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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2015年03月15日

根深い問題1

二胡を学ぶ上で、レッスンを受けて新しいことを習ったり、悪い所を直してもらったりするわけだが、この学ぶ時に大きな弊害を持っている人がいる。
これはクセというか、性格というか、育ってきた上で形成された考え方の凝り固まりというか…潜在意識からくるものだと思われる。

この種の問題は非常に厄介であり、まあ直りにくい。

先生の言っていることが耳に入らないのである。脳に入らないのである。今の言葉で言うと、アップデートできないのである(ドラマ「ATARU」を参考に)。脳内に拒絶反応すらある。

これをなんとかしようと、今も私は思考錯誤である。
夢を見たくらいだ。
演劇の演出役で、大きな声で「ストップ!なんで○○してるんだ!」と何回も怒鳴って怒りまくってる夢だ。よほど自分が必要としていることを分かってもらえないジレンマがたまっていたのだろう。

言われている人は、そのことの重要性を感じてない、あるいは自分の言われている内容に自覚がないためピンときていない。

うちの母が耳鼻科に行った時のことである。待ち合い室で待っていた私にも、診察室の先生が怒鳴る声が聞こえた。「来ないと耳が聞こえなくなりますよ!!」
母は外耳炎になり、治療が痛いからと言って放置し、中耳炎になり、更に放置し、内耳炎になりかけていた。病院に来ては、痛さを再実感し、来なくなるのだ。ちゃんと治療に来なさいと言ってきた医者はついに切れて怒鳴ってその重症さを伝えたのだ。
母としては自覚症状は薄いし、まあいいかというレベルの認識しかない。この認識という壁は人の言うことを遮断する作用があり、よほどの出来事が起こらない限り通過しない。

これに似た症状の人が二胡を学ぶ人の中にもいるって話だ。

次回からその具体例を紹介したいと思う。

さて、自分は、認識の壁がないだろうか?
遮断していることはないだろうか?と自問してみよう。  続きを読む
タグ :認識問題
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Posted by 由紀子 at 08:38二胡上達