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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2015年03月20日

根深い問題2

さて、根深い問題を抱えた人の例をみてみよう。

このパターンの人は、しっとり丁寧に弾くことが欠けている人だ。

何を弾いても、音やリズムはとれるし、手もよく動く。
しかし、しっとり色っぽく弾くことが欠けている。

レッスンの時、毎回、毎曲、指摘する。指摘するとできる。しかし、次回はまた相変わらずできてない。曲を変えるとできてない。

私は楽譜に箇条書きで注意点を書く。
・保留指
・#の音程
ここで「そして特にこれです」と言いながら、
・しっとり
と書く。

レッスンの終わりにレッスンノートに注意することを書いてもらっているが、保留指 #の音 と書いた後、違う内容を書いた。私は「あ〜また心に届かず⤵︎、壁に遮断されたか…」と愕然とした。

人には心に壁がある。この壁は、人の話が耳に入らない、見たものを客観的に見れない、人の行動や考えを善悪に分けてしまうなどの症状を起こさせる。
そして、何らかのショック、言い変えれば、目からウロコ的な感覚を受けないと壊れない、頑丈な壁だ。

これじゃ、二胡の魅力が出ない。音程よし、リズムよしで、つまらず弾けたらよしというOKライン、それはだめよ。

しかし、これはサバサバした性格なのか、メロディー=音楽という概念なのか、つまり、潜在意識からの根深い問題である。

なんとか気づいてほしいもんだが…

壁のある人には何らかのショックか、ハッとする事を与えなければいけないのだが、
「あなたの弾き方はガサツで乱暴だ」なんて傷つきそうな事を言ってショックを与えると、
「ひどい先生だ」
と思うんでしょ?

人間、特に大人、特にプライドの高い大人は、自分の悪い所を直撃的に指摘されると、反抗心たっぷりになり、指摘した人を敵視するっていう動物だから…困ったなァ、、、
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タグ :問題点
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Posted by 由紀子 at 16:27二胡上達