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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2013年04月10日

いい音色のために3

今回も引き続き
左手指について

今回は 弦を押さえる強さ について話しましょう


弦を押さえる、というと
押さえる クッとか、ギュって
感じするけど


タップする、タッチする
という表現のほうがピッタリでしょう


弦をタッチする強さは時と場合により異なります


もちろん、弦がしなるほど強く押さえてはいけません
(押揉:押しビブラート は別として)

まず、一番軽く、まるで触れていないかのように弦に指を置くのが、ハーモニクス音を出す時

とても気をつけて
弦にタッチしないようにします
もちろん弦に触れているのですが、
軽くタッチするというと触れ過ぎてしまうので、
あえて、タッチしないようにと表現します

高ポジションのハーモニクスは特に特に敏感なので、
タッチしないようにします

次に外弦は
弦が細いので少しのタッチで弦の振動が抑えられるので、
強く押さえない且つハーモニクスよりタッチして。

高音になるほど敏感なので、
高音になるにつれて軽くタッチします。

内弦は弦が太いぶん振動も大きいので、
外弦よりもしっかりめに押さえます。

しかし、弦がしなってはいけません。

内弦を意識して押さえます。

特に小指の時や、弦と駒の1/2より高音ポジションの時は、
しっかり押さえるように意識しないと
音が出にくいです。


このしっかり押さえるというのは、
感覚が難しいのですが、

前回にも言いました、
一点に力のビームを集中して
弦をしならせないように
指先で弦をとらえてというか、つかんでというか、そういう感覚です。

内弦も外弦も
振動をかろうじて抑えている程度の
ぎりぎりのラインを目指しましょう。




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Posted by 由紀子 at 20:00Comments(0)二胡上達