プロフィール
由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人

2020年02月13日

D調第二ポジションの罠2(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/MyJ488ccUMI

第二ポジションは第一ポジションの時より、音の距離が狭くなっている。

第一ポジションのように、指を広げてはいけない。
少し狭いめ。

さて、どのくらい狭くすればいいのか、
そこが練習だ。

自分の体に記憶させるように、練習を積んで、第二ポジションにきたら、とっさにその間隔になれるようでなくてはならない。

音を探していてはいけない。

練習法

チューナーを用意して。
音を出さずに指を押さえます。
その後で本当にその指幅なのか、音を出してチューナーで確認します。
つまり、音に頼らず、体に幅を覚えさせる。

耳の良い人ほど要注意。
音を耳で聞いて、瞬時に微調整するくせがついている、
言っとくと、
音が出てから調整してたら遅い、
当たり前だけど、
指が押さえてから音が出るのだから。

だからやはり、
体が距離を覚えないと、スパッとその音を出すことは出来ない。

だから、音無し練習してね。
二指をこのへんかなと押さえて、ホントにそこ?ファイナルアンサー?と自問して、やっと音を出してみる。
この時一指は置いておかないと意味がないよ、指の距離感を練習してるんだから。
三指を押さえる時は一指二指を置いておかないといけないよ。

いろんなパターンでやってみて。
・一指を押さえたまま二指
・同じく二指をとばして三指
・同じく二指も押さえたまま三指
・一指は押さえず二指を押さえたまま三指

ちなみに、D調第二ポジションの音は
内弦は一指からG.A.B.#C.D
外弦はD.E.#F.G.A

自分の手とはいえ、意外と感覚っていいかげんなもの。

第二ポジションの一指、二指、三指の間は同じ間隔。
(厳密にいうと誤差レベルで下になるほど少し狭くなるんだけどね、ほんの誤差レベルですので、等間隔ということで。)

自分では同じように広げているつもり。

ところがそこが罠。

前も話したように、中指と薬指は仲良し、くっつきたがる。

離しているつもりでも案外離れていない。

嫌いな物を食べるとすると、わりと食べたなと思ってもお茶碗一杯分、好きな物を食べるとすると、少しつまんだだけと思ってもお茶碗一杯分。

錯覚が生じる。

だから、一指と二指はそんなに広げてないつもりでも開けすぎちゃうし、二指と三指はこのくらいと思って広げてても足りない。

多くの人が、
一指と二指の間が広げすぎ
二指と三指の間が狭い。

錯覚のせい。

だから感覚はあてにならない。

ということは、
一指と二指の間は狭いんじゃない?ぐらいにして、
二指と三指の間はこんなに広げるの?ぐらいにして、
ちょうど等間隔。

変だよね、
でも、感覚には錯覚が入ってるから、それも見越して、間隔をとる練習を。

って、なんかややこしい表現になっちゃった。  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 15:10二胡上達