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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2017年06月17日

知ってる?そりゃダメさ。

私は自己啓発系が好きで、
よく本を読んだり、動画を見たりする。

だいたい同じことが耳に入ってくる。

これは、前の記事、
ひとつだけあればいい
に関連することだが、

セミナー受けても、
レッスン受けても、
本読んでも、

それ知ってるわ、
と思ってスルーする。

ひとつすら得るものがないと感じる


私もそうしてた。

でも、こんな言葉にハッとした。

あなたがその事を知っていたとしても、またあなたの前にその言葉が提示されたという時は、
自分はそれが出来ているかを自問すべきだ。と。


知っている、と、出来ている、は
違う。

知っている、があなたのところにもう一度来たら、
出来ているか?と確認しよう。  続きを読む
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Posted by 由紀子 at 12:45ひとりごと励まし

2017年06月15日

米寿じゃん

ある所で出会った二胡愛好者
なんと、お年を聞くと87才、
片道に2時間かけてレッスンに通う
そして楽団にも参加していて、近く演奏にでる予定も。

すごいアクティブ!

生徒さん、
中年以上の方はよく
覚えが悪くなって、
手の動きが悪くて、
とおっしゃいます。

そうなってみないとその感覚は分かりませんが。

あなた、
87よりまだお若いあなた、
そんなこと言ってられない、って思いませんか?

上には上が…!

そう、あなたはまだまだいける!
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Posted by 由紀子 at 14:23励まし

2017年06月08日

ひとつだけあればいい

二胡でも、他のセミナーでも、

自分はまだそんなレベルじゃないからとかいう理由で、差し控えていますか?

私が中国語教室の中で思うこと、

全てを理解しなければならないとか、
全てを覚えるようにしなければならないとか、

思ってはいけない。

聞き取れないことがほとんどだったり、
単語やセンテンスがいっぱいで覚えられなかったり、
文法が分からなかったりする。

でも、その日の授業で
ひとつだけ覚えられればいい。

単語ひとつや
言い回しひとつ
それでいい。

それでもう、その日の授業の価値はあったのだ。
授業料分の価値はあったのだ。

二胡だって、
セミナーは難しいかもしれない、
でも、ひとつだけ得るものがあればいい。

それでもう、その価値はあったのだ。
そのセミナー料分の価値はあったのだ。


本を読む。
わけが分からないかもしれない。
おもしろくないかもしれない。

この本を買った価値がないと思える、
この本を読んだ時間がもったいなかったと思える、


でもひとつでも
吸収できたことがあったなら
ひとつでも、少しでも心がゆらっと動いた瞬間があったなら、

それでもう、その本を読んだ価値はあったのだ。
その本代、消費時間の価値はあったのだ。


そう、
全てを吸収すること
全てを理解することが
レッスンの、セミナーの、本の、
価値があったとする基準は
逆に損な思い違いだ。

ひとつだけあればいい。
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Posted by 由紀子 at 11:21ひとりごと

2017年06月03日

初見はしみこむ?

初見って、得意ですか?

(初見ってのは、初めて楽譜を見て曲をとっていくこと。)

みなさん、初見の時は、何らか間違えます。
当たり前っちゃ当たり前です。

そんな初めっからちゃんと弾けないよね〜。


お友達に酵素作りに誘われ、行きました。

そこで、すごい身体に良いという浄水器の話を聞いたんですが、

その水でお米を磨ぐと、やっぱり違うと、美味しいと。
で、ある日、
一番初めに磨ぐ水をうっかり水道水にしてしまって、
2回めからその水で磨ぐと、
もうダメだったと。

初めの水道水の水を覚えてしまって、
いくら2回めから良い水を使って磨ぎ、
良い水で炊いても、
美味しくはなかったと。


二胡の初見。

ま、練習してなんぼのもんですから、同じじゃないかもしれないんですが、

私は米と同じかも、と思うのです。


初見で弓の推し引きがぐちゃぐちゃとか、
指を間違えるとか、

そういうことを間違えながらってのは、水道水効果だと思う。

音程が取れないとか、リズムが把握できない、ってのは、
まだ許せる。
そこは練習していくところ。


でも、弓の方向とか指を間違えるってのは、
ただの不注意。

ゆーーーーっくり 弾けばいいじゃん。

初見のくせに、スラスラ弾かなくていいよ。

ひとつひとつ、
ていねいに、
ゆーっくり、
拾えば、
間違えることは減らせる。
格段に減らせる。


私が言いたいのは、
間違えるな、と言っているのではない。

その心のありよう、
心の態度が
問題だと思うのだ。

まあ初見だから、とかいう言い逃れ
まあ取れるよ、とかいう見栄はり
弾けなければ、とかいう焦り
などなど

何にしたってその速度、
そういう心が入ってる。

超超、そして超、更に超、
ゆっくり
絶対間違わないように、
音を鳴らす前に止まって考える、
頭が分かり、手が分かる。
そしてやっと音。

その心は本当の演奏や
その後の練習態度にも反映されているぞ。

頭が分かり、手が分かる。
そしてやっと音。
これはいつの場合もそうなのだから。

初見だからと
それを心にとめないなら
きっと普段の練習もそう
本番もそう

つまりあなたはそういう人

つまりあなたはいつも、いつまでも、
頭で考えるまえに、手が準備しないまま、弾く人なんだ。


それが初見に表れている。

初見でやることが、今後のくせになる(味がしみこむ)としたら、
もっと気をつけるのではないだろうか?

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Posted by 由紀子 at 09:49ひとりごと