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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2022年05月09日

音に正確にポジションチェンジするための技(動画つき)

動画はこちら
https://youtu.be/lz5_Ar8xXDQ

ポジションチェンジした後、ちゃんと正確な音が弾けない

そのパターンのひとつ
異指ポジションチェンジ

異指ポジションチェンジというのは、
今押さえていた指とポジションチェンジ後の指が違う指であること

例えばG調 外弦3(一指)から6(二指)にとか。

まだ一指からニ指になるぐらいは大丈夫だが、一指から四指になったりするとかだと、どこらへんかつかめず、テキトー飛びになる。

こんな時に、今回の技は有効。

ただ、前提として、
ポジションごとの手の形、指幅などが、
しっかり身についていること。
各ポジションチェンジの下がり具合上がり具合が体にしみついていること。
です。

というか、ポジションチェンジをする以前に、そのポジションの手の形や指幅を体に覚えさせることは、されていなければいけないのですよ。
第ニポジションはこのくらいの指幅でどの指とどの指が全音とか半音とかね。

ポジションチェンジの下がり具合なんかは、今まで音で探していた人は難しいでしょうね。
ポジションチェンジの下がり具合なんかは、虎口の下がり感覚、肘や腕の動き感覚でも身につけて、音がなくても安定して同じ場所に移動できなければいけないのですよ。

さて、本題。
その形状記憶の手の形を使うのです

第一から第ニにポジションチェンジするとします、
そしたら第一ポジションで第ニポジションでその指を押さえた時の状態の手の形を作ってしまいます、
そして移動するのです。

例えば、
G調 3(一指)から1(高音)(四指)にポジションチェンジなら
3を弾き終わったら、手の形をまるで第ニポジションにいるような形に四指を置きます。
つまり3を押さえていた一指は、5の指ですよね、3を押さえたまま、その指を5に見立て、そこから67とあって四指が1ですよね、5と1の指を押さえてそのまま2本いっしょに、手の形をそのままロックしてポジションチェンジです。

この技を使うと、♯や♭などのついた中途半端な音にも正確にポジションチェンジできます。

例えば、G調 3(一指)から♭7(三指)
3を弾き終わったら、手の形をまるで第ニポジションにいるような形に三指を置きます。
つまり3を押さえていた一指は、5の指ですよね、3を押さえたまま、その指を5に見立て、そこから6(二指)があって、それにくっつけて三指が♭7ですよね、5と6と♭7の指を押さえてそのまま3本いっしょに、手の形をそのままロックしてポジションチェンジです。

わかりますか?

これは、第ニポジションから第一ポジションに移動の時も同じです。

例えば、G調 高音1から4
1を弾き終わった後、一指5を3に見立て、一指にニ指をくっつけて4にした形を作る、そしてその手の形のまま2本いっしょに一ポジションへ移動する

この技、全然特殊な技というわけではありません。
これが通常なんです。
できてなくて、テキトー飛びしている方が特殊ですよ。

今後ポジションチェンジの時は手の形、
意識してみて。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 12:50二胡上達