2013年04月13日
触弦の速さはどんな速さ?
二胡の弦を指でタッチする
「いい音色のために3」で話したように、
弦をタッチすると言えども、
強さがある
ハーモニクスの軽さからいい音色が出る深さ(圧力)まで
この深さをなるべく速く一瞬でやる
それには、「トンッ」という感じが必要だ
指の一点ですばやく必要な深さまでタッチする
そうでないと
ハーモニクスの浅さの音から深い音までの全てが聞こえ、
歯切れの悪い音
また、低めの音から入り、だんだん高くなり、指定の音に届く音になる
ドという音なら、ドゥオと聞こえる
ドミソならドゥオームィースゥオーなんて感じになる
美しくない
では、どんな感覚でタッチすればいいか?
わかりやすいようにいろんな例を出して言おう
ピアノでいうと、鍵盤の表面から一番押さえ込んだ下までの距離は1㎝ある、
その1㎝をできる限り一瞬で押さえ、底をコツッとたたく感じ。
ドアベルで、ブザー音じゃなくて、デジタル音じゃなくて、ピンコロって押した勢いで鳴るやつ。あれをゆーっくり押したとすると、ボタンは押し込めても音は鳴らない。逆に勢いよくすばやくタンッと押すと大きな音で鳴る。あんな感じの速さ。
うどんに七味唐辛子をかける時、
逆さにむけて底をトントンとたたく
あの指の速さ。
では一度その速さを体験してみよう。
人差し指で弦をトンとタッチして、コンッって音を発してみてください。
(指先の点でやるのは前提!でないとコツッの音は出ようもない)
強く押さえるのではなく、
速さを持ってタッチする。
弦の上に準備した指先の位置から
弦の適度な深さまでの距離を
素早く振り下ろす
じんわり押さえてはいけない!
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「いい音色のために3」で話したように、
弦をタッチすると言えども、
強さがある
ハーモニクスの軽さからいい音色が出る深さ(圧力)まで
この深さをなるべく速く一瞬でやる
それには、「トンッ」という感じが必要だ
指の一点ですばやく必要な深さまでタッチする
そうでないと
ハーモニクスの浅さの音から深い音までの全てが聞こえ、
歯切れの悪い音
また、低めの音から入り、だんだん高くなり、指定の音に届く音になる
ドという音なら、ドゥオと聞こえる
ドミソならドゥオームィースゥオーなんて感じになる
美しくない
では、どんな感覚でタッチすればいいか?
わかりやすいようにいろんな例を出して言おう
ピアノでいうと、鍵盤の表面から一番押さえ込んだ下までの距離は1㎝ある、
その1㎝をできる限り一瞬で押さえ、底をコツッとたたく感じ。
ドアベルで、ブザー音じゃなくて、デジタル音じゃなくて、ピンコロって押した勢いで鳴るやつ。あれをゆーっくり押したとすると、ボタンは押し込めても音は鳴らない。逆に勢いよくすばやくタンッと押すと大きな音で鳴る。あんな感じの速さ。
うどんに七味唐辛子をかける時、
逆さにむけて底をトントンとたたく
あの指の速さ。
では一度その速さを体験してみよう。
人差し指で弦をトンとタッチして、コンッって音を発してみてください。
(指先の点でやるのは前提!でないとコツッの音は出ようもない)
強く押さえるのではなく、
速さを持ってタッチする。
弦の上に準備した指先の位置から
弦の適度な深さまでの距離を
素早く振り下ろす
じんわり押さえてはいけない!
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2013年04月10日
いい音色のために3
今回も引き続き
左手指について
今回は 弦を押さえる強さ について話しましょう
弦を押さえる、というと
押さえる クッとか、ギュって
感じするけど
タップする、タッチする
という表現のほうがピッタリでしょう
弦をタッチする強さは時と場合により異なります
もちろん、弦がしなるほど強く押さえてはいけません
(押揉:押しビブラート は別として)
まず、一番軽く、まるで触れていないかのように弦に指を置くのが、ハーモニクス音を出す時
とても気をつけて
弦にタッチしないようにします
もちろん弦に触れているのですが、
軽くタッチするというと触れ過ぎてしまうので、
あえて、タッチしないようにと表現します
高ポジションのハーモニクスは特に特に敏感なので、
タッチしないようにします
次に外弦は
弦が細いので少しのタッチで弦の振動が抑えられるので、
強く押さえない且つハーモニクスよりタッチして。
高音になるほど敏感なので、
高音になるにつれて軽くタッチします。
