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由紀子
由紀子
安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2016年09月29日

もうこの曲あがりたい?

二胡を指導するにあたって、匙加減が難しいのが、いつこの曲をあがりにするか。

これは人によって変える必要がありますが。

以前、生徒にアンケートをしたことがありました。

一曲をどのくらいまでやりたいですか?という質問で、答えは
しっかり直す所がないところまでという<とことん派>・ある程度弾けるまで<そこそこ派>・さらっと拾えたらよい<おざなり派>・弾けてなくても早めにあがりたい<道楽派>、というような選択肢で選んでもらいました。

ま、おざなり派と道楽派は少数でしたが。
私としては意外だったのですが、しっかり直すところがないところまで、というのに○したり、○しようかなと迷う人が多かったんです。

私は意外で、あれ?一曲でねばって、とことんやっちゃっていいの?って思いました。

皆さんはいかがでしょうか?

私としては気持ち悪い部分を残しつつ、ま、また次の曲で引き続き直していきましょうかね、と、上がっちゃってるんですが。

ホントはね、同じ曲で直していった方がいいのです。
新しい曲になると、またその曲弾けることに必死になっちゃって、クセ直す相場じゃなくなるからね。

でもね、クセ直して、いい感じに美しく弾けるっていうのを上がる基準にすると、
皆さん今は1曲に数ヶ月って単位だと思うけど(大曲は例外ね)、
ちゃんと弾けるのを上がる条件にしたら、何年って単位になるよ、かまへん?って話。1曲を何年もやるの。

どう?

それでね、「何年もやってるけどまともに弾ける曲1曲もな〜い」って言うんだ。

これってグサッとくる。

やっぱり、人前で弾けるぐらいまで、ガッツリとことん1曲をやった方がいいのかって、心の中でとことん派とそこそこ派が戦う。

でもな、でもな、
先生にとことんやってもらうんじゃなくて、自分でとことんやり続けなあかんのではないか?

で、ここでまた人それぞれって話になる。

自分でとことんやる派の人と先生の監視の目から離れた(つまり上がった)途端にその曲弾かない人に分かれる。

先生は、自力とことん派と放置派を見分けて、どの程度で上がるか決めなければいけない。

ちなみにあなたは自力とことん派?放置派?

最悪なのは、そこそこ派の放置派。

そこそこ派の放置派の方は上達しにくい。なんなら上達せえへんでと言い切ろうかな。(ま、もちろんおざなり派や道楽派の放置派は最最悪ですが、まあそういないですから)

前にやった曲なんて忘れて弾けへん、って人、まさにそこそこ派の放置派。

とことん派の人は放置してたとしても一度とことんやってるから忘れない。それにとことん派の人は性格上上がってからも自力とことん派です。

そこそこ派の放置派のあなた!
自力とことん派を目指してください、上達します!
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Posted by 由紀子 at 14:51ひとりごと