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由紀子
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安岡由紀子
自宅教室(滋賀県近江八幡市)、 ツカモトミュージックアカデミー二胡教室(滋賀県の守山市・近江八幡市・東近江市の八日市と愛知川)にて、 二胡指導しています。 中国語教室(近江八幡市)も開講しています。 くわしくは、ホームページ https://jizi58.wixsite.com/niko
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2012年12月28日

理論→技術→感覚

これはジャー先生との会話です
先生がどんな見解をするか質問しました

私: 塚本楽器の発表会があった中で
ピアノの人が暗譜で弾き始めたんですが、
途中でピタッと止まってしまい
次がどうしても出なくなったんです

そして、すみません、と椅子から立って
楽譜をとってきて前に置き、
また初めから弾き始め、
今度はちゃんと最後まで弾きました

発表会を見た生徒さん達は
のちに口をそろえてこう言いました

「それなら、初めから楽譜を置いて
おけばよかったのにねえ」

私もそう思いました

どう思います?

ジャー: そうだね(笑)

私: でもね、これをどう考えるかなんです

先生は以前、曲の情感を出すために
暗譜して、楽譜を離して弾く方がいいって言いましたよね

じゃ、彼女のように、勇気を持って
離した結果しくじった

ではしくじる覚悟を持って離すか
保険をかけて離さないか

ジャー: 何を語るにしてもこんな共通点があると思う

それは理論→技術→感覚っていう順番

まず理論があって、それをよく学び、理解し
次にそれを身につけていく
これが技術、

そして、理論と技術がつながっていき、
充分に身についたら
感覚で捉えられるようになり、
技術と感覚がつながる

その頃には理論のことは頭に意識しなくなっている
そして感覚で行うように習慣づく頃には
技術のことは意識しなくなっている

私: なるほど、楽器演奏も語学もそうですね

では、彼女は理論や技術がぐらついているのに、
早々と楽譜を離して感覚で弾こうとしたので
ダメだったんですね

ジャー: そういうことだね

私: では音大とか出て、しっかり理論を学んだ経験のある人でないと
暗譜で感覚的に弾くのは無理ってことでしょうか?

ジャー: 確かに、音大出などの人は
2〜3回弾けば、ほぼ暗譜できるくらいになる

私: 調の流れとか、和音の動きなんかで
曲を捉えているからですね

ジャー: そう、ドの次はなぜレなのか
理論的に分かってつなげている

だから分からなくなっても、
ほかの調や和音を崩さない音で
カバーしたり、アレンジしたりできる

曲の流れを分かっているから
次がどう来るか忘れない

私: でも、みんな趣味でやってるんだから
理論なんて知らないよ

ジャー: この世の中には
三只脚的猫(三本足の猫)って言うんだけど
それが多いね

何かが欠けたまま物事を進めていってる
びっこ引きながら不自由にね

私: では、趣味で始めた楽器も
音楽理論(楽典)を学んだ方がいいんですね

そうすれば足元がしっかりするし
暗譜できる

ジャー: そういうこと。
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由紀子教室 :滋賀県近江八幡市自宅
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