プロフィール
由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人

2016年06月14日

34問題(F調第一ポジ)

今回は
<三、四指のミファ>

やっかいです。
くっつけにくい、動きにくい、どんどん手が下がっていく、という罪深いミファです。

説明の前にまずお約束があります。
虎口に接着剤を付け、F調の位置の所で竿にくっつけてください。

ペンで赤く書いた所と白い印を付けます。
(本当に接着剤で付けたらあかんよ〜イメージね、イメージ)

さてF調のミファ(外弦シドやG調第ニポジなども同じ)

そもそも薬指と小指という動きにくい指でこちゃこちゃ弾くというのは指がモチャモチャします。なんとか計画的に合理的に動かしたい。

どんなふうに出てくるかで、どう動かすかが変わります。

で、ふた通りの方法を紹介したい。
1.入れ替え法
2.出張法

入れ替え法というのはミを離してからファを置く、あるいはファを離してからミを置くという方法。
この場合は必ずミファが分弓であることが条件です。
例えば2432と弾く時、
2の指は保留して4を弾き、、四指を離して三指を置いてミを弾きレを弾く。
すると手の位置がズレにくいし、最後のレの音が正確になる。
入れ替え法は手の形や位置がくずれにくく音が正確に取りやすいというメリットがある。

出張法というのはミファが連弓だったり、434と三、四指が連続して出る時に使う。

例えば2343と弾く時
レは離してミを弾き、ミを保留してファを弾きミに戻る。

さてなぜ出張法と名付けたか?
先ほどの接着剤、取れてはいけません。
虎口の位置は下がって来てはいけません。指だけが下の方に寄って行くだけです。本社に帰ろうとすればすぐに帰れる状態です。

これは接着剤が取れちゃってポジションチェンジみたいになってます。これはダメ。

こちらは接着剤がくっついて虎口がズレてません。


  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 22:27二胡上達