プロフィール
由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
QRコード
QRCODE
Information
ログインはこちら
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 11人

2016年12月16日

感覚を習得するコツ

先生は先生の中、先生の経験した事からイメージして、それを生徒に伝えています。

人はそれぞれの経験から物事を捉えます。
例えば、1つのコップを見た時に、かっこいいと捉える人、きれいな色と捉える人、ほか、使いやすそう、大きい、柄がよい、重い、などなど、着眼点は違います。

先生とあなたとは違います。

先生はなんとか言葉を尽くして説明します。もし、レッスン時、先生が「そうです、それです。」と言ったなら、それを自分のイメージや言葉に置き換えてほしいのです。もちろん先生の表現がぴったりきたのならそれで覚えて、もし、なんか忘れそうって感じなら自分のイメージや表現に変換して覚えた方が忘れにくいし、やりやすい。

例えば、二胡を持つ姿勢について、先生が抱き抱える感じ、と言ったとする。先生をまねしてやってみると先生がそう、その姿勢です。と言ったなら、自分のイメージに変換してほしい。
自撮りしてる感じ、赤ちゃんを抱っこしてる感じ、社交ダンスの感じ、車のバックを誘導する感じ、親指を前に出す感じ、ここで支える感じ、などなど。

ある時、生徒さんに色々説明してどのようにするか伝えた時、やってる時はその形になっているのですが、どうしてもとっさに上手くいかなかったのですが、ある瞬間からできるようになったんです。生徒さんは「(例えですが)親指をここに着けようとしたんです」と言います。

見た目は私が言った時と同じような手つきでも、イメージがバッチリじゃないと、やはり理解が浅くすぐ元に戻ります。でも、その人独特のイメージを見つけてやると、いつもできるようになる。
見た目ではわからないのですが、イメージが違うと身体の内部で起こっていることが変わります。その生徒さんは身体の内部の力を入れる所や入れ方を自分のイメージとして確立したのです。

ぜひ、自分独自の言い方、イメージ、に変換してくださいね。  続きを読む
  • LINEで送る


Posted by 由紀子 at 16:16二胡関係