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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2015年10月07日

妥協

基本が大切。
なんでもそうですよね。

でも、なんです。
それができない人はいます。
できないってのは、努力が足りないとかじゃなく、物理的にとか、素質的に無理な、という意味です。

息子が小学生の時プールに通っていました。プールにはレベル試験があります。25mクロールが泳げるようになったら○級とか。その試験の様子を上から眺めていました。同じように習っていても、形がしっかりできていてスマートに泳ぐ子もいれば、まるで溺れそうなように形が崩れている子もいる。しかし泳ぎ方がどうであれとにかく25メートル泳げ切れば合格なのだ。
生徒さんにプールの指導の仕事をしている人がいて、「手足の形がもともと悪くてきれいに泳げない子がいるの、かわいそうだよね」と話していた。

二胡にも同じことが言えるのだ。
指の長さのバランスが悪いとか、指先の肉がないとか、指を怪我したことがあって曲がりにくいとか。
でも、こういう人でも二胡を楽しむ権利がある。
はっきり言うと‘向いてない’なんだけど、趣味としての二胡を楽しむ権利はある。

しかし、‘基本からしっかり’は無理だったりする。
全員が全員基本からしっかりはできない。
だから基本になるべく近づける努力は必要だが、妥協もやむを得ない。

そういう人は、最終的に音楽は耳で聞いてOKなら良しということで、手の形はうまくいってなくとも、曲として(リズム、音程、音色)いけてたらOKということで。

あ、でももう一回言うとくと、基本になるべく近づける努力は必要よ。

(ん〜今回の内容、なんかうまく言えないんだけど…
んー教える方としてもジレンマを感じるというか…
何が言いたいにゃら自分でも分からん)
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Posted by 由紀子 at 22:00ひとりごと