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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2015年07月02日

発音を楽しんで

皆さんはなぜ二胡を始められましたか?
二弦で簡単そうだから?勧められたから?違うジャンルの楽器をやっていて、擦弦楽器をやってみたくなったから?しかし、多くの方が、音色に魅了されたから、ではないでしょうか?

これ、前にも書いたような気がするんですが、私も何書いたことがあるか記憶してないので、内容がダブっているかもですが、ま、同じことを何回も繰り返し聞くことは脳への浸透があるので書くことにします。(今後他の記事もね、ダブってても許してね)

よく本の中でこんな言葉を見たことがある。
「同じ内容の言葉を見たことがある、聞いたことがある、と思うことがあるだろうが、それを知っていることは重要ではない。それをやっているかを問いかけよ。それがその言葉を再度耳にした意味だ。」

えー、なんだか前置きが長くなりましたが。

皆さんが二胡を弾いている時、その音色を十分楽しめていないっていう、もったいなさを感じることが多いです。

あ、失礼ですが、それを出す技術が欠けているかもしれません。

でも私が言いたいのは、技術とかじゃなくて、「気持ち」です。

そこまで気を回す余裕がない?ええ、分かります。
でも長いめのリズムの時は余裕があるでしょ?あー、なるほど、リズムの拍子数えるので頭がいっぱい、やはり余裕がない?分かります。

しかし、私が言いたいのは、やはり「気持ち」です。

自分では変化が分からないかもしれませんが、「一音一音の音、音色をしっかり聞いて、ていねいに発音し、音色を楽しむように気をつけてみてください」って言うと、ちゃんといい音色に変化します。

ただ、音色を楽しむように弾こうと思うだけで、音色や雰囲気が変わるんです。リズムや指の動きなどにてんてこまいながら、味つけが入ります。

どうか、曲として弾く練習(正確なリズム、正確な音程)と同時に、音を楽しむことをしてください。

ゆうなら、曲として弾く練習(リズムや音程)は身体のやること、音色をよくする練習は心のやること。

身体のやることでいっぱいいっぱいかもしれませんが、ほんの少し心で音色を楽しむようにしてみてください。
味わってください。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 19:40二胡関係