いい音色は頭の中がしみチョコ(動画つき)

由紀子

2023年01月26日 14:47

動画はこちら
https://youtu.be/5l7a22M9KYc

またまたいい音色を出すためにどうしたらいいかの話

私は中国語も教えているんです。
高校の選択科目で担当をしています。

で、それぞれ課の最後に、
その課の内容を振り返るプリントを書かせています。

日本語が書いてあるので、中国語を書きましょうというもの。

内容は教科書通りです。教科書の例文や本文とまったく同じ文です。

初めは教科書を見ずに、書いていきましょう、
そして、教科書を見て答え合わせをしましょう。
と言っています。

ちゃんとやる子は、教科書を見ずに、一生懸命考えて書いていき、最後に赤ペンで直したり、わからなかった所を書き込んだりしています。

しかし、とりあえずプリントをこなすだけを目的としている子は、初めから教科書を開いて、そのまま書き写していきます。

この、そのまま書き写している子は、少しも頭を使っていません。

例えば、ただ書き写すにしても、
「あ、聞くところによると、っていうのは听说っていうんだな、で、その後に文章が続いて、他是独生子か、一人っ子は独生子、なんて読むんだ?ドゥションズか…」
なんて思いながら書くなら、まだ頭を使っていて、頭の中に浸透している。

しかし、頭を使わずただただ文字をそのまま書き写ししているのでは、頭に何も浸透しない、時間と労力の無駄だ。

しみチョコって知ってますか?
すみません、全然違う話で。


クッキー生地のようなものにチョコが中の気泡にまで染み渡ってからめてあるお菓子です。

上辺だけにチョコがかかっているのではないのです。

いい音色の話に戻ってきますと、

いい音色というのは、毎音、毎秒、
ずっといい音色の事を頭に置いて弾くことを、続けていく必要があります。

弾いている時、楽譜読みに必死になっていませんか?
運指の事、運弓の事、音程の事、リズムの事、
考えなければいけない事はたくさんです。

ただ書き写すだけ

つまり、何も(音色の事を)考えずに、
楽譜に必死になっているなら、
時に音色良くならないかなぁなんて思っている程度では、
音色は良くなりません。

ちゃんと考えて書くこと、
書き写す時は、書きながら(音色に)思いを巡らせなければいけないのです。

しみチョコのように、
うわべだけにチョコをかけてもダメで、
染み込ませなければいけないのです、
ずっと頭の中に音色のことを染み込ませる。

書き写しとしみチョコの例、
伝わったでしょうか?

いい音色になりたかったら、
弾いている最中、毎音毎秒、
ずーーーっと音色良く弾こうと
考えてないといけないって事です。
気泡ひとつひとつにまで染み渡らせる。

これでいい音色を作り慣れたら、
無意識でもできるようになる

そう、何を弾いても、いつ弾いても、
いい音色で弾けます
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