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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2013年04月13日

触弦の速さはどんな速さ?

二胡の弦を指でタッチする

「いい音色のために3」で話したように、
弦をタッチすると言えども、
強さがある

ハーモニクスの軽さからいい音色が出る深さ(圧力)まで

この深さをなるべく速く一瞬でやる


それには、「トンッ」という感じが必要だ

指の一点ですばやく必要な深さまでタッチする

そうでないと
ハーモニクスの浅さの音から深い音までの全てが聞こえ、
歯切れの悪い音
また、低めの音から入り、だんだん高くなり、指定の音に届く音になる

という音なら、ドゥオと聞こえる

ドミソならドゥオームィースゥオーなんて感じになる
美しくない

では、どんな感覚でタッチすればいいか?

わかりやすいようにいろんな例を出して言おう


ピアノでいうと、鍵盤の表面から一番押さえ込んだ下までの距離は1㎝ある、
その1㎝をできる限り一瞬で押さえ、底をコツッとたたく感じ。


ドアベルで、ブザー音じゃなくて、デジタル音じゃなくて、ピンコロって押した勢いで鳴るやつ。あれをゆーっくり押したとすると、ボタンは押し込めても音は鳴らない。逆に勢いよくすばやくタンッと押すと大きな音で鳴る。あんな感じの速さ。

うどんに七味唐辛子をかける時、
逆さにむけて底をトントンとたたく
あの指の速さ。


では一度その速さを体験してみよう。

人差し指で弦をトンとタッチして、コンッって音を発してみてください。
(指先の点でやるのは前提!でないとコツッの音は出ようもない)


強く押さえるのではなく、
速さを持ってタッチする。

弦の上に準備した指先の位置から
弦の適度な深さまでの距離を
素早く振り下ろす



じんわり押さえてはいけない!

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Posted by 由紀子 at 11:06Comments(0)二胡上達