内弦は弦が太いぶん振動も大きいので、
外弦よりもしっかりめに押さえます。
しかし、弦がしなってはいけません。
内弦を意識して押さえます。
特に小指の時や、弦と駒の1/2より高音ポジションの時は、
しっかり押さえるように意識しないと
音が出にくいです。
このしっかり押さえるというのは、
感覚が難しいのですが、
前回にも言いました、
一点に力のビームを集中して
弦をしならせないように
指先で弦をとらえてというか、つかんでというか、そういう感覚です。
内弦も外弦も
振動をかろうじて抑えている程度の
ぎりぎりのラインを目指しましょう。
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左手指について
今回は 弦を押さえる強さ について話しましょう
弦を押さえる、というと
押さえる クッとか、ギュって
感じするけど
タップする、タッチする
という表現のほうがピッタリでしょう
弦をタッチする強さは時と場合により異なります
もちろん、弦がしなるほど強く押さえてはいけません
(押揉:押しビブラート は別として)
まず、一番軽く、まるで触れていないかのように弦に指を置くのが、ハーモニクス音を出す時
とても気をつけて
弦にタッチしないようにします
もちろん弦に触れているのですが、
軽くタッチするというと触れ過ぎてしまうので、
あえて、タッチしないようにと表現します
高ポジションのハーモニクスは特に特に敏感なので、
タッチしないようにします
次に外弦は
弦が細いので少しのタッチで弦の振動が抑えられるので、
強く押さえない且つハーモニクスよりタッチして。
高音になるほど敏感なので、
高音になるにつれて軽くタッチします。
内弦は弦が太いぶん振動も大きいので、
外弦よりもしっかりめに押さえます。
しかし、弦がしなってはいけません。
内弦を意識して押さえます。
特に小指の時や、弦と駒の1/2より高音ポジションの時は、
しっかり押さえるように意識しないと
音が出にくいです。
このしっかり押さえるというのは、
感覚が難しいのですが、
前回にも言いました、
一点に力のビームを集中して
弦をしならせないように
指先で弦をとらえてというか、つかんでというか、そういう感覚です。
内弦も外弦も
振動をかろうじて抑えている程度の
ぎりぎりのラインを目指しましょう。
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2013年04月08日
そんなとこは見てない
レッスンの時、
リズムも音程もわりとよく
スラスラと弾く人
逆に
とろとろと
何回も間違いながら弾く人
どちらがちゃんと練習できている人だと思いますか?
もちろん
前者がうまい人と思えます
しかし、先生からみると
そうともいえません。
先生はそんなとこは見てないのです
スラスラ弾けてたって
保留指ができてない
音の頭がついてない(音の立ち上がりが悪い)
手の形が悪い
しっかりこすれてない(音質が悪い)
などがあると
練習してきた意味がない
先生はスラスラ弾けることを求めていない(二の次だ)
この延長線上にあるのは
変なくせのついた手つきで
音質のクオリティが低い
弾き方で
この先壁に突き当たりレベルが上がらない
という結果
全然よくない
逆に
たどたどしいけど
言われたことを注意して守っているなら、
あとはその調子で練習を積めば
ちゃんと弾けるようになる
これは見込みある
全然練習してない人は
たどたどしく、且つ何も守れてない
これは最悪
ちゃんと、うんと練習した人は
きちんと守った上でスラスラ弾ける
これは一番いいよね
メロディを弾けるようになろうと思わず、
言われたことをしっかり守る練習を!
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リズムも音程もわりとよく
スラスラと弾く人
逆に
とろとろと
何回も間違いながら弾く人
どちらがちゃんと練習できている人だと思いますか?
もちろん
前者がうまい人と思えます
しかし、先生からみると
そうともいえません。
先生はそんなとこは見てないのです
スラスラ弾けてたって
保留指ができてない
音の頭がついてない(音の立ち上がりが悪い)
手の形が悪い
しっかりこすれてない(音質が悪い)
などがあると
練習してきた意味がない
先生はスラスラ弾けることを求めていない(二の次だ)
この延長線上にあるのは
変なくせのついた手つきで
音質のクオリティが低い
弾き方で
この先壁に突き当たりレベルが上がらない
という結果
全然よくない

