2013年09月23日
付点のリズムを正しく
付点音符のリズムがいいかげんではありませんか?
ちょっと長めに弾く、的な処理をしていませんか?
音楽的にやや短く弾いたり長く弾いたりなんてこともあり得ますが、
ちゃんと数学的にきっちりと弾くことをまず身につけましょう。

8分音符を1カウントで数えるとすると、
そして、「いっと にぃと さんと しぃと」と数えるとすると、
①は3カウントしっかり弾きましょう。
メトロノームを鳴らすなら、4回めのコンと同時に次のドが重なるように。
「いっと にぃと さんと」 までしっかり弾きましょう。
②は⒈5カウントなので、1回めのコンと2回めのコンの中間で次のドが鳴るように。
いっと にぃ まで弾いて、「と」で次のド。
いっと にと ではありませんよ、そうする人が多いのですが、それでは短いです。
いっと にぃ とのリズムです。
また、①と②のリズムをよく間違えてとりがちなので、気をつけましょう。
③は、よく付点のリズムになりやすいので、ついでに話します。
リズムは、1拍2拍1拍。
真ん中のドが付点にならないように気をつけましょう。
4回めのコンと同時に三つめのドが鳴るように。
真ん中のドは 「にぃと さんと 」までしっかり弾き、「し 」の時に3こめのドです。 続きを読む
ちょっと長めに弾く、的な処理をしていませんか?
音楽的にやや短く弾いたり長く弾いたりなんてこともあり得ますが、
ちゃんと数学的にきっちりと弾くことをまず身につけましょう。

8分音符を1カウントで数えるとすると、
そして、「いっと にぃと さんと しぃと」と数えるとすると、
①は3カウントしっかり弾きましょう。
メトロノームを鳴らすなら、4回めのコンと同時に次のドが重なるように。
「いっと にぃと さんと」 までしっかり弾きましょう。
②は⒈5カウントなので、1回めのコンと2回めのコンの中間で次のドが鳴るように。
いっと にぃ まで弾いて、「と」で次のド。
いっと にと ではありませんよ、そうする人が多いのですが、それでは短いです。
いっと にぃ とのリズムです。
また、①と②のリズムをよく間違えてとりがちなので、気をつけましょう。
③は、よく付点のリズムになりやすいので、ついでに話します。
リズムは、1拍2拍1拍。
真ん中のドが付点にならないように気をつけましょう。
4回めのコンと同時に三つめのドが鳴るように。
真ん中のドは 「にぃと さんと 」までしっかり弾き、「し 」の時に3こめのドです。 続きを読む
2013年09月14日
どちらにする?
ある生徒さんのレッスンで、
次の曲を選ぶ時、
誰でも知っているような日本曲二つを提示し、
二つのうち、どちらが習いたいですか?
とたずねた。
自分の好きな方を選んでほしいと思ったからだ。
すると、私にとっては意外な答え
「簡単な方でお願いします。」
だった。
なので、もちろん二つは同レベルの曲だが、
より簡単な方を選んだ。
そこで、その答えになんだか残念感をおぼえた。
もちろん、どちらも同じようなレベルなんだから、
何も損はないのだが、
損する感が走った。
ゲームでいう経験値というのを知っているだろうか?
敵を倒すと経験値があがり、
自分の能力が増したことになり、
次回の敵を倒すのに、今より楽になる。
強い敵を倒すほど経験値は高くなる。
なんだかその経験値的感覚で、損してる感をおぼえたのだろう。
簡単な方を、という選び方をしたことで、
より低い経験値の方を選んだ、
簡単でない方なら少しでも多くの力がついたのに、
的な感覚。
もちろん何度も言うが、どちらも同じレベルなんだから、私の気のせいと言える。
でも、つまりその選び方って「損な方を」って言ってるみたいなんだよな。 続きを読む
次の曲を選ぶ時、
誰でも知っているような日本曲二つを提示し、
二つのうち、どちらが習いたいですか?
とたずねた。
自分の好きな方を選んでほしいと思ったからだ。
すると、私にとっては意外な答え
「簡単な方でお願いします。」
だった。
なので、もちろん二つは同レベルの曲だが、
より簡単な方を選んだ。
そこで、その答えになんだか残念感をおぼえた。
もちろん、どちらも同じようなレベルなんだから、
何も損はないのだが、
損する感が走った。
ゲームでいう経験値というのを知っているだろうか?
