2023年01月26日
いい音色は頭の中がしみチョコ(動画つき)
動画はこちら
https://youtu.be/5l7a22M9KYc
またまたいい音色を出すためにどうしたらいいかの話
私は中国語も教えているんです。
高校の選択科目で担当をしています。
で、それぞれ課の最後に、
その課の内容を振り返るプリントを書かせています。
日本語が書いてあるので、中国語を書きましょうというもの。
内容は教科書通りです。教科書の例文や本文とまったく同じ文です。
初めは教科書を見ずに、書いていきましょう、
そして、教科書を見て答え合わせをしましょう。
と言っています。
ちゃんとやる子は、教科書を見ずに、一生懸命考えて書いていき、最後に赤ペンで直したり、わからなかった所を書き込んだりしています。
しかし、とりあえずプリントをこなすだけを目的としている子は、初めから教科書を開いて、そのまま書き写していきます。
この、そのまま書き写している子は、少しも頭を使っていません。
例えば、ただ書き写すにしても、
「あ、聞くところによると、っていうのは听说っていうんだな、で、その後に文章が続いて、他是独生子か、一人っ子は独生子、なんて読むんだ?ドゥションズか…」
なんて思いながら書くなら、まだ頭を使っていて、頭の中に浸透している。
しかし、頭を使わずただただ文字をそのまま書き写ししているのでは、頭に何も浸透しない、時間と労力の無駄だ。
しみチョコって知ってますか?
すみません、全然違う話で。

クッキー生地のようなものにチョコが中の気泡にまで染み渡ってからめてあるお菓子です。
上辺だけにチョコがかかっているのではないのです。
いい音色の話に戻ってきますと、
いい音色というのは、毎音、毎秒、
ずっといい音色の事を頭に置いて弾くことを、続けていく必要があります。
弾いている時、楽譜読みに必死になっていませんか?
運指の事、運弓の事、音程の事、リズムの事、
考えなければいけない事はたくさんです。
ただ書き写すだけ
つまり、何も(音色の事を)考えずに、
楽譜に必死になっているなら、
時に音色良くならないかなぁなんて思っている程度では、
音色は良くなりません。
ちゃんと考えて書くこと、
書き写す時は、書きながら(音色に)思いを巡らせなければいけないのです。
しみチョコのように、
うわべだけにチョコをかけてもダメで、
染み込ませなければいけないのです、
ずっと頭の中に音色のことを染み込ませる。
書き写しとしみチョコの例、
伝わったでしょうか?
いい音色になりたかったら、
弾いている最中、毎音毎秒、
ずーーーっと音色良く弾こうと
考えてないといけないって事です。
気泡ひとつひとつにまで染み渡らせる。
これでいい音色を作り慣れたら、
無意識でもできるようになる
そう、何を弾いても、いつ弾いても、
いい音色で弾けます 続きを読む
https://youtu.be/5l7a22M9KYc
またまたいい音色を出すためにどうしたらいいかの話
私は中国語も教えているんです。
高校の選択科目で担当をしています。
で、それぞれ課の最後に、
その課の内容を振り返るプリントを書かせています。
日本語が書いてあるので、中国語を書きましょうというもの。
内容は教科書通りです。教科書の例文や本文とまったく同じ文です。
初めは教科書を見ずに、書いていきましょう、
そして、教科書を見て答え合わせをしましょう。
と言っています。
ちゃんとやる子は、教科書を見ずに、一生懸命考えて書いていき、最後に赤ペンで直したり、わからなかった所を書き込んだりしています。
しかし、とりあえずプリントをこなすだけを目的としている子は、初めから教科書を開いて、そのまま書き写していきます。
この、そのまま書き写している子は、少しも頭を使っていません。
例えば、ただ書き写すにしても、
「あ、聞くところによると、っていうのは听说っていうんだな、で、その後に文章が続いて、他是独生子か、一人っ子は独生子、なんて読むんだ?ドゥションズか…」
なんて思いながら書くなら、まだ頭を使っていて、頭の中に浸透している。
しかし、頭を使わずただただ文字をそのまま書き写ししているのでは、頭に何も浸透しない、時間と労力の無駄だ。
しみチョコって知ってますか?
すみません、全然違う話で。

