プロフィール
由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人

2011年07月27日

二胡を弾く楽しみ

くす玉がはじけた!二胡は恋人。
雅子さんの感動の体験談iconN27をご紹介します。
雅子さんは、体が悪かったり、
田舎の偏見に痛めつけられたりと、
たいへん苦労されてこられたそうです。

私のところへ二胡レッスン体験にいらした時は、
「前のところでは、『駱駝を牽く』を習っていました。
でも、ぜんぜんチンプンカンプンで…」
とおっしゃっていました。

習った曲を弾いてみせてもらいましたが、
ポジションとか、音位などがつかめておらず、
先生にここを押えろといわれたところを
訳も分からず押えて弾いているという感じでした。


雅子さんもはじめからやってよいとおっしゃったので、
「ごめんなさいね、遠慮なく言わせてもらうと
はじめからやったほうがいいので、
はじめから、おさらいしましょう。
今までのは決してムダではありません、
きっと早く身につくと思いますから。」
と、レッスンを開始しました。

この日から、雅子さんに取っても、
私に取っても、
『駱駝を牽く』を弾けるようになる
ことが、今までのリベンジだ、
と、目標になっていました。


以下は雅子さんの体験談です。

私は、びわこホールで二胡の演奏を初めて聴いて
心に染み入る深い音色に魂がふるえる程、
とても感動したのを覚えています。

習ってみたかったのですが、
なんせ私は雪の深い田舎に住んでいて、
仕事も持っているし、
音楽とは無縁で、
又、孫が三人いる年齢、
そして人一倍不器用ときています。
とっても無理だとは思うのですが、
でも二胡の音色iconN07がず~と頭から離れませんでした。

私は思い切って、仕事も整理し、
二胡を習おうと心に決めました。

私は片道3~4時間もかかる遠いところicon24まで、
二胡のレッスンに通い始めました。

しかし、何年経っても一曲もまともに二胡が弾けませんkao_5
こんな遠いところまできて、私何やってるんだろうって、
だんだん絶望的になり、
二胡を片手に放浪している気分でした。

そんな時に、ひょんな事で安岡先生を知り、
先生のレッスンを受けることにしました。

安岡先生は基礎からやり直して、
しっかりと正確に教えてくださり、
なんで今まで二胡が弾けないんだろうって
モヤモヤしていたのが、
安岡先生のレッスンを受けるようになって
一気に晴れて、
本当に短期間のうちに
二胡の音色が外れることなく
しっかり弾けるようになってきました。

その嬉しかったこと!kao_22


そしてこの間、とってもよい事がありました。

前に二胡を持って放浪していた時、
『駱駝を牽く』という曲に挑戦して撃沈し、
それ以来楽譜を見るのも嫌になりました。
とても私には無理だろうって、あきらめていたのですが、

最近安岡先生に教えていただき、
『駱駝を牽く』が弾けるようになったのです。iconN36

安岡先生が
「リベンジできたね、よかったね」
って、にこにこ笑って
自分の事の様に喜んでくださいました。
こんなに嬉しかった事はありませんでした。

くす玉が私の頭上で、
はじけた感じでした。icon12
ヤッター!夢は叶うのだ。iconN32icon22

今では二胡は私の恋人でicon06
たいせつなパートナーです。

一曲一曲弾けるようになると自身もつき、
少々辛い事があっても大丈夫って
乗り越えていけます。

安岡先生にお会いできたこと、
心から感謝します。



  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 15:24Comments(0)ひとりごと

2011年07月18日

二胡が上達する方法1

二胡が上達する練習法1
さて、いよいよ二胡の練習方法や
どうすればうまくなるのか
ということについてお話したいと思います。

まず今回は練習法、ということですので、
練習しない方は読まないでください。

上達する、といいましたが
言い方を変えて、いくら練習しても上達しない方法をひとつ話します。

ずばり、推し弓(アップ)と引き弓(ダウン)を気にせず弾くことです!
毎回違う方向で練習すれば、とてもムダな練習ができます

ということは、上達する練習のひとつとは
推し弓と引き弓を注意して、指示どおりに弾くこと!!

右手と左手はセットで動きを覚えていきます。
そして、何度も繰り返すことによって、
その動きを脳と体にインプットしていきます。

ですから、上手に弾けるようになると、
自然に手がそのように動いちゃうでしょ?

同じように、毎回違う弓方向で
(もちろん、わざとではなくて間違えちゃうんでしょうけど)
弾いてると、脳や体はいつまでも認識してくれません。
それどころか、毎回同じ所で間違うとしたら、
間違いをいっしょうけんめい インプットしていることになります。

あなたは車の運転をされますか?
もし、明日から、
右のペダルがブレーキで、左のペダルがアクセルになったら、
スムーズに運転できますか?
事故を起こしそうですよね?

何度も繰り返された動きは、潜在意識に落とし込まれます。
つまり、くせになる、ということ。
練習とは、一種のくせ作りといえるかもしれません。

だ・か・ら、 どうすればいいかというと、

どんなにおそくても、曲に聞こえないリズムになろうとも、
推し引きを注意して、間違えないこと!
まちがえた瞬間、背後にいる二胡指導霊があなたの頭をたたくと思って!

ただ、いまさらですが、
推し引きが自由にコントロールできるように練習することも必要です。

人にはくせ、えて、があります。
これについては次回説明しますが、

弓の推し引きのコントロール力をつけるために、
音階練習や同じリズムの羅列の速弓練習を、
推し弓で始めたり、引き弓で始めたりで練習できます。
音階練習を、二音ずつのスラーバージョンで弾いたり、
三音ずつバージョン、四音ずつバージョンとやってみるのです。

・・ということで、練習に
・・実は私、「練習」というニュアンスが苦痛そうで嫌いなんです。
「練習」という単語の代わりに、「お楽しみ」を使いたいのです。
・・ということで、お楽しみに励んでくださいませ
  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 22:23Comments(0)二胡上達