敵を倒すと経験値があがり、
自分の能力が増したことになり、
次回の敵を倒すのに、今より楽になる。
強い敵を倒すほど経験値は高くなる。
なんだかその経験値的感覚で、損してる感をおぼえたのだろう。
簡単な方を、という選び方をしたことで、
より低い経験値の方を選んだ、
簡単でない方なら少しでも多くの力がついたのに、
的な感覚。
もちろん何度も言うが、どちらも同じレベルなんだから、私の気のせいと言える。
でも、つまりその選び方って「損な方を」って言ってるみたいなんだよな。 続きを読む
2013年09月02日
雨の日の音色
最近雨が続いています。
雨の日と晴れの日では、二胡の音色が違います。
空気が乾燥しているほうが、音が響きます。
だから、雨の日は音が響かず、
小さく、こもります。
そのこもった音がまた魅力的に思えるかもしれません。
演奏会の日が雨だと、
音が拡がらなくて効果が悪いので、
残念です。
続きを読む
雨の日と晴れの日では、二胡の音色が違います。
空気が乾燥しているほうが、音が響きます。
だから、雨の日は音が響かず、
小さく、こもります。
そのこもった音がまた魅力的に思えるかもしれません。
演奏会の日が雨だと、
音が拡がらなくて効果が悪いので、
残念です。
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2013年09月01日
メモのしかた
レッスンの時、先生の言うこと、
または音の処理をメモすることは多々あるだろう
例えば、
スタッカート気味に短めに弾く、
ビブラートをする
勢いよく終わる
保留指をする
など
これを文字でツラツラ書く人がほとんどだ。
実はそんな手間入りで、瞬時に読めない文字を書かずに、なんとかできる場合がある。
いや、なんとかするほうがいい。
すでに記号があるものまで文字で書く人がいる
スタッカートならすでに記号があるのに、
文字で“スタッカート”と書く人がいる
ハーモニクスも記号があるのに“ハーモニクス”とていねいに文字で書いている
こんなのは、論外だ。
その方が目に入りやすいのか?
記号を覚える頭がないのか?
そのほか、記号としてないものは
自分なりの記号を作るべきだ。
例えば、
‘短めに’だがスタッカートほどではないものには、逆三角形の中に縦ラインを入れるとか
ゆっくりなら‘ゆ’ 速くなら‘は’ とか
指をくっつけるように注意するなら‘近’ ‘接’ ‘∞’ とか‘8’とか指二本の絵とか
だんだんゆっくりなら‘ ゆ〉’
だんだん速くなら‘ 〈は ’ とか。
私の場合、生徒さんの楽譜に、
保留指の指番号を◯で囲んでいる
ビブラートの所や波の大きさを‘〜’で表わしている
しっかり止める所に縦線を書く
などしている。
ほかにも自分の楽譜には、自分にしか分からない記号が存在する。
何も書かない人もいるが、
案の定次回も同じことを言われ、
前回のレッスンを無にしている。
どうだろう?サッと書けてサッと読める記号を作ってみては。 続きを読む
または音の処理をメモすることは多々あるだろう
例えば、
スタッカート気味に短めに弾く、
ビブラートをする
勢いよく終わる
保留指をする
など
これを文字でツラツラ書く人がほとんどだ。
実はそんな手間入りで、瞬時に読めない文字を書かずに、なんとかできる場合がある。
いや、なんとかするほうがいい。
すでに記号があるものまで文字で書く人がいる
スタッカートならすでに記号があるのに、
文字で“スタッカート”と書く人がいる
ハーモニクスも記号があるのに“ハーモニクス”とていねいに文字で書いている
こんなのは、論外だ。
その方が目に入りやすいのか?
記号を覚える頭がないのか?
そのほか、記号としてないものは
自分なりの記号を作るべきだ。
例えば、
‘短めに’だがスタッカートほどではないものには、逆三角形の中に縦ラインを入れるとか
ゆっくりなら‘ゆ’ 速くなら‘は’ とか
指をくっつけるように注意するなら‘近’ ‘接’ ‘∞’ とか‘8’とか指二本の絵とか
だんだんゆっくりなら‘ ゆ〉’
だんだん速くなら‘ 〈は ’ とか。
私の場合、生徒さんの楽譜に、
保留指の指番号を◯で囲んでいる
ビブラートの所や波の大きさを‘〜’で表わしている
しっかり止める所に縦線を書く
などしている。
ほかにも自分の楽譜には、自分にしか分からない記号が存在する。
何も書かない人もいるが、
案の定次回も同じことを言われ、
前回のレッスンを無にしている。
どうだろう?サッと書けてサッと読める記号を作ってみては。 続きを読む