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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2013年05月27日

趣味と興味

「グループレッスンで教本を合わせるために、
新しい教本を買っていただき、
今まで使っていた教本は使わないことにします。」

と言ったら、
いかにも不要な物ができたというような表情で、
「これ誰かいりません?」
と小声でつぶやいた。

前の教本は新しい教本と違う曲が載っている。

もし、私なら
自分がより多くの教材や楽譜を手に入れているほうを喜ぶ。

レッスンで使わないならいらない、
っていう発想は

さほど二胡に興味がないのだなと思えた。

興味ある人は、本屋でレッスンとは関係ない教本や曲集なども買ってくるものだ。



レッスンになるべく荷物を軽くしようと、
数枚のプリントだけ持って来て、
教本を持って来ない人がいる。


先生が違うものをするかもしれない、
新しい曲に進むかもしれない、

という、期待とか、
やる気とか、
なんかそういったものが薄いように感じる。



こういう人達は、
二胡を趣味として触ってはいるけど、
興味は薄いのだ、
と思う。


中国好きの人が二胡を習い、
練習せずに、
毎回同じことをレッスンでやる。

二胡という中国の端くれを触っている自分に浸りたいだけなのだ。

二胡に興味があるのではないのだ。



二胡にそれほど熱い興味がなければ、
二胡を趣味としてはいけないとか、
習うべきでないとかは思わない。


そういう趣味の持ち方もありだろう。




しかし、さびしい。



趣味として興味を深く持つのと、
興味の薄い趣味を持つのと。


プロに近づきたい素人と、
素人でいたい素人と。

どちらも同じく習う人。


でも、後者にさびしい思いがする。

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Posted by 由紀子 at 15:03Comments(0)ひとりごと

2013年05月24日

早く過ぎちゃう

1月に新年が始まって、
わーい今年の始まりだ、12ヶ月の始まりだ、
なんて思って
ワクワクして。

でも、寒くて
早く暖かくならないかなあって、
心はずっと暖かくなるのを待って、

今暖かくなったら、もう
一年の半分ぐらい過ぎちゃってて。

きっともうすぐ梅雨に入ると、
ジメジメしてやだな、
早く梅雨明けないかなあって思って。

梅雨が開けると、
暑いなあ、早く涼しくならないかなあって思って。

そんな思いで1年が過ぎて行っちゃう。

心はいつも、先ばかり見てここにない。

なんてもったいない過ごし方をしているんだ、私の心は。

今の状態を楽しむべきなのだ。

少し苦痛のある今は、
大切に感じることによって、
楽しくなり、
それを積み重ねて1年になり、人生になる。


二胡だって、
焦って上手くなる先のことばかり考えて、
弾けてない、苦痛のある今を、
楽しまないなら、
二胡という趣味は、
楽しむ間なんてない。
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Posted by 由紀子 at 12:30Comments(0)ひとりごと

2013年05月23日

弦交換の効果

弦交換をしましょう、ということで、
5月のレッスンは弦交換のしかたを学びがてら、弦交換をしてもらっている。

やはり、交換後の音が違うと感じる。

落ち着いた音になる

古い弦は、伸びているのか、
そして細くなっているのか、
キーンとした音になっていくようだ。


いや〜弦交換オススメです。

やっぱちゃうわ〜音色。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 19:24Comments(0)ひとりごと

2013年05月22日

この国を中国語で?

今日は地図上に番号をふって示された国名や都市名を言うゲームをしたよ。

サイコロを三個振って、
出た目を好きに➕➖✖➗して
ある数にして、
その数字のふってあるところを中国語で言う。



音からモジってある発音が多い

カナダはジャーナーダー
ソウルはショウアル
オタワはアオタイホア

そのまんまってのもある
パリはバーリー
インドはインドゥ
ニューデリーは新デーリー

みなさんたくさん覚えました。

ちなみに、
日本 滋賀県 は
リーベン ズーホーシェン といいます。
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タグ :中国語国名
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Posted by 由紀子 at 00:00Comments(0)中国語教室

2013年05月20日

いい音色のために5

今回も右手の弓について

今回は弓の角度について話したいと思います。


もうここまで聞いたら、何の話か予想つくと思います。

そう、基本中の基本

弓はまっすぐ動かす

具体的に

前後は
体に並行に、っていうのが一般的に言われる

しかし、体を基準にするのは、ダメな場合がある

基準にするのは二胡。

二胡の顔(琴皮)がどっちを向いているか。
つまり、二胡の本体がどんな角度で構えられているか。

これによって体に対する弓の角度が変わる。

見てほしい所は
琴竿と弓毛の間の間隔

弓の端から端まで弾いても、
ここの間隔はずっと変わらない


外弦なら5ミリぐらい、内弦なら3ミリぐらいだろうか。ずっとその間隔を保って運弓する。

だから、足を外に開いている男性なら、二胡の顔が割と前向きなので、弓は体に並行とはならず、弓先にいくほど右斜め前に弾く軌道になるだろう

自分の軌道を探すべきだ

そして、今回言いたいのは
ずっとその軌道上を弓が沿って弾き
前後にぶれないこと

ぶれてたら音に影響する

多くの人は弓先で弾くにつれ手が後ろにひけていき、弓根を弾くにつれ弓先が後ろに押せていく。楕円状の軌道になる。


次は上下だ
これは一般的に地面と並行と言われているが、
地面を基準にしてはいけない場合がある


これも基準は二胡の角度だ

弓毛は弦と直角をなすように弾くのが一番いい

だから、琴竿を体の左側に倒しぎみに構える人は、
弦が縦まっすぐになっていないのだから、
弓先にいくほど斜め上に弾く軌道になるだろう

自分の軌道を探すべきだ

そして、今回言いたいのは
ずっとその軌道上を弓が沿って弾き
上下にぶれないこと

ぶれてたら音に影響する。


多くの人は弓先で弾くにつれ手が後上に上がっていったり、弓根を弾くにつれ弓先が下に下がっていく。

弓は自分の軌道を
前後上下にブレず弾くこと



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Posted by 由紀子 at 23:43Comments(0)二胡上達