クッキー生地のようなものにチョコが中の気泡にまで染み渡ってからめてあるお菓子です。
上辺だけにチョコがかかっているのではないのです。
いい音色の話に戻ってきますと、
いい音色というのは、毎音、毎秒、
ずっといい音色の事を頭に置いて弾くことを、続けていく必要があります。
弾いている時、楽譜読みに必死になっていませんか?
運指の事、運弓の事、音程の事、リズムの事、
考えなければいけない事はたくさんです。
ただ書き写すだけ
つまり、何も(音色の事を)考えずに、
楽譜に必死になっているなら、
時に音色良くならないかなぁなんて思っている程度では、
音色は良くなりません。
ちゃんと考えて書くこと、
書き写す時は、書きながら(音色に)思いを巡らせなければいけないのです。
しみチョコのように、
うわべだけにチョコをかけてもダメで、
染み込ませなければいけないのです、
ずっと頭の中に音色のことを染み込ませる。
書き写しとしみチョコの例、
伝わったでしょうか?
いい音色になりたかったら、
弾いている最中、毎音毎秒、
ずーーーっと音色良く弾こうと
考えてないといけないって事です。
気泡ひとつひとつにまで染み渡らせる。
これでいい音色を作り慣れたら、
無意識でもできるようになる
そう、何を弾いても、いつ弾いても、
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2023年01月19日
おやすみ二胡 シューベルトの子守唄をアップしました
音楽はこちらをどうぞ
https://youtu.be/0YAxjK0LDgs
バックの音は雑音ではなく、パチパチという火の効果音です
おやすみ二胡をアップしていますが、
実は非常にこわがっています
生徒さんがよく
自分の演奏を録音して聞いたら、
あまりのひどさに愕然とした、
とおっしゃいます
生の演奏だと感じられないようなアラも
録音だと拡大されて聴こえます
私の演奏も、アップしているからと言って、
自信があるわけではありません
雑音は入ってるし、
私は音感がダメなので
絶対音感がある人が聞いたらズレズレなんだろう
なんて下手くそ、なのにアップしてるんだ、これでも先生か、と思われているのではと思っています
でも無理矢理自分を追いやってアップしています
なぜなのか、思いは複雑で、自分でもなんとも言えません
ただ、いつものごとく、
もし1年後、1ヶ月後、明日、
死ぬとしたら?
という問いかけに
やってみたいと思った事はやっておこう、
という答えが出たのでしょう
こんな演奏下手くそだ、と思う人は、YouTubeを見なければいいだけだ
いいなと思う人のリラックスに役立つのを期待しよう
と。
続きを読む
https://youtu.be/0YAxjK0LDgs
バックの音は雑音ではなく、パチパチという火の効果音です
おやすみ二胡をアップしていますが、
実は非常にこわがっています
生徒さんがよく
自分の演奏を録音して聞いたら、
あまりのひどさに愕然とした、
とおっしゃいます
生の演奏だと感じられないようなアラも
録音だと拡大されて聴こえます
私の演奏も、アップしているからと言って、
自信があるわけではありません
雑音は入ってるし、
私は音感がダメなので
絶対音感がある人が聞いたらズレズレなんだろう
なんて下手くそ、なのにアップしてるんだ、これでも先生か、と思われているのではと思っています
でも無理矢理自分を追いやってアップしています
なぜなのか、思いは複雑で、自分でもなんとも言えません
ただ、いつものごとく、
もし1年後、1ヶ月後、明日、
死ぬとしたら?
という問いかけに
やってみたいと思った事はやっておこう、
という答えが出たのでしょう
こんな演奏下手くそだ、と思う人は、YouTubeを見なければいいだけだ
いいなと思う人のリラックスに役立つのを期待しよう
と。
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2023年01月12日
いい音色って超大変な作業?!(動画つき)
動画はこちら
https://youtu.be/GegeCo5ojeI
いい音色は誰しも憧れ、目指していますよね。
二胡の音色のコントロールは非常に繊細で、難しい。
いい音色のためにの中でも話しましたが、
どれくらい繊細か、
まず左手は、
押さえる指の場所や面積で音色が変わります
指先で面積狭く押さえるとすっきりして通る、指の腹で面積大きく押さえるとぼやっとしてぼてっとする。
内弦と外弦で押さえる力具合が違う、低音部から高音部の間の場所で押さえる力具合が違う。
右手は、
弓毛の当て方で音色が変わる
弓毛で弦のどこを擦るかで音色が変わる
これまた内弦外弦で擦る力具合が違う
低音部から高音部の間で擦る力具合が違う
運弓の速さで音色が変わる
これらの事を瞬時に、一音毎に、いや、1秒ごとに、もっと短い時間毎に、変化させて、音色をコントロールしなければいけない。
いい音色って、超大変な作業なんです。
だから、いつも通りに弾きながら、もっときれいな音色にならないかなぁ、なんて思っているとしたら、
それは厚かましい考えといえるでしょう。
演奏家の方々、あるいはプロの方々、先生方、
きっと全員
音色だけに特化した練習や研究をした経験が必ずあると思います。
やたら開放弦をあ〜でもない、こ〜でもないと、弾いたり
一つの音をあ〜でもない、こ〜でもないと、何回も弾いたり
ワンフレーズだけを、あ〜でもない、こ〜でもないと、何度も弾いたり
弓の持ち方、弦の押さえ方
弓の当て方、こすり方、などなど
こうか?こうか?と研究した経験があると思いますよ。
そう、なんとなく、
「いい音色になりたいな」で弾いて
なれるもんではないのですよ。
あーた!(あなた)
あなたもいい音色になりたかったら、
超大変なコントロールに気を向け、
研究そして研究そして練習をしてください。
そうすれば、
いい音色で弾けるようになります!
しかも、一度コントロール具合の感覚がつかめたら、何を弾いてもいい音色です。
あなたにもいい音色はできます!
やってみようよ!
参考ブログ https://niko.shiga-saku.net/e1349932.html
参考動画 https://youtu.be/gDsISYGLbmk 続きを読む
https://youtu.be/GegeCo5ojeI
いい音色は誰しも憧れ、目指していますよね。
二胡の音色のコントロールは非常に繊細で、難しい。
いい音色のためにの中でも話しましたが、
どれくらい繊細か、
まず左手は、
押さえる指の場所や面積で音色が変わります
指先で面積狭く押さえるとすっきりして通る、指の腹で面積大きく押さえるとぼやっとしてぼてっとする。
内弦と外弦で押さえる力具合が違う、低音部から高音部の間の場所で押さえる力具合が違う。
右手は、
弓毛の当て方で音色が変わる
弓毛で弦のどこを擦るかで音色が変わる
これまた内弦外弦で擦る力具合が違う
低音部から高音部の間で擦る力具合が違う
運弓の速さで音色が変わる
これらの事を瞬時に、一音毎に、いや、1秒ごとに、もっと短い時間毎に、変化させて、音色をコントロールしなければいけない。
いい音色って、超大変な作業なんです。
だから、いつも通りに弾きながら、もっときれいな音色にならないかなぁ、なんて思っているとしたら、
それは厚かましい考えといえるでしょう。
演奏家の方々、あるいはプロの方々、先生方、
きっと全員
音色だけに特化した練習や研究をした経験が必ずあると思います。
やたら開放弦をあ〜でもない、こ〜でもないと、弾いたり
一つの音をあ〜でもない、こ〜でもないと、何回も弾いたり
ワンフレーズだけを、あ〜でもない、こ〜でもないと、何度も弾いたり
弓の持ち方、弦の押さえ方
弓の当て方、こすり方、などなど
こうか?こうか?と研究した経験があると思いますよ。
そう、なんとなく、
「いい音色になりたいな」で弾いて
なれるもんではないのですよ。
あーた!(あなた)
あなたもいい音色になりたかったら、
超大変なコントロールに気を向け、
研究そして研究そして練習をしてください。
そうすれば、
いい音色で弾けるようになります!
しかも、一度コントロール具合の感覚がつかめたら、何を弾いてもいい音色です。
あなたにもいい音色はできます!
やってみようよ!
参考ブログ https://niko.shiga-saku.net/e1349932.html
参考動画 https://youtu.be/gDsISYGLbmk 続きを読む
2023年01月08日
おやすみ二胡 窓の音をアップしました

