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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2014年05月29日

オススメ本

図書館で借りた本が、
心理学的に幹の部分をついてるなぁという感じで気に入りました。

私は石井裕之さんをリスペクトしているんです。石井さんの話は核の部分を話してくれる感覚がしています。他の人のはその枝葉の具体的なやり方を話してくれるのですが、そう考えればどういう原理が働くのかが分からなかったりするのです。

で、今回紹介する人も核を話してくれるタイプだと感じました。

題名は音楽や続けるコツ的キーワードになっていますが、中身は心理学的根拠が書いてあるので、人生的にも役立つ内容になっています。

で、
二胡的観点からすると、

二胡の練習が面白くない人
発表会であがる人
ネガティブになりやすい人
マイナス思考の人
人に言われたことに傷ついて、頭に回る人
人よりヘタだと思う人
なかなかうまくならないと思う人

などにはぜひ、オススメです。

内容をブログで紹介したいとも思ったんですが、やはり本の言いまわしを聞いた方が心に響くと思い、本の紹介という、もったいぶった方法をとりました。

私は県立図書館(滋賀県)で借りたのですが、
Amazonなんかでも、中古なら送料含めて300円ほどで手に入ったりします。

なお、読んでみたけど、たいしたことなかったって思われたとしても責任は負いません。私の価値観ですから。

本の名前は

“音楽を最高に楽しむためのセルフコーチ力
「上達する人 長続きする人」
辻秀一 著”

この人の本は、ほかにも面白そうなのがあるので読んでみたいなぁと思っています。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 11:55Comments(0)ひとりごと

2014年05月22日

ほめを受けとめる


もちろん、できてないことを心に刻んで、練習の時に必ず意識するということは大事です。しかし、進歩或いはした努力を認めないと、潜在意識にマイナス感情ばかり入れて、力が出せなくなります。

さて、今回言いたい事は、
人にほめられた時、どんな返しをしていますか?って話です。

昨日ジムで、おばさま方が話していました。
「なかなかくせが直らないわ」というおばさまAに、
「ほんでも上手に泳げるようにならはったやん」とほめるおばさまB
A「もうこの年になると頑固やから、何回言われてもなかなかそうならへんわ」
B「この年になるとみんなそうよ、ほんでも上手に泳いではるわ」
…とこんな会話が何ラリーか続いていました。

皆さん気づかれましたか?
おばさまAは、ほめられているのを拒否してばかりです。
これは、コミュニケーション術としても失敗例だし、自分の潜在意識にとってもマイナスです。

潜在意識は自分の言葉を信じて言う通りにするという特徴があります。

だから、人がほめてくれたら、
「ありがとう」と受け入れた方がいいのです。

このおばさまAは
ありがとう、うれしいわ、習い始めた時は、浮くのも精いっぱいやったけど、今は泳げてるもんな」って返せばいいのです。

私も生徒さんの出来ている所を必ずほめるようにしていますが、
断固受け入れない方がいます。
何を言っても
「いえいえ、あかんわ、まだまだやわ、上手に弾けへん」
って否定します。

皆さん、上達したかったら、
人にほめ言葉をかけていただいたら、ありがとう、うれしいわ、と受け入れ、
自分で自分に、ちょっと出来てきたね、がんばって練習したね、努力はしたね、でいいので、ほめてあげましょう。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 11:11Comments(0)二胡上達

2014年05月21日

その日は来ない

「1年にせめて1度は弦を交換した方がいいので、弦の注文をお伺いしています。注文はいかがですか?」
と聞くと、
「まだそんなに弾けないのに、自分にはもったいない、もっと上手になってからにします。」
って。


「発表会があります。参加されませんか?」って紙を渡すと、
「もっと上手になってからにします。」
って。


「今の二胡は初級用なので、そろそろ良い二胡に買い替えてはいかがですか?」って言うと、
「もっと上手になってからにします。」
って。


ボランティア活動で演奏してるグループに興味がありそうなので、
「ぜひグループに入って活動に参加してください。」って言うと、
「もっと上手になってからにします。」
って。


あのね、いつになったら自分で自分が上手だと思うと思う?

自分って二胡上手に弾けるようになったなぁって、思う日が来ると思ってんのか?

まあ、私も人前で演奏する人だから、ある程度上手になったなぁ感が来ないとも言えないが、

こういう答え方をする人に
はっきり言ってやろう

「その日は来ない!」

もっと上手になってからに?
どれくらい?
だいたい上手ってどういう壁?
いつ越えたか自覚できんのか?その境界線。

二胡にお金をかけてしっかり楽しむ、
発表会に出て腕を磨く、(そもそも発表会が上手に弾けた結果発表の場だと思ってんのが勘違いなんだ)
ボランティア活動に興味あるならサッサと参加する。

何を「上手になってから」なんて言ってんだ。
永遠に「上手になってから」で逃げとけ!
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Posted by 由紀子 at 00:38Comments(0)励まし

2014年05月20日

あがり対策

スポーツ心理学の本に、あがり対策ってのがあったので、紹介しようと思います。二胡の発表会なんかで参考にならないかなっと思ってね。

興味あるでしょ?

で、その中の二胡に当てはめられるものを紹介しようと思います。


①技能に熟達する。つまりよ〜く練習を積む。

②練習の中で心理的負荷を増していく。例えば、速くして弾く、友達などの前で弾く、録音や録画をする。

③試合の場に慣れる、練習場を試合場に近づける。
つまり、ズバリ何回も発表会に出る。または、ステージのような所で弾いたり、発表会会場のように広い所で弾いたりする。友達で公民館などを借りて発表会ごっこするとか。

④発表は練習の一環であることをする。

⑤ジンクスやトリガー、アンカーを作る。例えば、演奏前(練習の時)に必ずガムを噛む、発表前にガムを噛むと練習通りに気持ちがなる。良い事、うれしかった事を思い出し、ネックレスに触る、良いイメージが着いたネックレス(トリガー)を発表前に触る。練習の時、うまく弾けた時にすかさず二胡の柄をなでる(アンカー)、発表前に二胡の柄をなでる。

⑥深呼吸する、顔や手足をたたく、軽く体操する。

と、こんな感じです。

⑤を有名な演奏家もやってるのを見ました。コンサートで演奏前に必ず弦をひとなでしてから弾いてました。

あと、ちらっと見た本にあったのが、

⑦発表の場所(椅子)に行く時にゆっくり歩いて行く、ひと動作する(時計をはずす、楽譜を整えるなど)、客席をひとなめ見る。これでかなり落ち着くようです。とにかくゆっくりした動作で動き、あたふたした自分にならないようにするためだそうです。

以上参考にしてみてください。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 17:55Comments(0)二胡上達