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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2022年12月13日

弦の巻き方補足

二胡調整会へのぞきに行きまして、
勉強になったことがありますので、シェアしたいと思います。

知ってる人にとっては、当たり前の常識なんでしょう事。

木軸の弦の巻き方についてです。
弦の巻き方についてはこちらの動画をどうぞ

弦の張り替え方木軸編
https://youtu.be/a77Ihux6Kq0
弦交換フルバージョン(木軸)
https://youtu.be/LFHLe9S7yiQ

その上での補足です

弦は一巻き目は糸を通す穴のやや外側に巻き、ニ巻き目はそれを押さえるようにクロスさせて巻きます。
そして巻いていく、というのは申しておりました。

そして今回学んだのは、
そこから外へ向かって巻き巻きしていくという話です。
外へ向かって順に並べて行くように巻いていくんです。

で、理由がある。

そこが今回考えてほしい所。

二胡の弦は巻いてある地点と駒の間に千斤が結んでありますよね、
ということは、弦を中側へ常にひっぱり込んでいる状態です。くの字になってますよね。

なので、内へ向かって巻いてあると、最後の巻き終わり部分は知らぬ間に、内へとズレていく可能性があるのです。
内へズレると、チューニングがおかしくなり、第二ポジションあたりでは内弦と外弦の五度の関係が崩れる、という可能性に繋がるのです。

弦を外側へと巻いていくと、最後の巻き終わりの1本は、(千斤で内へのひっぱり力がかかっているのですから)内側に巻き巻きしてある部分に引っかかって、もう位置がズレることはありません。


はぁ〜ためになったねぇ
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Posted by 由紀子 at 18:55二胡関係