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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2025年02月27日

コントロールマットで悩み解消(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/sxtUoSZRKrY

コントロールマット、中国語で控制垫
駒の下部に弦と琴皮の間に挟んであるフエルトです

この生地、形、位置によって
音色が変わります

結構知らずに、音色が悪い悩みがあるままの方がいます

まず、コントロールマットは何のために敷くのでしょうか?

コントロールマットなしで弾いてみると分かります。やってみてください。

コントロールマットがないと振動が暴れて音が割れます。振動しすぎ。

なので、二胡によってそれぞれ合った振動まで調節するものです。

ではまず生地
二胡屋さんで売ってるものは、ゴム、ポリエステルフェルト、ウールフェルト。
その他何でも試していいんですが、どうすればどうなるか知っておきましょうということです。

生地がモコモコとして密度が高いもの、つまり音をこもらせそうな、吸収しそうな、毛布なイメージな物ほど音を抑えます。

だから、音が割れたりビリついたり(特に高音)する人はウールフェルトに変えましょう。逆になんか音小さくて響かない人はポリエステルフェルトに変えてみて。

商品のリンク貼っておきます

https://maccorp.co.jp/erhu/others.html#eft01

次、形
二胡屋さんに売ってるものはもうすでにいい大きさ、厚さにしてありますね。
面積が大きいほど音を抑えるし、厚みが厚いほど音を抑えます。
音がビリつくなら大きく厚く、音がこもるなら小さく薄くと、調節してね。

次は位置
駒にピッタリくっつけて置くと音を抑え、駒から離すほど音が軽くなります。
音がこもる人は下へずらしてみて。

という事で、
音がビリつく人は
まず位置を駒近くへ、それでダメなら折り方を厚くして、それでダメなら生地をウールにして。

音が重くこもって響かない人は
まず生地を駒から離して下へずらして、それでダメなら生地を切って小さくしたり折り方を重ねる枚数を少なくして、それでダメなら生地をポリエステルやもっとペラペラの物にして。

コントロールマットをうまく使って、音をコントロールしましょうね。

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Posted by 由紀子 at 10:15二胡関係

2025年02月12日

ビブラートこの○○でやりやすく(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/kq6gKAXbHWE

ビブラートがかけにくい手つき

まずその典型的なのは、
手の構えが浅い場合です

手の構えが浅いと、
指の関節を曲げる余裕がない
二胡が落ちないように親指が棹を握っている


という事が起こり、ビブラートがかからない

それでは、割と普通の正しい構えだとどうなのか?

もちろんビブラートはかかる
しかし、まだかけにくいと感じるのでは?

ではどうするか?

めちゃ奥で棹を支えるのです

普通に弾いている時はこんな感じで、
棹を支えている位置は
この辺でしょう

棹を支える位置は黒印あたり


それを、ビブラートかける時は
手の重心を下へ持っていき
棹をより奥の方で支える
この辺

棹を支える位置は赤印のあたり


そう、もはや人差し指側でなく、親指側というイメージ

ここまで手の平を囲んで前に出し、指に余裕を与える

一指はこの形はやりにくいが、
二指〜四指は指を曲げる余裕のある
なんだか指が自由
なんなら手離し感さえある
これでビブラートがかかりやすい

この形こわい、二胡が落ちそう
という人は、
普段から二胡を親指で握っているぞ

それではビブラートはかからない

肘を前に突き出し
囲み込んで二胡を支えるよう
基本から見直そうね  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 11:00二胡上達