2014年02月15日
いい音色を出すにはの続き
先生たち、演奏家たちはなぜいい音色が出せるようになったのか、
ひとつのことをしたから、
さて何でしょうという話でしたが、
みなさん考えましたか?
ん?
練習?たくさんたくさん練習したから、
と思った方は多いと思います。
そのとおり。
たしかに練習量によって、いい音色が出せるようになったでしょう。
でもこれじゃなくて。
だってみなさんもがんばって練習してるじゃないですか、
でも先生のようにならない。
ほかのことです。
先生の言ったことを守るようにする?
これも大事です。
でもこれでもなくて。
先生の言ったようにする、
たくさん練習する、
っていうのは、前提です。
そこへある事を自分がしなければいけません。
さて、いじわるしてないで、そろそろ答えを言いましょうかね。
でも、答えを聞いたとたん、
なんだ、と思って、
実際やらなくなる。
いい音色になりたかったら、
ちょっと雲をつかむような話だけど
やってくださいよ。
いい音色を出したかったら、
「いい音色を出すようにすること」
つまり、
「研究すること」
例えば、
弓をどんな角度で、どんな力で、どんなこすり方で、
肩をどんな動きで、どんな姿勢で、どんな重心で、
手をどんな使い方で、どんな感触で、…
と研究する。
これをやらずに、ただ練習量だけ積んだってダメ、
これを意識せずに、先生の言ったことを聞くだけではダメ。
「ゴースト」っていう映画をご存じですか?
幽霊が人の体に入って、肉体の感覚を得るシーンがありますが、
先生があのように体に入って感覚を教えることはできません。
もちろん先生は方法や言葉を尽くして、
それを伝えようとしますが、
すべては自分だよりです。
自分で模索してつかむしかないのです。
いい音色へと研究を重ねてくださいね。
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ひとつのことをしたから、
さて何でしょうという話でしたが、
みなさん考えましたか?
ん?
練習?たくさんたくさん練習したから、
と思った方は多いと思います。
そのとおり。
たしかに練習量によって、いい音色が出せるようになったでしょう。
でもこれじゃなくて。
だってみなさんもがんばって練習してるじゃないですか、
でも先生のようにならない。
ほかのことです。
先生の言ったことを守るようにする?
これも大事です。
でもこれでもなくて。
先生の言ったようにする、
たくさん練習する、
っていうのは、前提です。
そこへある事を自分がしなければいけません。
さて、いじわるしてないで、そろそろ答えを言いましょうかね。
でも、答えを聞いたとたん、
なんだ、と思って、
実際やらなくなる。
いい音色になりたかったら、
ちょっと雲をつかむような話だけど
やってくださいよ。
いい音色を出したかったら、
「いい音色を出すようにすること」
つまり、
「研究すること」
例えば、
弓をどんな角度で、どんな力で、どんなこすり方で、
肩をどんな動きで、どんな姿勢で、どんな重心で、
手をどんな使い方で、どんな感触で、…
と研究する。
これをやらずに、ただ練習量だけ積んだってダメ、
これを意識せずに、先生の言ったことを聞くだけではダメ。
「ゴースト」っていう映画をご存じですか?
幽霊が人の体に入って、肉体の感覚を得るシーンがありますが、
先生があのように体に入って感覚を教えることはできません。
もちろん先生は方法や言葉を尽くして、
それを伝えようとしますが、
すべては自分だよりです。
自分で模索してつかむしかないのです。
いい音色へと研究を重ねてくださいね。
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