装飾音練習法〜弓使い(動画つき)

由紀子

2022年12月09日 16:01

動画はこちら
https://youtu.be/oVO1RKydKpE

装飾音というのはいろいろありますが、
今回は音符の前についているタイプについてです。
これの、弓が足りなくなる問題について、
どのように練習したら良いか。

例えば、音が付いてるこれ


前に装飾音がついた後、長ーく伸ばさなければいけないのに、弓が足りなくなる。

なぜ弓が足りないかというと、
原因①ズバリ、装飾音のせい。
装飾音の間にやたら弓を使っているからです。

それから原因②前の音で弓を端まで持っていっていない。

長ーい音なんですから、もちろん弓がたくさん要ります、まして装飾音が付いたら余計です。
なのに弓を端まで持っていってないなら、当たり前に弓が足りなくなる。

ということで、練習法を説明しますが、
コツは、焦らない事。
順を追って、一手順を何回も繰り返す事!
もう一回言います、
一つの手順を何回も何回もやってから、次へいくこと!はやばやと全部を弾こうとしない!

これの練習は、
まず
1.装飾音の部分だけ練習します。
弓のどっちから始まるのか確定したら、
弓の端から10センチ以内で、
装飾音の部分だけ弾く練習をします。
とにかく弓を使わない練習をしてください。

装飾音部分が10センチ以内でできるようになったら、

2.前の弓の音を、弓の端まで持っていくように弾き、さっきの1をやります。
前の音の弓の速度につられて、装飾音の時に弓を使わないように。あくまで10センチ以内です。
まだ、10センチのところで弓を止めてくださいよ!

これも何回もやって、問題なくできるようになったら、

3.後の長ーい部分をゆっくり伸ばすのをつけて練習です。


例えば、こんな
装飾音がたくさんのやつも同じ要領です。


ただ、これは、
装飾音部分が内弦から外弦になったりしているので、
もう一段階加えます。
装飾音を10センチ弾く練習の時、二段階に分けます。
まず5センチで内弦部分のみを練習、
次に5センチで外弦部分のみを練習、
そして10センチで全ての装飾音部分を練習、
という具合にします。

必ず、装飾音部分を10センチ以内で。
そうです、こんなにたくさんついていてもです。

練習は焦ってはいけません、
必ず段階を着実に踏んでくださいよ。
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