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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2017年02月09日

二胡を使わない長弓の練習法

長弓、ほかの楽器ではロングトーンというそうな。

ではさっそく、ひとつめをやってみよう。
どんどん読み進めないで、ぜひやってみながら読み進めてね。

例はパターン[1]と名付けますね。
パターン[1] ①1秒 ②4秒

では、まずは練習A.呼吸から。

①、1秒で吸って、②、4秒で吐いてみて。それを繰り返します。

では、練習B.動作です。
①右手を前に出す ②右側の真横まで動かすという動作です。



①1秒で前に出して、②4秒かけて右に持ってきます。また①1秒でサッと前へ、②4秒かけて横へ、を繰り返します。

この動作の注意点
・必ずゆっくり均等に動かします。途中速くなったり遅くなったりしない。
・最後に場所まで来ていること、秒数が終わっても手がまだ来ていないのはダメ。
・逆に、手が早く場所に来てしまって、秒を余らせてはダメ。

さてここからいろんなバージョンをやりましょう。

練習A呼吸
練習B動き ですよ。

例をパターン[1]とすると、①1秒 ②4秒
ということなので、
練習A呼吸で①1秒 ②4秒、
そして練習B動きで①1秒 ②4秒、
とやるんですよ。

では、
パターン[2] ①4秒 ②1秒
パターン[3] ①1秒 ②8秒
パターン[4] ①8秒 ②1秒
パターン[5] ①4秒 ②4秒
パターン[6] ①8秒 ②8秒
をやってみてください。

(4&4や8&8のやつの呼吸は、合間にパッと吸い、ゆっくり吐きます。パッと吸って4吐くパッと吸って4吐くというように)

注意点は必ず守ってね。

この呼吸や動作がうまくいったら、今度は同じパターンで、実際弾いてみましょう。

まずは内弦。
次に外弦。
次はバリエーションを加えて内弦ドレミファソとやる、次は外弦ソラシドレとやる。
次は五声音階練習を使ってやる。など。

長弓がうまくなれば、きれいな音で二胡が弾けるようになる。
逆に言えば、長弓がうまくできないなら、二胡がきれいに弾ける見込みなしです。

ただ単に長ーく弾けてもダメなんですよ。
均一な音で、
弓元も弓先も使えていて、
リズムきっちりに計算が合うように弓を配分する。

どれが欠けてもいけません。

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Posted by 由紀子 at 12:01二胡上達