プロフィール
由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人

2017年02月08日

長弓できない人の特徴

ゆっくりした動作ができない人がいる。

ゆっくりした動作には、筋力や呼吸法や集中力がいる。

私はジムに通っているが、ジムではダンスやヨガや太極拳などもある。
それで周りの人を見ていて思う。ゆっくりできない人ってこうなるんだなぁと。

特に太極拳が分かりやすいので、太極拳で言うと、

あるポーズからあるポーズへゆっくり移り変わり、ほとんど止まることがない。

ところが、ゆっくりできない人は1ポーズのあと、すぐに次のポーズの形をとってしまい、間の流れる動作がない。サッサとポーズをとってしまう。
太極拳は、ゆっくり脚を上げたり、降ろしたり、曲げたり、伸ばしたり、そのゆっくりさが筋肉に効く。サッサとやっちゃってポーズで止まってるのでは太極拳ではない。

二胡は太極拳のような所がある。
弓は左か右に動かすのではない。
真ん中だってある、右よりの真ん中だってある。

二胡はアナログだ。(速く弾く場合もあるよ)

アナログの反対はデジタル。

時計で12:48とか表示されるのがデジタル、変わる時がはっきりしていて、ピッと12:49って変わる。
針がにゅ〜って動くのがアナログ。1分の間も、1秒の間も針が差していく。

アナログであるべきなのに、デジタル弾きしかできない人がいる。

もっと弓の毛を1㎜ 1㎜感じて弾く練習をしよう。

そして、初めに言ったように、
ゆっくりした動作には、筋力や呼吸法や集中力がいる。

だから、筋肉に意識を働かせて弾く練習をしよう。

必要なら筋トレや運動も。ま、でもそこまで筋力がない人もいないとは思うが。弓1本をゆっくり動かす筋力。

では次回、どうしてもゆっくりできない人のための、長弓のトレーニングについて書きます。次回を見てね。


  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 16:32ひとりごと

2017年02月06日

足で拍子をとるのはよいか?

拍子をとるのが難しい人、
拍子をとることができる人、
あなたはどちら?

足で拍子をとることはよいのだろうか?

まず最悪な人は、
左足で拍をとっている人。

ありえないだろ。

左足には二胡が乗っている、左足で拍をとったら揺れるじゃないか。
そして軸足になっているのだから、そう軽く動くようでは困る。

じゃ、右足ならどうか?

さっき拍が取れる人かどうか聞いたが、拍を取れる人ならまあいいだろう。
が、それがくせなら良くない。
人前で弾くときに見た目良くない。
え?人前で弾くときない?
じゃ、自分ちだったら靴を揃えて脱がなくてもいい?なんの話だ?と思った人は危険だな。良く普段やってる事は無意識に外でもやってしまうから、普段から直しなさいってしつけられたり、しつけた事ない?ピンとこなかったあなたは、普段の家でだけ行動が漏えいしまくりだぞ。

あかんって事は、普段からしたらあかん。

そして、拍をとってるつもりで足を動かしていても、ややこしいリズムのところで、結局変なリズムを刻んでいる。
そうでしょうね、足は機械じゃないから。

拍を取りたいなら、メトロノームを使ってください。

足もつるよ。
  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 10:16ひとりごと

2017年02月05日

やってはいけない座り方

やってはいけない座り方

参考動画
https://youtu.be/7SQyYyasnnw

・深く座ってはいけない。
椅子の奥まで深く座ってはいけない。
楽器演奏はある意味スポーツだと考えていいと思う。
二胡だって上半身全体を使う。いや、お尻やお腹も使うので上半身にとどまらない。
なので、どっかり座って、運動を鈍くしてはいけない。椅子の半分くらいに座る感じで良い。お尻のみが椅子に座って、太ももは椅子にかからない程度。

・左足を軽視してはいけない。
二胡は左足に乗っている。そして左手で囲んでいる。左足は軸だ。その左足が椅子の内側に入っていたり、逆に前に放り出されていたり、おもいっきり広げられていたり、逆に内側に倒れていたりしてはいけない。
左肩のラインに膝頭があり、膝の下にかかとがある状態が良い。
右足はどうでもいいが、ま、肩幅ぐらいに開けるといい。
私は閉じるのは賛成しない。二胡は体幹を使うので、閉じると体幹が使いにくい。女性は舞台上では脚が開いているとかっこ悪いかもしれないが、ロングスカートで隠そう。
そして、あまり広げすぎも下品に見えるので、やはり肩幅ぐらいで。

