2015年08月08日
点を突く表現
同じ事を話しているにもかかわらず、使う言葉とか、単語とか、言い方とか、例えとか、っていうものによって、その人に伝わるか伝わらないかが分かれる。
その人に「目からウロコ」状態にさせることを、ツボに当たると言うことにしよう。
鍼灸では、よく知られたツボ。それは小さく、点である。ちゃんとそこを突かないと効かない。
人と話す時も同じだと思う。ツボに刺さる単語や表現を使わないと、同じ言い方で何回口すっぱく言っても、相手には伝わらない。意味は伝わるかもしれないが、グッと心に入らない。
そのツボ突き単語は人によって違う。
いわゆるグサッとくる単語というのは人によって違うので、
例えば、太っていることをけなされて、デブ、ブタ、トド、ふとっちょ、ぽっちゃり、メタボ、とか言われても大丈夫なのに、体重いくら?って言われるとグサッとくるとか。その人にとって、体重っていう単語がツボに当たるのだ。
レッスン時、なんとか分かってもらい、心の中に浸透してもらうため、言葉を探す。
先生のように真似をして、というのは、難しい。
先生の体の中で何が起こっているのかが説明されないと、見た目をいくら真似たところで、それにはならない。
だから、私はとにかく言葉、単語、言い方を変えて、どうにかツボにヒットするようにしている。
「しっとり」と言ってもダメなら、「丁寧に」、「弓をゆっくり」「歌うように」「はんなり」「しっぽり」「寝そうに」など、思いつく単語をいろいろ変えて表現する。
手の回し込み方を深く、なら、「抱っこするように」「囲んで」「回り込むように」「首のすわらない赤ん坊を抱くように」など。
ある単語や表現がヒットして、ツボに当ったとたん、コツをつかむ。
中国人の先生では、もひとつ分かりにくいというのはこの部分だろう。
圧倒的に単語数が違う。
体の内部で何が起こっているのかは、日本人の先生の説明の方がツボに当たりやすいだろう。
もし先生の表現がヒットしなくて、感覚が分からないなら、自分で違う言い方を探してみてはいかがでしょうか? 続きを読む
その人に「目からウロコ」状態にさせることを、ツボに当たると言うことにしよう。
鍼灸では、よく知られたツボ。それは小さく、点である。ちゃんとそこを突かないと効かない。
人と話す時も同じだと思う。ツボに刺さる単語や表現を使わないと、同じ言い方で何回口すっぱく言っても、相手には伝わらない。意味は伝わるかもしれないが、グッと心に入らない。
そのツボ突き単語は人によって違う。
いわゆるグサッとくる単語というのは人によって違うので、
例えば、太っていることをけなされて、デブ、ブタ、トド、ふとっちょ、ぽっちゃり、メタボ、とか言われても大丈夫なのに、体重いくら?って言われるとグサッとくるとか。その人にとって、体重っていう単語がツボに当たるのだ。
レッスン時、なんとか分かってもらい、心の中に浸透してもらうため、言葉を探す。
先生のように真似をして、というのは、難しい。
先生の体の中で何が起こっているのかが説明されないと、見た目をいくら真似たところで、それにはならない。
だから、私はとにかく言葉、単語、言い方を変えて、どうにかツボにヒットするようにしている。
「しっとり」と言ってもダメなら、「丁寧に」、「弓をゆっくり」「歌うように」「はんなり」「しっぽり」「寝そうに」など、思いつく単語をいろいろ変えて表現する。
手の回し込み方を深く、なら、「抱っこするように」「囲んで」「回り込むように」「首のすわらない赤ん坊を抱くように」など。
ある単語や表現がヒットして、ツボに当ったとたん、コツをつかむ。
中国人の先生では、もひとつ分かりにくいというのはこの部分だろう。
圧倒的に単語数が違う。
体の内部で何が起こっているのかは、日本人の先生の説明の方がツボに当たりやすいだろう。
もし先生の表現がヒットしなくて、感覚が分からないなら、自分で違う言い方を探してみてはいかがでしょうか? 続きを読む