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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2024年04月11日

感覚で取るな(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/1GDZz4pmAr0

二胡というのはギターのようにフレット(音程が分かる横棒の線)もないし、ピアノのように一つずつはっきりした位置がある訳でもない。

ポジションチェンジが必要な時、結果的に、「なんとなくこの辺」という感覚になる。

この、「なんとなくこの辺」を何度も練習して的確に捉えられるようにするのだが、

それにしても、あまりにも「なんとなくこの辺」な飛び方をしてはいないだろうか?

その頭の中のメロディになるには、と、音を聞きつつ手を適当に動かしている人が多い。

これではダメ!

感覚で音に飛んではいけない。
頭の中のメロディを追いかけて飛んではいけない。

しっかりロジカルに考えなければいけない。

ロジカルとは、計算してということ。

例えば、今弾いているポジションの小指の位置へ一指が行くように目指すんだな、とか。

二指がハーモニクスの位置にいくように移動だな、とか。

[ちなみにハーモニクスの位置は、前提のロジカルとして、千斤と駒の1/2ないし1/4の位置だという計算はあるものの、
一指でも二指でも三指でも四指でもサッと一発で飛んでいけるように、熟練されていなければいけない。
いちいち開放弦から数えたり、何回も音を出して探さなければいけないようでは、ダメ!]

ちゃんと計算して、ロジカルに位置取りをして、
そしてその計算を頭に置いて飛ぶ、というか冷静に移動することを、何回も繰り返して、
そして最終的に「なんとなくこの辺」が身に付くのです。

この計算と繰り返しなしでは、
永遠に毎回ハズれる「この辺」になるのです。

音だけで「この辺」に飛ぶのではなく、
ロジカルに冷静に移動、ですよ。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 15:50二胡上達