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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2013年04月01日

いい音色のために2

今回は弦を押さえる指の部分について話しましょう

いい音色のために1で話したように

指先から出る力は分散してはいけません


分散するというのは
指の腹でべったり押さえること

力はとても広面積に分散されてしまう


弦を押さえる時は指先で
というのは当たり前ですが


人間の指は肉でできていて
やわらかいので、

弦に触れている部分は
人差し指なら3ミリほど
小指なら1センチ近くあるでしょうか


しかし、意識の中では
ただの一点で、1ミリの点で
押さえてください



指の腹で押さえると、ビィヤっとした音になりますが、

一点集中で押さえると、上品な透明感のある音になります



さて、いい音色のために1で話した

二本の弦を押さえ分けるのかという疑問


これは速い曲では意識するのは難しいですが

指先の弦に触れている点の位置を意識します


二胡の第一ポジションあたりは
ほぼ一本のようになっています

だからほぼ同じ点でいけるのでしょうが
それでも、四指の内弦などは意識して
内弦を押さえます


ましてや高音ポジションになると

二本の間はだいぶ開いています


触れている点(内弦の点或いは外弦の点)を意識しないと
音が出にくかったりもします


指先の一点で押さえるためには
手の形、ひいては構え方が
しっかり守られている必要がありますから
そこから見直す必要があるでしょう



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Posted by 由紀子 at 13:49Comments(0)二胡上達