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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2022年06月01日

チューニングの時のやり方注意点(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/qeit0Y9JhAU

チューニングの時に、それではよくないよ、
っていうことを紹介します。

①内弦も外弦も結構違う時、
片方を先にちゃんと合わせようとする、
これはダメです。

片方をちゃんと合わせた後、もう片方をちゃんと合わせたとします、そしてまた元の方を見てみると、大きくずれていることでしょう。

内弦、外弦は交互に少しずつ近づけていくようにチューニングします。
まるでお茶を入れる時のようです。
一杯ずつ満杯にするのではなく、
少しずつ入れて、また少しずつ足していきますよね、あれと同じ。

両弦は駒に乗っています。
シーソーのようにお互いつり合いを取っています。
片方だけを多く動かすと、つり合いが崩れてうまくいきません。

内弦を少し動かして、外弦を少し動かして、また内弦、また外弦、と交互に少しずつ合わせていきましょう。

②ずっと軸をひねることによって音に近づけるのは、ダメです。

それでチューニングが合っていても、弾けばまたおかしくなります。

軸をひねっても、弦の上方しか変わっていないので、すぐに音に反映されません。音に反映された頃は、軸をひねり過ぎています。

なので、軸を動かしたら、弦の真ん中辺りを少ししならせて、弦の張り具合を均等にしてあげます。そしてまた動かして、しならせて、と交互にし、音に近づけましょう。最後はしならせた後の音が合ってればチューニング完了です。

③アジャスター(微調整器)に頼り過ぎで、アジャスターの中の弦がくの字に曲がっている、これはダメです。

アジャスターは微調整するための物です、くの字になるまでアジャスターに音を変えさせてはいけません。

これでは弦に負担がかかってしまいます。
くの字に曲がるまでになったら、一旦全部ゆるめて、弦をまっすぐにし、軸の方である程度まで近づけてください。それからの微調整をアジャスターを使ってやってくださいね。

④ちゃんとした弾き方で弾けてない状態でチューニングする、これはダメです。

弓を上下や前後に揺れながら、または歪みながら弾いている
あるいは、二胡本体を傾けて(特に右に)いる

これでは正確な音がとらえられません。

弓は正しい角度で、二胡本体は正しい角度で弾いている状態でチューニングしてくださいね。
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Posted by 由紀子 at 18:59二胡関係