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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2014年02月22日

そんな高いレベルまで習う必要がないと思っているあなたへ

数学って、なぜ習わないといけないんでしょうか?

算数は習わなければ、社会に出てから困ります。
でも、数学の社会で使いそうにないやつ、
sin、cos、θ、だの、
何のために義務教育に入ってるんだろうか?

二胡の、速く弾くこと、
上級レベルの内容、
何のためにやるのだろう?

速く弾けなくてもいいじゃん。
ある程度弾けるようになったら、そんな難しいレベルに上がっていく必要ないじゃん。

なんて、思うことありませんか?

そのとおりです。

速くなんて弾ける必要ありません、
どこで演奏するわけでもないし、
ゆっくり弾けばいい。

9級や10級なんていかなくていい、
5級くらいまで習えば、十分楽しめる。

デパートの割引きがいくらなのか、分かればいい、
+−×÷が出来れば生活できる。

じゃ、なぜ使いそうにもないものを習う必要があるのか?

必要あるのだ。

役に立つのだ。

sin、cos、θ、早弾き、上級曲そのものを使いこなすためではなく、

それを経験することによって得る何かが、
ある。

なぜプロは開放弦を弾いただけなのに、人をひきつけるような音色がするのか?

開放弦を弾くのならあなたでも、なんならニ胡体験の人でもできる。

上のレベルまで習って、感情を込める練習とか、速く弾く練習とか、高音を弾く練習とかを経ると、ただの開放弦すらレベルが変わる。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 21:33Comments(0)ひとりごと

2014年02月20日

脳のモード切り替え

中国語は漢字ばかりだ。
だから中国語を学ぶ日本人には助かる。
意味が分かりやすいし、単語が覚えやすい。

発音も若干似ている。
しかし、似ているからこそ落とし穴となりやすい。

中国語学習者に、中国語を日本語読みっぽく発音してしまう人は多い。

例えば、‘了’は[リァオ]だが、日本語まじりで[りをお]と発音してしまう、
‘図書館’は[トゥシュウグァン]だが、日本語まじりで[トシュガン]と発音してしまう。
もっとひどいと、完全に日本語読みしてしまう。
‘要’は[ヤオ]だが、[ヨウ]と発音してしまったり、
‘用’は[ヨン]だが、[ヨウ]と発音してしまったりする。
実際の中国語の[ヨウ]の意味は<ある>‘有’だ。

二胡の数字譜も同じ感覚だろう。
‘1’は[いち]ではなく[ド]だ、
‘5’は[ご]ではなく[ソ]だ。

これらの頭の切り替えは完全にされなければいけない。

しかし、先に幼少の頃から日本語読み、数字読みしてきた大人にとって、
潜在意識の奥深くに学習されたものを、
新しく慣れない方を簡単に思い直す、というか脳の別のところに領域を作って、あちらこちら切り替えるのはなかなか困難だろうが。

モードの切り替えって、私の感覚として、こんな感じかな、という例を挙げると、

栓抜きに缶切りが一体化している道具を見たことがあるだろうか?
栓を開けようとしている時は、それは栓抜きであり、
引き出しから取り出す時だって、頭では「栓抜きどこかな」って言っている、
缶切りをしたい時は「缶切りどこかな」って言って探してる。
実は同じ物体なのに。

朝、コーヒーを飲みながら、「新聞ちょうだい」って夫に言われて、[今日の新聞]を持っていく、油そうじをしている夫に「新聞ちょうだい」って言われて、[古新聞]を持っていく。

脳の中では、その場面において、モードが切り替わることができる。

中国語も二胡の数字譜も、
普段の生活脳をリセットして、
モードを切り替える必要がある。

さっきも言ったように、それは大人にとって難しい。
つい潜在意識にインプットされている方が先に出る。

これを切り替えられるようにするには、
意識すること。
潜在意識に勝つ方法は顕在意識で意識し続け、それも潜在意識に入るまで意識し続けることだ。
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Posted by 由紀子 at 11:09Comments(0)ひとりごと

2014年02月16日

快弓集中トレーニング18

ここからはもう予想がつく内容になりますが、書いていきます。

今回は一指シリーズで
一指↔︎二指 (6767…)
二指↔︎一指(7676…)
一指↔︎三指
三指↔︎一指
届く人は四指も
一指↔︎四指
四指↔︎一指
届かない人もこれは後後のために、速弓ではなくストレッチとしてやりましょう。

とそれぞれ外弦と内弦を練習します。

一指は必ず保留指です。
いちいち離してパタパタしてはいけません。

4音がワンセットです。
中途半端な数(6音とか)にしないよう、
1小節8音を区切りとして練習するといいでしょう。(8音、16音)

タイミングをぴったり合わせるように。
指を置く前に弓を返したり、指を離しきる前に弓を返したりすると、雑音が入ります。

ゆっくりのスピードからメトロノームを使って、だんだん速くできるようにしましょう。最低100。中級、上級なら最低120。

あまり弦から指を離さないようにしましょう。大きな動作はいけません。
弦のすぐ上にわずかに浮かすだけです。

必ずメトロノームを使ってください。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 15:13Comments(0)快弓集中トレーニング

2014年02月15日

いい音色を出すにはの続き

先生たち、演奏家たちはなぜいい音色が出せるようになったのか、

ひとつのことをしたから、
さて何でしょうという話でしたが、

みなさん考えましたか?

ん?
練習?たくさんたくさん練習したから、
と思った方は多いと思います。

そのとおり。
たしかに練習量によって、いい音色が出せるようになったでしょう。
でもこれじゃなくて。
だってみなさんもがんばって練習してるじゃないですか、
でも先生のようにならない。

ほかのことです。

先生の言ったことを守るようにする?

これも大事です。

でもこれでもなくて。

先生の言ったようにする、
たくさん練習する、
っていうのは、前提です。

そこへある事を自分がしなければいけません。

さて、いじわるしてないで、そろそろ答えを言いましょうかね。

でも、答えを聞いたとたん、
なんだ、と思って、
実際やらなくなる。

いい音色になりたかったら、
ちょっと雲をつかむような話だけど
やってくださいよ。

いい音色を出したかったら、
「いい音色を出すようにすること」

つまり、
「研究すること」

例えば、
弓をどんな角度で、どんな力で、どんなこすり方で、
肩をどんな動きで、どんな姿勢で、どんな重心で、
手をどんな使い方で、どんな感触で、…

と研究する。

これをやらずに、ただ練習量だけ積んだってダメ、
これを意識せずに、先生の言ったことを聞くだけではダメ。

「ゴースト」っていう映画をご存じですか?

幽霊が人の体に入って、肉体の感覚を得るシーンがありますが、
先生があのように体に入って感覚を教えることはできません。

もちろん先生は方法や言葉を尽くして、
それを伝えようとしますが、
すべては自分だよりです。
自分で模索してつかむしかないのです。

いい音色へと研究を重ねてくださいね。



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Posted by 由紀子 at 17:57Comments(0)ひとりごと

2014年02月12日

春節会

中国語教室の春節会を開きました。
皆、一品ずつ持ち寄って、お料理を堪能しました。
ある人は、きれいな盛りつけで、テーブル上を一気に華やかにしてくれましたし、
ある人は、蛋餃(玉子皮の餃子)のスープ餃子をしてくれ、玉子の黄色=金の意味で縁起ものだと説明してくれました。

私は中国の香りがしみ込んだ茶玉子を持って行きました。

他にもたくさんのお料理で、お口も心も楽しみました。

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タグ :春節会
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Posted by 由紀子 at 13:46Comments(0)中国語教室