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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2017年09月14日

意味不明?

生徒さんとこんな会話があったのですが、生徒さんは意味不明で、私の言いたい意図を理解できませんでした。
あなたにはわかりますか?

ちょっといじわるな問いかけだったりしたんですけどね。

生徒さんが、
「内弦のソはここなんですけど、外弦の開放弦のソと違う音なんですよ、おかしいんです。」
と、内弦を鳴らして外弦を鳴らして、音が違うことを聞かせて、「ほらね」、と言います。おかしいなぁと首をかしげています。

そして私と生徒さんの会話です。


「その内弦のソがそこだという根拠はなんですか?」

「ここがソだから」

「だから、そこが、その場所が、ソだというのは、何を根拠におっしゃってるんですか?」

「三指のここがファだから。次、その下でソだから。」

「では、そのファがそこだという根拠は何ですか?」

「え?ここがファだから。いつもここがファだから。え?違います?ここファでその下でソですよね?」

「確かに三指のその辺がファでその下がソです、でも、そこがソだという根拠は何ですか?

ではこう言ってみましょう、
ある人はここがファだと言います(極端に指を広げて押さえて見せます)、ある人はここがファだと言います(極端に指を狭めて押さえて見せます)、どう思いますか?」

という会話です。

あなたには、私の意図している意味がわかりますか?

開放弦はチューニングもしているので、確実にソの音に間違いないです。
そのソに内弦のソが合わないのなら、内弦の押さえる位置が違うのに決まってます。
上にズレているのか、下にズレているのか分からないんです、というなら分かりますが、
ここがソなのに合わないんです、
という、ここがソ、という思い込みから脱することができないでいるなら、ずっと直せません。
内弦ソの位置を疑ってないことが問題なのです。

みなさんには伝わりますかね?

その方はその会話中にたまたま正しいソにヒットして、ああ、合ったわ、とそのまま会話を流してしまいました。

ちょいいじわるな私のレッスンの一コマです。

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Posted by 由紀子 at 12:01ひとりごと