納得するとか)
回数が少なかったり(1〜2回やってみただけとか)
では、効果は無です

て言うてても、皆さん速いねんなぁ
もう、それではあかん
ビブラート上手になりたいんですぅ、じゃないねん
どんなに練習してもうまくならないんですぅ、じゃないねんよ  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 14:05二胡上達

2025年01月06日

イヤ、私にはムリっス。○○のススメ(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/9Xkto_cD0s4

「何か1曲くらいまともに弾けたい」
「1曲もまともに弾ける曲がない」
と思う事はありますか?

皆さんよくそうおっしゃいます
どれも中途半端で、ちゃんと弾けるのがない
って

私としては悲しい気持ちになります
何年も習ったのに、何もまともに弾けないなんて

でも、これは仕方ない事
あ、皆さんがじゃないですよ、私です

ジムも同じ
ジムでヨガとかやりますよね?
教室で週1とかでヨガやりますよね

でも、たかだか週1の1時間ほどやったところで、体はそれほど柔らかくはならないし、健康効果も薄いです

やはり毎日、家で、
教室でやったポーズをやったりしないと

私が仕方ないのは
レッスンでその人が納得いくまで、いわゆるまともに弾けるまでやると、
毎回レッスンで同じ曲をやる事になります
しかも何ヶ月あるいは何年も

生徒さんがそれでいいならいいですが、
本当にそんな事すると生徒はイヤになるでしょう
ある程度、言い方悪いですが、適当なところでOKとして次の曲をしないと、飽きますし、ずっとレッスン中、まあいうならただ本人が練習しているのを見守るしかないのでレッスン代泥棒と言われそう

一度本人の希望通り、そのように、毎回その一つの曲をレッスンして(他の曲も同時にやり、進むのですが)まともに弾けるようにと、何ヶ月もやった事がありました

私から見て、伴奏に合わせて音程やリズムも正しく弾けているので、その級を習っている段階では満足してよい仕上がりでした

しかし、その方はその後も
「1曲もまともに弾ける曲がない」
とおっしゃいます

結局、"まともに弾ける"は
その後継続して保つ事が必要、
そして、"まとも"は本人の感覚なので、
実は楽勝で弾けてなくて頭の中は精一杯状態だったり、
プロの演奏と比べていて、ビブラートや音色や表現ができてないと感じていたり
(レベルではまだビブラートは未習、音色や表現まで語れる級ではないにも関わらず)

どこを求めているかは本人の価値観というか

先生がレッスンして納得いかせられる物ではないと感じました

そして何より
さっきヨガで話したように、
家で自分でどれだけやっているか、
が大切

いくらレッスンを受けても、
家で何もしなければ
頭は精一杯状態、手もヘタくそ状態でしょ
そしてせっかくできた事も退化するでしょ

結論、
私が思うに

「何か1曲くらいまともに弾けたい」なら

家でやれ!
ちゃんと家でみっちり練習せい!


*言葉使いが乱暴で申し訳ありません 
m(_ _)m

で、題になっております、発表会のススメ

結局、発表会に出るのがいい、
はやい

練習も一生懸命やりますし、
曲もしっかり弾けるよう仕上がります
って事ですわ  
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Posted by 由紀子 at 13:05二胡上達

2024年11月29日

ポジチェン○して○するな(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/Fxg6kW2ZYLQ

ポジションチェンジの時、どうやって移動するか?

第二ポジションで二指とか書いてあると、その事ばかり思ってポイと移動してはいないだろうか?

今回はその、ポイと移動、
つまり
指を離して跳んではいけないよ
という話。

以前、二胡中級講座の中でポジションチェンジについて話しています。参考にどうぞ。
動画はこちら
https://youtu.be/KwZrcfkdER4
ブログはこちら
ポジションチェンジの種類って?
1 https://niko.shiga-saku.net/e1358069.html
2 https://niko.shiga-saku.net/e1358071.html
3 https://niko.shiga-saku.net/e1358083.html
4 https://niko.shiga-saku.net/e1358092.html
5 https://niko.shiga-saku.net/e1360336.html
6 https://niko.shiga-saku.net/e1360340.html

ポジションチェンジのやり方はいくつかあります。
その中でも同指のスラーについては、指を離さず滑音をつけてポジションチェンジするのに決まっているので説明を省くとします。

指を離して移動するものもあります。
例えば、開放弦ポジションチェンジ。

それから、結構遠い距離を飛ぶ、跳把(跳躍)といいますが、これも指を離して空中を飛んで着地する方法ですね。

今回はそのほかの、美しくつなげたい時、あるいは手数を減らすため、の方法です。

①押さえる指を先に押さえて滑音をつけてポジションチェンジ。記号をつけるなら⤴︎○

スラーの時はなおさら飛んではいけません。

分弓の時も次の音の前に滑音をつけて、滑りながらその音に到達します。
弓を一旦止めて移動するのはだめ、もったいない、せっかくの二胡の魅力がなくなります。

②押さえる指を先に押さえて滑音なしに移動してから音を出す

これは同指の時ですね。
手数を増やさない意味があります。

同じ指なら、〈いちいち離して(一手間)、移動して(ふた手間)、押さえる(さん手間)〉なんて3手間かけるのは無駄な動きです。
音を切りたいのなら右手の弓を止めればいい話。指は押さえたままスーッとスライドです。

③押さえている指を音の終わりに滑音をつけて移動し移動を終えてから指を変えて音を出す。矢印だとこう○⤵︎なりますね。

これは少し高度な技で、身につけるにはセンスや練習が要ったりしますが。
できるとかっこいいです。

だいたいは高音から低音に移動する場合です。

音の最後に尾を引いて滑音をつけて行きたいポジションへ移動しますが、この時最後の方は音をシュワンと消す事がポイントです。そして移動した後の指を押さえてしっかりした音を出す。

さっき言いましたように、
二胡の美しい滑音や手数を減らすため、
ポイポイ手を離して空中を飛ぶのはやめましょう。

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Posted by 由紀子 at 18:33二胡上達