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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2014年11月01日

指重視はダメ

常に今どこのポジションにいるのかを、しっかりして手の構えをやらなければいけない。

私用語で言うと、「親分はどこだ!」

何のこっちゃ、って感じでしょ、説明していきます。

私の言う親分とは、虎口または一指のこと。

例1

第一ポジションの3から四指で・1に行く、確かに音はドであってるが、こんな手つきではダメ。

親分はどこだ?
第ニポジションなのだから、一指は5あたりにいないといけない。
ポジションチェンジは虎口の位置を正しくしないと、後に続く音に支障をきたす。

こんな感じで、虎口は第ニポジションより越して下に行かないようにして、このあと6とか5とかいう音だった場合に対応できる状態でないといけない。

例2


これは逆バージョン。
下から上に上がる時。

指の位置、音だけ考えて移動するとこうなる。

ドとシはつい隣りの音だから、と思っているとこうなる。ひどい時は虎口を移動しないで指だけ入れ替えたり。
親分はどこだ?
親分はどれだけ移動するのか?(決してドからシの半音分ではない。ドからソの2音半分だ)


第一ポジションの7なのだから、しっかり第一ポジションの位置へ虎口を上げて、三指を伸ばす。

こうすると、このあと5なんかだとしても大丈夫。
中途半端なポジションチェンジはいけない。

ポジションチェンジをする時、特に異指の時は、
親分、つまり虎口は何音分移動するのか、一指は何の音になるのか、しっかり頭で分かっていなければいけない。

音だけ聞いて正しい、はダメ。




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Posted by 由紀子 at 18:56二胡上達