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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2015年03月25日

根深い問題3

根深い問題パターンふたつ目を紹介しましょう。

適当な指を使って、適当なポジション感で位置や音をとる人。

音を聞いて、適当に例えば、ドの四指を弾いた後のラを一指で弾く、とか、ラを二指で弾いた後の高音レを三指と書いてあるので薬指を思いきり伸ばして弾くとかいう人。
いっそのこと、完全に音だけ聞いてポジションもへったくれもなく手当たりしだいに位置を変えて音を出してそれっぽそうな音にヒットするのをねらう人もいる。

私は「ゆっくり、適当にある指を使わないで、音を探らないで、理性的に音の位置をとってください」と言います。

「ちゃんとどの指でどの音か確定してないのなら音を出さないでください!時間がかかってもいいです、私は何もせかしてません。」と言います。

こういう人は音感が割といいので、メロディーっぽくなれば、どの指なのかどのポジションなのか無視して、適当に指を使いメロディーを弾く、メロディー弾くぞ症候群になります。
メロディー弾くぞ症候群は根深い問題です。
潜在的に、メロディーを奏でなくちゃいけないとか、初見でもサッと取れるという自負発揮欲か、なんかあるんでしょう。

脳で考えがまとまることを待たずに音を出さないよう、今のところ、弓が動かないようにつかんだり、音を出さずに音の位置とりをしてもらったりしていますが、それでは根本的な根深い問題の自覚には至らないと思われる。

ハッとして、グサッと刺さってほしい。

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Posted by 由紀子 at 00:10二胡上達