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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2017年11月15日

二胡は芸術じゃない?

芸術の秋といいますが、


さてさて二胡を弾いているみなさん、
二胡を弾くのは芸術だと思いますか?

二胡を弾くのが芸術ではないとは言いません。

でも、二胡が芸術になるのは、表現ができる段階になってから、というのが本当でしょう。

譜面を読んで、音符を弾けるようにしている段階では、

違うことに取り組んでいるという感覚が必要。

もう一回言いますと、

芸術とは違うことに取り組んでいるという感覚が必要、です。


では何に取り組んでいるか?

物理と数学です。

そう、二胡は文化系だと思ってませんか?

いいえいいえ、理数系です!

理数系の後に文化系が生えてくる。


どこをどんな力でどんな擦り方をしたらいい音が鳴るか、

どれぐらいの圧力を加えたらどんな音色になるか、

ピチカートはどこをはじけば一番大きな音がするか、
(これはまた別記事で書きますね)

この筋肉を使うと速く弾くじゃまになるとか、

ドからソまでは何度か、何音分か、

一ポジションよりも三ポジションはどれぐらい間隔が狭いか、

内弦がこの音なら外弦は何の音になるか、

などなど

だから、もっと物理と数学的な考えを持って弾くようにしたほうが、
実はいい音色が早く出せるようになる。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 10:35ひとりごと