動画はこちら
https://youtu.be/t3xIVOr0KXA
音源アップは動画に比べて楽です
動画はグリーンシートや照明など、セッティングしたり、
話す内容を準備したり、
化粧をバッチバチにしたり、準備で大変な上、
撮影後も編集したり、
なかなかの時間と労力を費やしますわ。
2023年01月05日
2023年賀状大賞、目標の立て方
みなさま、あけましておめでとうございます。
いつもブログをご覧いただき、大変ありがとうございます。
どうぞ今年もブログ閲覧並びにYouTube視聴をよろしくお願いします。
さて、とても素晴らしい年賀状をいただいたので、ご紹介いたします。

みなさんも、この兎のように
今年も二胡を楽しんでいかれることをお祈りいたします。
さて、目標の立て方なのですが、
あれもこれもできていないと思っていらっしゃるかもしれませんが、
一つに絞ってみてください。
一つです
しかも具体的に。
この曲のこの部分をスムーズに弾けるようになろう、とか
長弓練習を毎回の練習前に2分必ず取り入れよう、とか
そう、具体的かつ小さくです
この部分だけ、2分だけ、です。
え?一年の目標がそれだけ?って
そう、それだけ。
よくばったり、張り切ったり
はいけません。
今、このブログを読んでいる今、決めて。
具体的、小さく、超出来そうなレベル。
続きを読む
いつもブログをご覧いただき、大変ありがとうございます。
どうぞ今年もブログ閲覧並びにYouTube視聴をよろしくお願いします。
さて、とても素晴らしい年賀状をいただいたので、ご紹介いたします。

みなさんも、この兎のように
今年も二胡を楽しんでいかれることをお祈りいたします。
さて、目標の立て方なのですが、
あれもこれもできていないと思っていらっしゃるかもしれませんが、
一つに絞ってみてください。
一つです
しかも具体的に。
この曲のこの部分をスムーズに弾けるようになろう、とか
長弓練習を毎回の練習前に2分必ず取り入れよう、とか
そう、具体的かつ小さくです
この部分だけ、2分だけ、です。
え?一年の目標がそれだけ?って
そう、それだけ。
よくばったり、張り切ったり
はいけません。
今、このブログを読んでいる今、決めて。
具体的、小さく、超出来そうなレベル。
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