逆に
たどたどしいけど
言われたことを注意して守っているなら、
あとはその調子で練習を積めば
ちゃんと弾けるようになる
これは見込みある

全然練習してない人は
たどたどしく、且つ何も守れてない
これは最悪

ちゃんと、うんと練習した人は
きちんと守った上でスラスラ弾ける
これは一番いいよね

メロディを弾けるようになろうと思わず、
言われたことをしっかり守る練習を!
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2013年04月06日
快弓集中トレーニング2
トレーニング1はしっかり練習できましたか?
1がまだおぼつかない人は
2に進んではいけませんよ。
1がいっぱつできめられるようになった人は今回のに進んでいきましょう。

必ずメトロノームを使用してください
はじめはゆっくりから始めます
♩=50くらいで
しっかりはっきりした音で、
字余り・字足らずはダメです
そして♩=60、70、80…と
チャレンジします
ぐちゃぐちゃになったり
左手と右手のタイミングがズレたり
字余りになったり
カスカスの音だったり
メトロノームに合わせられなかったり
はダメです
焦って速いのにチャレンジせず
ちゃんと確実に弾ける練習をしましょう
最低でも♩=120
いける人はどんどん速いのを目指しましょう
続きを読む
1がまだおぼつかない人は
2に進んではいけませんよ。
1がいっぱつできめられるようになった人は今回のに進んでいきましょう。

必ずメトロノームを使用してください
はじめはゆっくりから始めます
♩=50くらいで
しっかりはっきりした音で、
字余り・字足らずはダメです
そして♩=60、70、80…と
チャレンジします
ぐちゃぐちゃになったり
左手と右手のタイミングがズレたり
字余りになったり
カスカスの音だったり
メトロノームに合わせられなかったり
はダメです
焦って速いのにチャレンジせず
ちゃんと確実に弾ける練習をしましょう
最低でも♩=120
いける人はどんどん速いのを目指しましょう
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2013年04月03日
快弓集中トレーニング1
快弓というのは、速弾きのこと
16分音符✖4=1拍を
♩=120~180の速さで弾くこと
これのトレーニングをやりましょう
まず、今回は第1回め
つまり第1段階です
D調 外弦開放弦5を8回
5555 5555
と弾きます
必ずメトロノームを使用してください
はじめはゆっくりから始めます
♩=50くらいで
しっかりはっきりした音で、
8コめは推すでピタッと止める
字余りはダメです
そして♩=60、70、80…と
チャレンジします
ぐちゃぐちゃになったり
字余りになったり
カスカスの音だったり
メトロノームに合わせられなかったり
はダメです
焦って速いのにチャレンジせず
ちゃんと確実に弾ける練習をしましょう
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16分音符✖4=1拍を
♩=120~180の速さで弾くこと
これのトレーニングをやりましょう
まず、今回は第1回め
つまり第1段階です
D調 外弦開放弦5を8回
5555 5555
と弾きます
必ずメトロノームを使用してください
はじめはゆっくりから始めます
♩=50くらいで
しっかりはっきりした音で、
8コめは推すでピタッと止める
字余りはダメです
そして♩=60、70、80…と
チャレンジします
ぐちゃぐちゃになったり
字余りになったり
カスカスの音だったり
メトロノームに合わせられなかったり
はダメです
焦って速いのにチャレンジせず
ちゃんと確実に弾ける練習をしましょう
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