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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2024年07月11日

耳タイプはちゃんと○を使え(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/FIWdqdb3yEU

二胡をやる人は、というか音楽をやる人は、
というか、
ま、だから音楽が二胡が好きになると言えるのですが、
"耳タイプ"の人がほとんどです。

耳タイプというのは、
前記事でタイプ別というのを書いたことがあるのですが、
ブログはこちら
https://niko.shiga-saku.net/e1496618.html

YouTubeはこちら
https://youtu.be/tCyy11fIh0U

耳を主な判断基準として使う人です。

耳タイプの良い所(今回の関連の中で)は
音感が良いこと。
メロディを覚えやすいので、暗譜が出来ること。

反対に耳タイプの悪い所は
音感、メロディで演奏しようとするので、
位置の計算、体の感覚を覚えるのができてないこと。

耳タイプの人は
出だしの音を取る時(第一ポジション以外の竿の途中位置の時ですね)、
そしてポジションチェンジの時

音を聞いて、ここかな?って判断します。

これは必要な事です、

が、

音だけで取ってる。
これが良くない。

音以外に何があるかと言うと、
目と体感覚です。

それを全然使わないでいるのは、良くない。


ちゃんと目を使って見なくちゃ。
いつも見るわけではないけれども、必要な時、例えばポジションチェンジの感覚をつかむまでとか、遠い位置への跳躍とか。

耳タイプの人の特徴として
音を取る時、目が空中を見てる
二胡を見てない
見ることがない
音外れてても
ひたすら目を空に向けて耳だよりで取ろうとする。

結果、ぜんぜんそんな所じゃないよって位置をゆらゆら音探しをしている。

だってポジション計算なしで音感だけで取るから。

まずちゃんと何ポジかはっきり計算しないといけない
そして手の構え位置はどこにあるべきか分かってないといけない。

耳タイプの人はそういうこと考えないで、頭に浮かんでいるメロディを追ってその音が出る所を探すという作業をする

非常に理性的でなくロジカルでない。

ちゃんと何ポジか、何音分移動か
分かった上で押さえにいかないといけない。

体感覚というのは、
腕の角度、高さ、体の形、体の感覚を主体に音を取ること。

でも、体感覚だけという人はいません、
目や耳を使いつつ体感覚も多く使う

目、耳、体感覚はバランス良く使えているなら理想的。

耳タイプの人はこのバランスが耳に傾きすぎ。

体感覚を使うと、虎口(親指の又部分)の滑り感触でどれぐらい移動するか覚えたり、
腕の形や位置感覚ですぐにハーモニクス位置を捉えられたり、
一ポジに戻る時も体の構え感覚でサッとちゃんと戻れる、
とかいう事ができる。

さっき言ったように、耳タイプの人は、
とにかく耳しか使わない。

いきなりニポジやF調みたいな中途位置は正確に押さえられない、

跳躍ができない、
いちいち滑音をつけて音を探しながらでないとポジション移動が不安定、
グループ演奏など自分の音が聞こえにくい環境だと弾きづらい、

などなど弊害たっぷり。

それを直すには、
ちゃんと目で二胡を見る、
体の感覚に目を向けて覚える、
ってことをしましょうね。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 08:46二胡上達