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安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2019年12月24日

動画「ビブラート特訓⑨完成へ」をアップしました

動画「ビブラート特訓⑨完成へ」をアップしました

https://youtu.be/yOtsDIQ22mU

曲、エーデルワイスを使って、ビブラートの回数を増やしていきます。

ビブラートの回数の目安は
♩=80以下なら 1拍に4つ
♩=80以上なら 1拍に3つ
♩=120以上なら 1拍に2つ

ぐらいな感じですかね、あくまで目安  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 19:50二胡上達

2019年12月20日

動画「ビブラート特訓⑧曲に取り入れる」をアップしました


動画「ビブラート特訓⑧曲に取り入れる」をアップしました

曲「エーデルワイス」を使って
ビブラートを曲に入れていく練習です


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Posted by 由紀子 at 10:05二胡上達

2019年12月15日

ビブラート特訓⑦数をコントロール(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/EjgMrmsME1M
動画では本ブログより更に進んだ内容まであります

一定した動きができるようになりましたか?

そうしたら、今度はそれを速めていくだけ。


しかし、ここで焦ってはいけません。
ここで焦ると、まともなビブラートに到達できなくなります。


とてもとても慎重に速めていく必要があります。

では、前回50の速さでやりましたね、カン=1動作。それを60に速めてやってください。

この調子で、一定した動きがくずれないことを条件に、

70→80と速めていきます。

必ず、一定した動きがくずれないことが条件です。
コントロールがきかなくなったら、その速さで止めて、できるまでそれ以上速くしないこと。

そして、120までいったら、
今度は60に設定します。

今度はカン=2動作してください。
60なら、つまりさっきやった120と同じ速さということですよ、できるはずですね。

これでまた少しずつ速めていきます。

これで120までできるようになったら、


今度は60でカン=4動作

さっきの120と同じ速さということですよ。できるはずです。

この辺りになると、リズム感も必要です。
しっかり1拍を4刻みして、
メトロノームにきっちり合わせてくださいよ、
メトロノームをしっかり聞いて、リズム通りに刻んでください。

そしてまた速めていきます。

これでまあ、80まで来れたら、

おめでとうございます、
ビブラートは完成です。


何度も言いますが、
焦らずじっくり練習すること。

前の段階に戻りながら進めていきましょう。

完成まで3年かけるつもりで練習してください。

そうよ、3年よ。

そんなに?と思った?


そんなに。

でも3年かけてやったしっかりしたビブラートは、一生もんですから、

適当にやって気持ち悪いビブラートの演奏を一生弾き続けている人よりいいでしょ?  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 16:00二胡上達

2019年12月12日

まともなビブラートって?

あせってビブラートらしいビブラートをやる人は、
まともなビブラートにはたどり着けない。

って前回言いました。

まともなビブラートって?

まともなビブラートは気持ち良い、心地よい。

まともじゃないビブラートは気持ち悪い、うるさい、酔う。

まず、じゃ、まともじゃないビブラートについて例を挙げましょう。

速すぎる
波の深さが不均等
リズムが不均等
波が丸くない
コントロールされていない

ではまともなビブラートは、

まともじゃないビブラートの例からとり上げて話していきますと、

速すぎる。
まともなビブラートは、曲の速さに符合した速さです。
1拍に見合った数のビブラートでないと、うるさいし、聞いてる人を疲れさせ、せかされた気分にさせます。

波の深さが不均等。
指先を転がす動作や弦にかける圧が不均等なんですね。
まともなビブラートは、同じ波が安定してかけられているので、安心感があります。
筋肉を味わうことなく練習すると、力が入ったり抜けたりして不安定になります。

リズムが不均等。
まともなビブラートは、1拍につき何回というのが決まっていて、ビブラートの回数は安定しています。
速い曲なら速いなりに、ゆっくりの曲ならゆっくりなりのその曲に合った速さにします。
リズムが不均等なビブラートは1拍の中に入る数が一定してないため、リズム感がくずれ、曲にのれない、リズム感のない曲になります。

波が丸くない。
上に上げる方や下に下げる方かのどちらかが強調されていて、エンエンエンというような音になる。角ばった波になる。しゃくったような演奏になる。
まともなビブラートは、音が低くなる途中や高くなる途中の音も均等に移行していて波がまるい。

コントロールされていない。
筋肉の動きが均等でないため、ひきつったように震わせている。あるいは、速さ、深さなどをコントロールできていないため、玉の乱れ撃ちのように、曲を乱すただの邪魔でしかない。
まともなビブラートは、速さや深さなどをコントロールしているので、曲調によって、またフレーズによって、深くしたり浅くしたり、速くしたり遅くしたり、暗くしたり明るくしたり、コントロールされた抑揚をつけられる。

ほかには、最初ちょいとだけビブラートをして、持続出来ない。

コントロールができたビブラートなら、
いつかけるかも自由自在。
初めかけずにだんだんかけるとかできる。


ビブラートによって、曲をより表情豊かにするか、台なしにするかだ。


焦るな!

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Posted by 由紀子 at 15:43二胡上達

2019年12月12日

ビブラート特訓⑥リズムをつけよう(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/OIV1LwWB_rE


筋肉の動き、原理は把握できましたか?

中指や薬指は動く幅が大きくとれますが、人差し指は爪にすぐあたるのでやや幅がとりにくいですね。

小指は更に幅がとりにくいどころか、ほんの少ししか動きません。

今回はそんな小指のビブラートについて話しましょう。

小指1本でビブラートすることはあります。
虎口は相変わらずくにゅくにゅ法ですね。

指を伸ばすだけで精いっぱいだと思うのですが、慣れれば指の屈伸が少しできます。慣れて指が広がるようになったのと、深めに構えることでできる。

小指一本でするほうがやりやすいって人もいますね。

でも、普通は、
他の指が助けます。

中指の音の次に小指の音を弾く時、中指は保留して、
小指を助けていっしょにビブラートをします。

薬指の次に小指なら、薬指を保留していっしょにビブラートをします。

小指だけでいきなり押さえなければいけない音だった場合は、サッと中指や薬指を補助に入れます。

この時のビブラートのかけ方は、

イメージとして、くにゅくにゅをして、補助に入っている中指や薬指を転がすと同時に、小指は弦を押す感じもある。
コロコロ押し押し同時ビブラートですね。


注意は、
押しが強くて、音が高くならないようにすることです。



ちょっと予備的に話すと、
この小指のビブラートは大切で、
小指の音を少し強めにビブラートすると、曲がいい感じになります。
他の音より深いビブラート波にするんです。



さて、各指の動き、分かりましたか?


この動きを、ゆっくり味わいながら、確認してくださいね。

では、どう動かすのか分かったら、リズムに乗せて動かす練習をしましょう。

ビブラートはまず音を下げる方からと言いましたが、練習はというか、実際の演奏も、どういうことだか、音を上げる方、つまり手を下げる方からやる感じになる。

だから、手を下に下げる&上げる、で1動作としてください。

メトロノームを用意してください。

50に設定してください。

カン 1つ鳴る時に手を下げて1動作します。

カン=1波

これで一弓に4つやっていきましょう
一指から四指までやっていきましょう

そして50ができるなら60に、と
メトロノームもだんだん早くしていきます

これで、手が一定して安定した動きができるようになってください。

これで、勝手に手がヤイヤイと連続して2回ほど動いちゃう人は、
勝手にビブラート練習したか、慌ててビブラートかける練習をした人です。

まずはこのゆっくりで、
手の深さ速さが一定してできるようになってください。

これができないうちは、次へ進んではいけませんよ。
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Posted by 由紀子 at 15:40二胡上達