・背筋をピンと伸ばしてはいけない。
これは、意外と思った方もいるでしょう。そう、背筋を曲げてはいけません。でもピンと、ピンピンに伸ばしてもいけません。
さっきも言ったように、二胡は一種のスポーツだと、体幹を使うと、全身に近い上半身を使うと。
なので、背筋ピンピンで体が柔軟に動かせないのはいけない。
それに背筋を伸ばす=肩を張る→肩に力が入る、ということなので、肩に余分な力が入るのは良くないということです。
なので、ピンと伸ばさない、と書きました。背筋をしっかりさせてはいるけど、ピンピンじゃない。  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 08:48二胡上達

2017年02月03日

先生に教えてもらわない方がいい事がある⁈

レッスンの時に先生に教えてもらわない方がいい事があるのです。

ま、でも、なんとなく曲弾いてニ胡を楽しめたらいい、
別にそんなにマジに取り組んでストレス感じたくない、
もうすぐ死ぬし、
という方は、先生にその場その場教えてもらって、一つずつ曲をマスターしていって楽しんでくだされば、それもアリな楽しみ方ですから、この記事は読む必要なしです。


ある日私はメイクバッチリの姪っ子に、(いつもの如く話とんでますからついてきてね)アイライナーが下まぶたに滲んで狸になるねん、と話しました。しばらくして姪っ子が「これいいよ、あげる」とアイライナーを持ってきてくれました。私はありがとう!と受け取りましたが、同時に、「これを使い終わったら次どうすんねん?」と思いました。パッケージもないし、同じ物がどこにでもあるとは思えない。
今はもちろん自分で買ってますが、アイライナー売り場に行って、ウォータープルーフとかリキッドタイプとか書いてるのを選んでいます。
そう、現物くれるよりその情報の方が役立つ。
リキッドタイプっていうやつのウォータープルーフってやつ選べばいいよって。


リズムが分からない。
音程が分からない。
ポジションが分からない。…

リズムが分からない
→先生に弾いてもらう

音程が分からない
→先生に弾いてもらう

ポジションが分からない
→先生にここって指さしてもらう

次どうする?
違う曲の時どうする?
知らない曲の時どうする?

そう、これらは皆その場かぎり対応。

自力で出来るようにならなきゃいけない。

先生に教えてもらわない方がいい。

先生に教えてもらうべきは、
どうやったら自力で出来るように訓練できるかだ。

すぐに先生に弾いてもらう、教えてもらう、録音をきく、のはやめよう。
いっぱい自分で模索してみて。

その模索があなたの能力をアップさせる。

(絶対模範を聞くなって言ってんじゃないよ、それは最終確認ぐらいにしてということ)  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 15:23二胡上達

2017年02月02日

知らない間にじゃまをしている動きって?

ずっと外弦の話をしていますが、今回のじゃまをしている、っていうのも、外弦を弾くじゃまをしているってこと。

外弦を弾くじゃまになる動きとは、その正反対の動き。
つまり、外弦反対派のやつ達がいて、外弦を弾くのをじゃましてくる。

外弦反対派のやつ達、そう内弦推進派の中指と薬指だ。

(中指にいたっては、ちょっとスパイ傾向があって、たまに外弦の時も活躍する。)

この内弦派が、外弦を弾いているにもかかわらず、弓毛を内弦へと引き込む力をかけてやがる時がある。

内弦派がじゃましている時は、見てすぐ分かる。

指先が白くなって、力をかけてまっせ、と教えている。


人はうにゅー!っと力を入れると顔が赤くなるが、指は力を入れると顔が白くなる。

外弦を弾いている時に、同時に内弦へと力をかけて、外弦へかける力をコントロールしていると思われる。
つまり、外弦がギーギーいわないようにしている。
つまり、弓を持っている。
ということは余分な力が入っている。

もう一回言う。
余分な力が入っている。

そう、余分だ。

そんなことで外弦への圧力をコントロールしてはいけない。

車で前にゆ〜くり進みたい、だから右足でアクセル踏みながら左足でブレーキもチョイかけるってする?(ま、両方右足で踏み変えるもんだからありえないけど)
ゆ〜くり進みたいなら、アクセル踏むのを少なくするだけでいいよね?

さて、内弦へと力をかけている時ってのは無意識で、自分では気づかない。

ではどうするか?

一度点検してみよう。
外弦を弾いている最中にピッと固まって止まる。で指を確認。
特に、内弦から外弦に行った時になりやすい。

力が入っている人は、とにかく意識して、開放弦からもう一度、弓の操りかたを練習しよう!

それと、もう一度、弓の持ち方が正しいかも確認してみてね。持ち方を少し調整するといいかもしれないので。





  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 13:24二胡上達