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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2013年05月20日

いい音色のために5

今回も右手の弓について

今回は弓の角度について話したいと思います。


もうここまで聞いたら、何の話か予想つくと思います。

そう、基本中の基本

弓はまっすぐ動かす

具体的に

前後は
体に並行に、っていうのが一般的に言われる

しかし、体を基準にするのは、ダメな場合がある

基準にするのは二胡。

二胡の顔(琴皮)がどっちを向いているか。
つまり、二胡の本体がどんな角度で構えられているか。

これによって体に対する弓の角度が変わる。

見てほしい所は
琴竿と弓毛の間の間隔

弓の端から端まで弾いても、
ここの間隔はずっと変わらない


外弦なら5ミリぐらい、内弦なら3ミリぐらいだろうか。ずっとその間隔を保って運弓する。

だから、足を外に開いている男性なら、二胡の顔が割と前向きなので、弓は体に並行とはならず、弓先にいくほど右斜め前に弾く軌道になるだろう

自分の軌道を探すべきだ

そして、今回言いたいのは
ずっとその軌道上を弓が沿って弾き
前後にぶれないこと

ぶれてたら音に影響する

多くの人は弓先で弾くにつれ手が後ろにひけていき、弓根を弾くにつれ弓先が後ろに押せていく。楕円状の軌道になる。


次は上下だ
これは一般的に地面と並行と言われているが、
地面を基準にしてはいけない場合がある


これも基準は二胡の角度だ

弓毛は弦と直角をなすように弾くのが一番いい

だから、琴竿を体の左側に倒しぎみに構える人は、
弦が縦まっすぐになっていないのだから、
弓先にいくほど斜め上に弾く軌道になるだろう

自分の軌道を探すべきだ

そして、今回言いたいのは
ずっとその軌道上を弓が沿って弾き
上下にぶれないこと

ぶれてたら音に影響する。


多くの人は弓先で弾くにつれ手が後上に上がっていったり、弓根を弾くにつれ弓先が下に下がっていく。

弓は自分の軌道を
前後上下にブレず弾くこと



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Posted by 由紀子 at 23:43Comments(0)二胡上達