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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2014年11月04日

早くこの曲上がりたい…か?

新しい曲に入ると、うれしい。
しばらく習っていくうちに、この曲を上がることが目標になる。むしろ、上がることだけに意識を集中する。
(あがる…物事が終わる、完成するの意で、レッスン曲について先生の指導が終わること)

その気持ちは分かる。
しかし、その気持ちに疑問を持ってほしい。

何か急いで多くの曲を知る必要があるなら別だ。
多くの人は、趣味で二胡を弾いている。
何も急ぐ必要などない。

という論議すら、(論点は)そこじゃない感がある。

趣味って、二胡って、
楽しむためにやってるんでしょ?

もちろん、曲があがるという達成感というのは楽しむの一つです。
そこだけが二胡を楽しむの要素なの?

違うでしょ?
そういう人は、練習が義務や負担や苦痛になりやすい。

練習せな、(関西弁=練習しないといけない)と思って練習してない?

おかしいでしょ?
したくなかったらしなくていいよ、何なら二胡なんてやめたらいいんだよ。

もう一回聞くけど、
二胡って、楽しむためにやってるんでしょ?

二胡を楽しむ。
音を楽しむ。上達を楽しむ。集中を楽しむ。技習得の過程を楽しむ。曲を楽しむ。中国感を楽しむ。癒しの雰囲気を楽しむ。手の動きを楽しむ。どうすれば先生の言うことができるようになるのかと研究するのを楽しむ。楽器に取り組んでいる自分を楽しむ。自分の人生の時間を二胡を楽しむことに使っていることを楽しむ。

練習っていう行為と時間を楽しむことをしてほしいな。

でないと、曲あがる達成感だけが目的なんて、二胡の楽しみのほとんどを捨ててる、もったいない。

やっと上がれた。終わった。とか
練習しな(~_~;)。

じゃなくて、

レパートリーが増えた。
よっしゃ二胡の練習ができる。*\(^o^)/*

っていうべし!

もうこう言うとこ、
上がらんでええねん!


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Posted by 由紀子 at 17:07ひとりごと